素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

映画 「 スノーデン 」 vs B層(マスゴミ) 後編

 

      本作では架空の上司・オブライアンのセリフについて一切考察されていない。
      このセリフについて考察することは機微にふれることであるのだから。
      ここは観客にスルーしてもらはないといけない。凡百な映画評論家もここはスルーす
     るのだが、あろうことかあそこが事実と違うとあげつらうのは幼稚以外の何ものでもな
     い。よかろう事実誤認に満ちた映画とするなら、監督オリバー・ストーンはスノーデンに
     ついて読み誤っている、若しくは騙されているということなる。さらにここに描かれるス
     ノーデンが悪役でなく英雄として描かれているのがけしからんと言うに等しい。
        
      スノーデンが「売国奴」、「悪人」とされる理由は「国家(国防)機密」を盗んだことに集
     約される。それは周知のことであり、当然、オリバー・ストーンも承知している。
      オリバー・ストーンが本作を製作することはスノーデンほどではないにしろ相当のリ
     スクを冒すことになる。リスクを冒してまで本作を製作したオリバー・ストーンには確信
     があったはすだ。スノーデンが巷間喧伝される単なる「売国奴」ではなく、国家的監視
     暴露とは別の理由で「国家(国防)機密」を亡命先への“ 手土産 ”として盗んだはず
     だという確信が。「巷間喧伝される人物像と逆が真実である」―― これは既に監督の
     フィルモグラフィーで表現してきたことだ。「大統領の陰謀」と言われるウォーターゲート
     事件のニクソンが報道されるような人物でないことをオリバー・ストーンは「ニクソン」の
     中で伝えようとした。
      スノーデンの場合も同じではないかと容易に想像のつくことだ。
      
      さらに我々は諜報機関の人間の裏切りについて前例を承知している。
      その一人はMI6だったジョン・コールマンだ。
      諜報機関を志願したら汚れ仕事を覚悟しているはずだが、それは自国のためと信じ
     ていたからこそ許容できるのだ。自国のためではなく全くの別の目的、邪悪な企てと
     知ったら「裏切り者」の烙印押されても暴露を決意するだろう。
      このパターンは内部告発者の定石と押さえておくべき視点だ。

      さて、ロシアのクリミア侵攻はロシアの覇権主義で制裁を受けても当然と欧米メディア
     経由の日本のマスゴミは報道している。
      実際は逆でプーチン・ロシアが第3次世界大戦の危機を止めたという説があります
     ね。

      プーチン大統領は、米国CIAエドワード・スノーデン元職員の超極秘情報で
      第3次世界大戦を食い止めた


       ロシアのプーチン大統領は、「現在ロシアに亡命、保護されている米国CIA
       のエドワード・スノーデン元職員(諜報員)から得た超極秘情報」を基に、電
       撃的軍事作戦を展開、間一髪のところで「第3次世界大戦」を食い止めた。
       超極秘情報とは、「悪魔に魂を奪われた」米国オバマ大統領、英国キャメロン
       首相、フランスのオランド大統領の「3人のおっさん」が、密かに進めていた
       「第3次世界大戦」勃発の策謀、策動である。プーチン大統領と「仲良し」の
       安倍晋三首相、麻生太郎副総理兼財務相は、この「超極秘情報」を教えられ
       て、「特定秘密情報」として厳守し、事態の推移を静観していた。プーチン大
       統領とスノーデン元職員の「ノーベル平和賞受賞」は、確実になったという。

       ~ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ― マスコミに出ない政治経済情報




      スノーデンとロシアの接触に関して売国マスゴミとネトウヨにレッテル貼られた朝日新
     聞のインタビューに答えてオリバー・ストーンはこれを否定している。

      「全くのたわ事。動機も見当りません。彼は米国の情報活動が米国の安全保障
       に役立つ形で改善されることを願っています。彼はまず、ジャーナリストに情報
       を提供したし、今も表だって理想主義的な発言を続けています。」

                                ~ 朝日新聞 1月24日 ~
  

     果たしてどちが正解かは読者の判断に委ねます。
     ただ、90万件もの「国家(国防)機密」を持ち出し「売国奴」の烙印を押される覚悟を
    決めるには「第3次世界大戦」阻止くらいの大義が必要だろうと私は考えます。  

