素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

安倍ちゃん、うまくトンズラしたつもりかもしれないが・・・。


     
     加計学園疑惑はいよいよ核心に近づきつつある。
     前川喜平前事務次官が週刊文春で告発、記者会見で述べたことは大筋、事実だと
    思う。なぜかというと官邸サイドが必死だもの。前川氏の人格攻撃までしちゃって。
     読売新聞に前川氏が出会い系バーなるものに出入りしていたと記事になったが、これ
    も官邸の意向で否応なく書いたものだとの読売記者の憤慨がもう漏れてきてしまった。

     前川氏の主張どおり「総理のご意向文書」は本物で「赤信号を青信号にしろ」と迫れ、
    「これまで強い言葉はこれまで見たことがなかった。プレッシャーを感じなかったと言え
    ばそれは嘘になります」だったのだろう。~ 出典 週刊文春 ~

     具体的は52年ぶりの獣医学部新設にあたって日本再興戦略(改定2015)で定めら
    れた4要件に加計学園が運営する岡山理科大学獣医学部が合致しないにも拘わらず
    無理筋を官邸(内閣府)に押し切られたということだ。 


加計 前川


     
     前川氏は国会の証人喚問にも応じる構えだ。
     政府、自民党は今のところ証人喚問には及び腰だが、彼らの立場に立てば、証人喚
    問した方が得策かもしれない。前川前事務次官が何を言っても審議官等現役の文科省
    官僚がことごとく否定すれば前川証言の信憑性が揺らぐからだ。
     出世がかかっているのだから現役の官僚たちが本当のこと言えるわけないよな~。
     表向きでは証人喚問に否定的でも裏では今頃、関係する現役官僚たちに口裏合わせ
    するように工作していたりして。
     そこで以前も述べた官僚たちへの恩赦が肝要だ。
     (参考 森友学園問題!官僚たちに恩赦を!
     もういちど述べよう。

      官僚たちが徹底的にしら切ったらどうにもならないかもしれない。
      そこでベンさん曰くの「真実和解委員会」とか「司法取引」とか言いたいところだ
      が・・・、
      これらは日本には馴染まない。
      再来年、皇太子殿下が即位されて天皇になる際の恩赦を前提に捜査したらどうか。
      すなわち、「今、真実を告白すれば一端は罪に問われるが、恩赦で無罪放免、今後
      の出世にも一切響かない」と裏取引のうえ捜査に協力させればいいのだ。                                       
      そんな荒唐無稽なと思われるかもしれないが、皇太子殿下は日本の浄化に意欲をお
      持ちと聞きます。この捜査に協力するしないは新天皇のご意思に沿うか否かというこ
      とだと説き伏せれば「落ちる」のではないか。

     より現実的な視点に戻ると、官僚たちが口裏合わせて一件落着となるのは司直がこの
    疑惑に捜査のメスを入れないとした場合だけだ。捜査対象となり口裏合わせがウソだと
    ばれれば偽証罪になりもっと官僚たちのダメージは大きくなる。   
     
     この疑惑とは別件だが、共謀罪に関して国連特別報告者のジョセフ・カナタチ氏が懸
    念を表明して、これに対して菅官房長官が再度、反論した。カナタチ氏は反論に怒り心
    頭とか言われる。さらに別の国連特別報告者、デービッド・ケイ氏は日本政府に「政府・
    与党による報道関係者への圧力」があると指摘した。
     これを官邸、日本人は軽く考えているかもしれないが、案外、“ 虎の尾 ” を踏んじゃっ
    たんじゃないかと思います。日本では人権、プライバシー、知る権利等は何となく授かっ
    たものと考えているかもしれないが、世界的にはマグナカルタ以来の権力者との闘争の
    歴史があるから日本で考えているより重いものだ。
     これらを無視することは歴史修正主義ならぬ歴史無視主義だ。

     共謀罪を可決させる安倍内閣は歴史修正主義を通り越していよいよ危険は存在だと
    彼らはもう認識しているだろう。こんな危険な内閣は早く倒すべきと考えていても不思議
    はない。

     安倍首相はG7へ外遊に出かけ、うまくトンズラしたつもりだろうが、共謀罪可決させよ
    うとする首相はG7でどんな態度で接しられるのだろうか?
     (もちろん、頭取りと集合写真だけ映すTVではいつもと変わりないだろうが)
     
    私は帰国後、安倍首相を待っているのは針のむしろだと思う。


  




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政治 | コメント:0 |

「日本は民主主義国家でないから共謀罪が罷り通る 」 と彼なら言ったろう。



    
    本日(23日)にも共謀罪が衆議院を通過する見込みだ。
    委員会採決の時も野党はアリバイ程度の抵抗・反対をしているように見えた。
    安保法制の時、大立ち回りした野党議員の姿は見当たらず目立つのは山尾志桜里議
   員くらいじゃないか。
    私よりもっとふがいないと怒っておられる人がいる、またもやコール&レスポンス、平野
   貞夫氏だ。

     「民進党をはじめ、今の野党は頭デッカチの優等生ばかり。国会審議を法定
      のような“ かしこまった席 ” と勘違いしていますが、国会は知力と胆力を
      争う場です。議事法規も戦時国際法に近い。いわば “ 何でもアリ ” の世界。
      例えば国会法は侮辱発言を禁じています。安倍首相の 『 読売新聞を熟読
      して 』 答弁だって、質問した議員が 『 侮辱された 』 と思えば即座に議長
      に懲罰を申し立てればいい。森友学園疑惑でも 『 政府が関係資料を出して
      こない 』 と泣言う前に 『 出すまで審議に応じない 』 と国会止めたらいい。
      今の野党には審議拒否へのアレルギーがあるようですが、そこまでしなけれ
      ば国民は振り向いてくれません。国会で野党が大暴れしてこそ、政権批判の
      機運が初めて盛り上がるのです」

                           ~ 日刊ゲンダイ 5月23日 ~
   


     国民の中には共謀罪が本当に「テロ等準備罪」だと思っている人が意外と多いのかも
    しれない。だからこそ、某お笑いタレントが「テロ防止のためなら 『共謀罪 』賛成」といっ
    ても批判どころか注目が集まるのだ。これに関しても平野氏はズバリ言っている。

      「共謀罪は戦争国家づくりの総仕上げ。戦時体制の構築には特定秘密保護法、
       や安保体制など “ ハードウェア ” だけでは足らない。国家の意思に抵抗し、
       賛同しない国民を恫喝して拘束する “ ソフトウェア ” が必要なのです。戦時
       国家の完成が目前に迫り、今、本当に 『 共謀 』 しているのは誰か。
       最近の首相の言動は、国民と憲法と民主主義に対するテロ行為です。
       野党は政権批判をためらう理由はない(後略)」

                                ~ 引用 同上 ~


     今やバブルすら知らない、わからない世代、円高株高などあり得ないという世代が増
    えていることから共謀罪 ⇒治安維持法なんて考えられない、それは左翼の世迷言と笑
    う人がいるから日本維新の会、丸山穂高議員のようなドヤ顔する輩が現れるのだろう。
     もっとベタに言えば戦争を知らない世代だらけになったということだ。
     (かく言う私も戦後生まれでもちろん戦争を知らない。でも、仕事仲間 K とよく言いあ
      うのだが、「我々は街角で乞食のように物乞いする傷痍軍人をギリギリ知っている
      世代」であります。)

     それでは最も戦争を知る人物だったら共謀罪について何と言うでしょう。
     彼なら 「 日本は民主主義国家でないから共謀罪が罷り通る」と言ったでしょう。
     彼とは誰か?
     石原莞爾です。石原莞爾は関東軍作戦参謀で、わずか1万数千の軍で張 学良率い
    る23万の軍隊を打ち破り満州国建国を成し遂げた人物です。
     東京裁判酒田法廷に出廷する前、米国記者に「日本の敗因は何か?」と問われてこ
    う答えている。

      「日本の真の敗因は、民主主義でなかったことだ。特高警察と憲兵隊の
       おかげで、国民はいつも怯えていた。しかしこれらの警察力が、今除去
       されたということが、ただちに日本の民主化を意味するものではない。
       が秘密警察が破壊された以上、マッカーサーは日本人の手で追放を行
       わせるべきである。総指令部のやり方を見ていると、どうも信用できない
       人たちの情報に頼っている、というのが現状だ。
       新聞関係のあなた方などが総司令部が真実を知りうるように、大いに助
       力されるころを、私はお勧めする」

        ~ 早瀬利之 著 「石原莞爾 マッカーサーが一番恐れた日本人」~
 

    現在の日本が民主主義国家ではないとしたら反論も多いだろう。
    でも、日本の戦後民主主義が民主主義でないことが平成の世の政界を見ていると、いよ
   いよ明きからになりつつあると思う。天皇制である限り、民主主義とは相いれないのだが、
   二大政党制すら根付かないのだから、やはり日本は民主主義国家ではないのではない
   か。与党の強硬採決にしても、民意を反映した選挙で多数を占めた与党による採決なの
   で民主主義ではないかと与党はいいたいのだろうが、その選挙そのものが公正に行われ
   ているかどうか怪しいのだからね。

    何故、日本が民主主義国家でないのか本格的に論じたら長大になることから別の機会
   に譲るが、石原莞爾は「(戦前の)日本は民主主義国家ではなく、特高警察が幅を利か
   せて国民(学者、知識人も)は怯え、もの言えなくなったから日本(軍部)は道を誤った」と
   言いたかったのだろう。

    「俺を戦犯にしろ!何故、俺を戦犯にしないんだ!」と言い張った男、石原莞爾。
    満州事変の当事者、戦争起こした張本人の一人、石原莞爾。 

    彼の言葉は、いまだに民主主義国家でない平成の日本にずしりと響く。






   
   

 
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植草一秀氏の学習会 種子法廃止の研究

    



    北朝鮮、憲法改正、共謀罪、森友学園・加計学園問題と世間の耳目が集まった事案の
   陰でこそっそりと水道法が改正され、種子法が廃止となった。水道法なら少しは見当が
   つくが種子法はおよそ不案内であったが、植草一秀氏が学習会を開催するというので
   参加した。


    植草一秀 全体
      共謀罪も俎上にあがっていたが、時間の都合で次回とされた。

     講演に先立ち、議場に駆けつけた玉城デニー議員、初鹿明博議員、森ゆうこ議員、
    福島伸亮議員等あいさつがあったが何といっても迫力だったのは、平野貞夫元議員
    であった。


    平野貞夫
     長妻昭議員の質問に安倍首相が「詳しくは読売新聞を読んでください」と答えたこと
    に激怒して「あれは長妻議員、国会への侮辱ですよ!全員議場から退場しなきゃダ
    メだ!」と喝を入れていた。


    植草 講演

     植草一秀氏の基調講演は、まず、安倍政治の「真・三本の矢」は戦争、弾圧、搾取
    だと看破することから始まった。グローバリズムに対する英、米、仏の反グローバリズ
    ム運動を紹介しながら、こう分析したのは炯眼だった。

     グローバリズムが低賃金労働力の国境間移動を常に促進するため、
     反グローバリリズム運動は

      ① 社会民主主義政策を求める運動
      ② 排外主義・差別主義
     
     に分断される。
     これがグローバリズム勢力の狙いでもある。


 
     森友学園問題等にふれながら、TPPの本質に迫りつつ条約(TPP)の完遂のため
    には国内法も変えられていくという視点から種子法廃止の講演者、山田正彦・元農水
    大臣へとバトンタッチされる。

     山田正彦
                         山田 正彦氏      


     種子法1
   
      まずは、種子法の意義が語られる。コメの品種300種が数種に絞られた
      ら日本酒に欠かせない山田錦の原種「雄町」などはなくなるんでしょうな。
      農家は民間企業(穀物メジャー系列)から毎年、毎年F1種(一代限りの種)
      を買わなければならなくなり、種籾の価格がやがて5~10倍になるだろう
      と説明された。何かアメリカの「食品安全近代化法」思い出しますね。
      (これについては後述します。)


     種子法2
      大事なところなどの採録しましょう。
      「農業競争力強化支援法8条4項により、これまで日本が蓄積してきた
       コメ等の原種、原原種、優良施設の知見と施設をすべて民間に積極
       譲渡することになっている」 ~ 何だこりゃ!ですね~
                ↓
      「日本のコメ農家が米国モンサント等へ特許料を支払うことになるおそれが」

     第一次安倍内閣の時、農水相は「鬼門」とか言われスキャンダルで次から次へと大臣
    が変わっていった。当時、私は日本の農業に外資農業法人が入ってくるにあたって強硬
    な農水族を今のうちに排除しようとしているとどこかで述べたが、私の想像をはるかに超
    えた事態が今から起こりつつあるということだ。
     「いずれ日本も遺伝子組み換えコメを作付するようになる」と山田氏は説明しながら次
    の画面の説明に入る。


     種子法3

     「あら!そうなの」と思わず言ってしまう程、意外であります。
     アメリカなど食品安全近代化法でもうモンサントの軍門に下ったと思っていたのです
    が・・・・・・・。
     世界中で反モンサント旋風が吹き荒れていましたからね。
      
     以前、TPPについて取り上げた時、TPPと食品安全近代化法はセットである旨、記事
    にした。今回の種子法廃止はTPPに対応する国内法の整備であるが、いまだ日本は
    TPPを諦めていないからね。だからこんな食品安全近代化法もどきの法整備するのだ。
     もう一度はっておこう。

     

      〔食品安全近代化法〕・・・4分50秒過ぎ

      一番大きな問題は農家が在来種の種子を採取し、保存し種まきしてはいけない
      という条項がある。
      
      これにより遺伝子組み換えのF1種の種子を毎年、種種業者から買わなければ
      ならない。


      〔日本では遺伝子組み換えトウモロコシ承認〕・・・7分20秒前後
 
      農薬に耐性のある雑草を退治する除草剤でも平気な遺伝子組み換えトウモロ
      コシは米国では承認されなかった。
      日本では昨年12月5日、承認され食用、飼料用に認可された。

   
      〔ISD条項とのリンク〕

      「遺伝子組み換え大豆不使用」の表示をしてはいけない。



     当時(2013年)の懸念は決して杞憂でなかったことが、これらの法整備でもう明
    らかではないか!
     米国抜きのTPPとか言っている官僚たちはまだ分からないのかね~!?
     政権(トランプ)に変わっただけで、世界の流れは変えられないからいいのだと思っ
    ているのでしょう。そうだろうか?
     ロシアはGMO辞めるそうだし、フランスにはジョゼ・ボヴェがいるし、世界でモンサ
    ントは嫌われものですよ。例によって日本だけが周回遅れなのでは?

     種子法4


     「農業補償などダメだ!競争だ!競争だ!」と例によって“ 競争教 ” の信者は言
    いますが、どうも違うみたいですよ、山田氏は説く、
     
     「農業競争力支援法で農業は弱体化への道をたどる」と。


     種子法5


     種子法廃止(農業)で国内のグローバリスト官僚・企業・知識人がくっきりとあぶり
    出されるでしょう。

     種子法廃止(農業)についいては今後ももっと研究し注視していきます。





   〔関連記事〕

    敢えて「農業 」 からTPPを検証する。

    何故か日本では無視される反モンサント活動 前編

    何故か日本では無視される反モンサント活動 中編
  
    何故か日本では無視される反モンサント活動 後編

    ノルウェーはそんな呑気な国じゃない!?








農業 | コメント:0 |

東北紀行 VOL .4

  

 

 
   〔ジャズ喫茶編〕

     一関に逗留したのは、有名なジャズ喫茶へ行くためであった。
     観光、自然を愛でるのとは別の趣きがこれらにはあるのだ。


     【RYOYCE】

     ROYCEと銘打たれているが、正確にはお店じゃない。
     酒屋さんが趣味で自分のオーデイオルーム開放してるといった方がよい。

    ROYCE 1

    ROYCE 2


     タンノイでJAZZ聞くというコンセプトは都内にもあるが、こちらの方が古いだろう。
     で~んとロイヤルウエストミンスターが両サイドの鎮座してその内側にレキュタンギュラ
     ーヨークが起立する。
     プリアンプはマランツ#7、これも都内の店と同じだ。

     ここで私は#7に関してやや意地悪な質問をする。
     「ECC83(=球の種類のこと)はテレフンケンですか?
     バンブルビー(=コンデンサーのこと)使ってますか?」
     「ええ、うちは全てテレフンケン、バンブルビーでもういつ壊れてもおかしくない状態な
     んですよ」

     全くオリジナルの状態の#7はなかなかないだろう。
     パワーアンプのメーカーは忘れたが、球はKT88。
     しかも茶ベースのKT88じゃないか~!
     茶ベースは初期型でネットで高額取引されている。
     玉(真空菅)は切れかけが一番いいというが、いつ壊れてもおかしくない状態の#7
     で聞くデイブ・ブルーベック、マイルス等は確かに素晴らしかったが、一番はカラヤン
     指揮のロンドン・フィルだった。

     「ベイシーへは行かないのですか?」
     「ええ、昨日行って、今日これからまた行きます」
     「一関だけでもベイシーと全く同じシステム組んでいる人が二人いる。ところが、これ
     が全然面白くないんだね。無味乾燥でさ~。それでも『いい音だろ?』って言うんだよ
     ね(苦笑い)」

     ベイシーはシステムだけでどうのこうの言ってもダメだと思う。よく指摘されるように蔵
     にシステム置いたからいいのだと思う。コンクリートと違って漆喰は音跳ね返すだけ
     じゃなくて少しは吸うと思う。
     2階は音抜けのため空けてあるというから独特の響きなんだよね。プロミュージシャン
     はいろんなところでやっているから響きには敏感だと思う。だから彼らは何度もライブ
     に来るのだ。
     いくら菅原さんに惹かれようとロクでもない音だったらこないもの。




     【 BASI E 】

     やってきました、ベイシー。
     高校の頃から名前と菅原さんは知っているのに出不精の私は50歳を過ぎて初めて行
     きました。

     ベイシー 1


     2日連続で行きましたが、ここはROYCEとは違い、昔ながらのジャズ喫茶、話してはい
     けませんモード、それでも2日目には「写真撮っていいですか」というはずだったのだ
     が、そう出来ずにビビってしまった。

     肝心の音の方ですが、これは素晴らしいとしか言いようがない。
     文句のつけようがない。初日は最後列で聞いたが、ここで聞くとややきつめBGM、2
     日目の真ん中あたりで聞くといわゆるジャズ喫茶の音。でも、これがそんじゅそこいら
     の音じゃない。レコードの再生音としてまろやかなのだが、同時の各楽器が生きてい
     る。音楽であるのと同時に楽器が立っている。


          ベイシー 3


     店内の野口久光氏の画集をぺらぺらめくっていると・・・・。
     (オイ、新参者、俺はドラマーなんだぜ、知っているか) ~ 以下、( )内は私の妄想 ~
     といわんばかりにロイ・ヘインズがかかる。
     こんなドラムは聞いたことがない。転がるピアノというはあるが太鼓が転がっている、歌
     っている。

     マスター、菅原正二氏は早大ハイソ(ハイソサエティーオーケストラ)が学生なのにはじ
     めてモントルー・ジャズフェスティバル行ってた時のドラマー兼バンマスだ。
     ハイソの隣の部室のモダンジャズ研でへなちょこトランペット吹いていたのがタモリさん
     だ。
     タモリさんが言われたという有名なフレーズ、
      「マイルスのパツラ(トランペット)は泣いているが、お前のパツラ(トランペット)は笑っ
      ている」
     は菅原さんがタモリさんに言ったセリフだ。
     「ヨルタモリ」のジャズ喫茶経営、吉原さんのモデルは菅原さんだ。
     文化系でもビッグバンドともなると1年違えば「王様」と「奴隷」。
     しかも、モントルーに出たバンマスとへなちょこトランペッターでは雲泥の差。
     そういうわけでタモリさんはどんなに有名になっても一生、菅原さんに頭が上がら
     ない。
     2006年のJBLの新作、DD66000の発表会にも菅原さんが講演する際、「そう
     いうわけだから森田、来てくれんね」とお願いのような先輩の命令によりタモリさん
     はノーギャラでゲスト出演した。

     JBLのみならずLINNの社長もイギリス(スコットランド)から感謝と視察でやってきた。
     LINNのLP12というプレイヤーがこんなに日本で売れるのは、菅原さんがベイシーで
     使っているからと言っても過言ではないだろう。

     ジャズミュージシャンももちろん多数やってきてLIVEやっただよね。
     Elvin Jones Jazz Machine with  Freddie Hubbard  
     なんて貼ってあった。
     エルビン・ジョーンズは来日する際、東京よりもまず、一関のベイシーでやったという
     からね。
     もちろん、カウントベイシーも何度か来ている。

     蔵を改造した壁には訪れた多くの著名人のサインが書かれていた。
     桃井かおりさんは81年と86年にやってきたんだ。
     榎木孝明さんとか高平哲郎さんとか、そうそう正蔵になる前のこぶ平にサインも
     あった。
     タモリさんは2012年、つまり震災後にも来ているだよね。
     店内にはこのポスターが貼ってあった。


         タモリ ジャズ


     2日目、女性店員は私は憶えていて「あら、また来たわね」という対応だった。
     前日、車の中に財布を忘れ大騒ぎしたから印象には残っていたのだろう。
     この日は、私がコルトレーンの中で2、3番目に好きな「クレッセント」をかけて
     くれた。ウチで聞いてもいいが、これはホント良かった。
     その前の店で長居してしまって山奥の宿の夕食の時間に帰らなくてはならない。
     あんまり時間がなくなってしまった。

     昨日の今日だから、さぞもう少し居ると店員は思ったのだろう、コーヒーを飲み干
     すと「(車だから)ジュースでも持ってきましょうか?」と尋ねたが、「すいません、
     宿に帰らないとまた怒られるので」と私が行った頃には次の曲が既にかかっていた。

     (おい!新参者!ベイシー来たんだからベイシー聞いて行きな)と言わんばかりに。
     「オーバーシーズ」で強圧的ともいえるエルビン・ジョーンズのドラムでトミー・フラナ
     ガンを前ノリでぐんぐんと引っ張っていくみたいに菅原さんは私の行動予定を見切っ
     た如くの前ノリでカウント・ベイシーをかけたような気がした。

                                         (了)







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妄想劇場 「 亡霊と生霊たちの饗宴 」

    



    東芝が事実上、決算を延期して今期の9,500億円の最終赤字になる旨報道された。 
    監査法人の意見表明を得ないまま公表に踏み切るという異例の事態だ。
    一体、何回目の延期だ?本来ならもう上場廃止ではないのか?
    原発事業をやっていることから潰すわけにもいかず、国がなんとかしてくれる?
    ドル箱の半導体事業を売却して再建したいようだが、共同運営してきたウエスタンデジタ
   ルが売却に難色を示しているそうだ。結局、東芝の優良部門はバラ売りされてしまうの
   ではないか?

    そもそも東芝がウエスチィングハウス買収にする時の実行部隊長が東芝のドンと言われ
   る西室泰三だ。西室は斎藤次郎社長を押しのけ日本郵政の社長におさまると、オーストラ
   リアの物流会社トール社の買収にも手を出したが、これまた大失敗で、4000億円以上の
   減損を計上しなければならず、17年3月期、日本郵政は約400億円の赤字となる見通し
   だ。会社にこれほどの損失を及ぼしておきながらどうも誰も彼の責任を問う気配がない。
    西室という男は疫病神のような奴かいな、それとも・・・・。
    「それとも」に続くフレーズは、西室はわざとババ掴んで会社に損失を与えたか、というこ
   とです。その結果、東芝がバラ売りされるまでが一連のスキームだ。
    バブルの時、三菱地所がロックフェラーセンターを「Japan as No1でございます」と乗せ
   られ買収した(高値で売り抜けられた)挙句、バブル崩壊で安値で買い戻されたことを思
   い出す。「絵書いている」のは誰だ?
    副島隆彦氏によると、デイヴィッド・ロックフェラー直属の家来の筆頭は、この西室という
   男だそうだ。この言説を目にしたのは3年以上前のことだが、どうも副島氏の言説が正し
   かったと判明しつつあるようだ。そう結論づけるのは早計か。でも、東芝の監査法人、PW
   Cは300人委員会系だからね、どうも匂うんですよ、やっぱり、東芝ははめられたんだと
   思う。
    そうだとすると、西室が日本郵政の社長になったのも当初より、トール社のようなババ
   会社買収することが目的だったんじゃないかと勘繰りたくなります。
    今のところ、真相はわからないが・・・・。
    
    日本郵政が今度は野村不動産HDを買収するそうだが、これも一線から退き病気療養
   中の西室の意向が反映されているとか。野村不動産HDなら間違いないようだが、なぜ、
   彼にみんなそんなにつき従うのか?それは西室の背後にデイビット・ロックフェラーを見
   るからだろう。でもね、デイヴィッド・ロックフェラーはもう死んだのだ。そればかりかロック
   フェラー家は凋落。それでも、多くの人が亡霊の陰に怯えているのだ。

 
    
     さて、トランプがコミーFBI長官を解任した件はすでにふれたが、日本のみならず世界
    中で「トランプけしからん」の論調が強いが、副島氏が改めてこの解任劇の正当性を念
    押ししている。

      トランプの5月2日のツウイッターは、 「 ヒラリー・クリントンにとってコーミー
      長官ほどありがたい存在はないだろう。悪いことをたくさんやったのに、無罪
      放免にしてくれたんだから!」とある。

      なぜ、ジェイムズ・コーミーJames Comey FBI長官のクビを、トランプが切ったか。
      それは、この横着者(おうちゃくもの)の、ボナパルティズムの馬鹿野郎を含めて、
      誰も、ヒラリー・クリントンを、どうして、捜査当局である、FBIは、しっかりと調査を
      続けて、そして、彼女を逮捕、起訴して裁判に掛けないのか。の一点だ。

      これからは、米司法(しほう))省のジェフ・セッションズ司法長官(米では、最高
      検察庁の長官 も兼ねる)が、脅えないで、もっと、前面に出て、証拠に基づいて、
      ヒラリー逮捕に向かうべきだ。

      FBIの中には、「なぜ、上の方は、今も、ヒラリー派ばっかりなのか」という不満の
      怒りが渦巻いている。

      このヒラリー逮捕、裁判、投獄の 重要な仕事を、無理やり上から押え付けて、
      FBIの真面目な捜査官(たたき上げの朴訥な警察官たち)が、たくさん明らかに
      している証拠をもとに、やらないのか、というトランプ大統領の当然の、自然な、
      怒りの行動だ。

      BBCは、イギリスの放送局なのに、やっぱり、世界「反トランプ」同盟で、トランプ
      の悪口ばっかり言っている。 「ロシアが、アメリカの大統領選挙に、サイバー攻
      撃なので介入していた。 トランプ政権は、ロシア(のプーチン)と違法なつながり
      をしている」という、ことばっかりを言っている。それなのに、上記のBBCの動画
      では、はっきりと、ヒラリー・クリントン問題こそは、アメリカ政治が片付けなけれ
      ばいけない問題なのだと、描いている。

      なぜ、今のまま、ヒラリーを、もう3ヶ月も自由に泳がせているのか。どうして、
      彼女を犯罪捜査機関(ラー・エンフォースメント・オフィーサーズ)が、捕まえるこ
      とが出来なのか。このことのおかしさ(奇妙さ)を、皆で、本気で考えるべきなのだ。

      これは、大きな政治勢力間(かん)の、ぶつかり合い、闘いであるから、ヒラリー
      勢力(グローバリスト、地球支配勢力。大きな戦争をしたがっている者たち)の抵抗
      が激しくて、それで、がっぷり4つで闘っているから、前に進まないのだ、と言うこと
      ができる。

                         ~ 副島隆彦 重たい掲示版 2136 ~


     「ヒラリー勢力」となっているが、サバタイ派と呼んでも、軍産としても大筋間違いではあ
    るまい。彼らがあくまで抵抗してることは想像に難くないが、そればかりかヒラリーが取り
    ついているのではないか?ヒラリーは死んだ(暗殺)された、生きているのか定かではな
    いが、生きているとしたら生霊となって政治家、メディアに影響を及ぼしているのだ。


     米国のことより日本のことの方が重要だ。
     これについても副島氏はふれている。

       みんな分かっているのに、日本人も何も言え得ない。
       ただニューズ番組を見ているだけだ。それは、森友(もりとも)学園事件で、
       あれほどに、安倍晋三と、奥さんの昭恵、そして、稲田朋美(いなだともみ)
       防衛相の3人が、奇っ怪な宗教団体に入っている、おかしな人間たちであり、
       犯罪者たちなのだと、分かってきたのに。 

       森友学園事件で、私、副島隆彦だけが、「安倍晋三は、財務省その他の役
       所からの、補助金の中から、4億円を、自分の懐に入れた」と書いたのに、
       誰も、何も、私の書いたことに何も言わない。「ホントですか-?」も言わない。
       みんな何も言わない。コワイからだ。 

       百万円、百万円の寄付金、という馬鹿みたいな、話の方に、すり替えられて、
       そっちを、ぽかーんと口を開けて、見ている。

                             ~ 引用 同上 ~


     安倍ちゃんは多臓器不全で満身創痍だそうだ。
     そのため焦っているのか、自民党憲法改正案すら無視して勝手に9条に第3項をつけ
    足して「2020年までに憲法改正する」と安倍ちゃん応援団の日本会議の前でぶち上
    げた。これには国民よりも当の自民党が一番、当惑しているそうだ。
     朝日新聞の世論調査によると、「2020年の(新憲法)施行をめざすべき」は13%に
    とどまるという。憲法改正してもいいが、自民党案にすべきじゃないし、さらに安倍ちゃん
    の都合に合わせる必要はない。
     憲法改正しかり、法務大臣がまともに答弁できないのに成立をいそぐ共謀罪しかり、
    安倍首相は暴走機関車になってしまいました。
     以前、事情通H氏と話した際、「スピリチャルの人が言うには『今の安倍首相には岸
    信介がとりついている 』 んだってよ」と彼は言い放った。
     いよいよ岸 信介の亡霊は現首相と一体化したのか。
     岸 信介はもっと賢いと思うけどな~(苦笑い)。

     いずれにせよあの世よりこの世が大事だ。
     「今だけ、私だけ、ここだけ」よりも未来が大事だ。
     今、自民党には安倍暴走機関車を止める政治家はいないのか。
     それよりももうポスト安倍を睨んで水面下の活動が活発化してきている。
     「大宏池会」構想はとん挫したが、麻生派が谷垣グループ、山東派と合流して総数60
    人で自民党第2派閥となるようだ。
     当然、旧田中派も大連合するのだろう。

     派閥政治は復活するか。
     いろいろ批判された派閥政治だか、総裁派閥一強よりはだいぶましだと思う。



           旧田中派 ポスト
            もちろん、「田中角栄 本」ブームはこのためにあった
            のだ。石原慎太郎は自分の息子をサバイバルさせる
            ため角栄本 「 天才 」 を書いた。
               








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