       
  
     【消えたポップコーンの音】

      上映が始まるまであちらこちらでポップコーンを頬張る音がした。
      この映画はポップコーンを食べながら観る映画ではないのだが、映画=エンタメとし
     て観にきたB層こそ重要だ。「え~!そうなの?」と一人でも多くのB層が軽く違和感
     を覚えることが。

      日本に限らず自国のことは本当のことは言えないが、他国にことは結構踏み込んで
     報道できるという不文律があります。この不文律どおり前出の朝日新聞の記事は
     「トランプ政権への期待」と題してオリバー・ストーンへのインタビューを試みている。
      以前、取り上げた読売新聞の記事がヘンリー・キッシンジャーのトランプ政権へのお
     墨付きであるとするとこの記事は愛国右翼から左翼へ転向した珍しい立ち位置の映画
     監督による冷徹な現状分析といえるだろう。
      朝日、読売共にTVのトランプバッシングとは別のスタンスを貫いている。
      B層も「あれ?」と思うかもしれない。

      本当のこと言えるのは他国だけのはずだが、自国(日本)のコアな部分についても引
     きだしている。
      
       「映画はスノーデン氏の証言に基づいてつくっています。彼が09年に横田基地内
        で勤務していた頃、日本国民を監視したがった米国が、日本側に協力を断ら
        れたものの監視を実行した場面も描きました。スノーデン氏は、日本が米国
        の利益に背いて同盟国でなくなった場合に備えて、日本のインフラに悪意の
        あるソフトウェアを仕込んだ、とも述壊しています。これは戦争行為でしょう。
        あくまで彼が語る話であり、確認をとろうにも米国安全保障局(NSA)側と話
        すことは認められませんでした。でも、経験上、彼は事実を話していると思って
        います。米国情報機関は映画の内容を否定するでしょう。米大手メディアも取
        り合いません。でも、そこから離れて考えてほしいと思います」
       
                ~  朝日新聞 1月24日 「トランプ政権への期待」 ~
 

       新聞は穏やかな表現だが、映画の中では日本全体が電源喪失する様が描かれて
      いる。「第3次世界大戦」はともかく、オリバー・ストーン曰くのようにこれは「戦争行
      為」だ。スノーデンが暴露する十分な動機と言えるだろう。 

       日頃、マスゴミと揶揄しているが、もちろんまともな人もいるわけだ。
       さて、スノーデンを単なる「売国奴」とするのか、「勇気ある内部告発者」とするのか
      はトランプ大統領の評価へとつながっていく。
       前出映画評論家氏は報道を鵜呑みにしているのか、トランプ大統領の誕生の正統
      性に疑念を表明しているのかこう述べている。

        2016年の大統領選挙中に、ロシアが民主党全国委員会にハッキングして
        盗んだヒラリー・クリントン候補のメールを公開するなど、反米親ロシア傾向
        を強めている。
 
                          ~ 「スノーデン」 パンフ ~
   

       この件に対するオリバー・ストーンの立場は真逆だ。 
      

       ― ロシアが米国にサイバー攻撃したとされる問題について、監督は疑義を呈し
         ていますね。

       「米国の情報機関について私は極めて懐疑的です。米中央情報局(CIA)は長
        年、多くの間違いを犯してきました。キューバのピッグス湾事件やベトナム戦争
        イラクの大量破壊兵器問題です。米国は世界をコントロールしたがり、他国の
        主権を認めたがらず、多くの国家を転覆させてきました。そんな情報機関をけな
        してるトランプ氏に賛成です。だが、そうしたことは社会で広く語られません。
        米国のリーダー層と反対の立場となるからです」

                   ~ 朝日新聞 1月24日 「トランプ政権への期待」 ~


       この映画評論家はそもそも「不正選挙」などないと信じているのだろう。
       随分とお花畑なことだ。

       
       「お作法」にのっとり作られた本作は、あちらこちら事実と違うことで「フィクションだ
      から、映画だから」と一般観客、B層も忘れてしまう可能性も否定できない。
 
       でも、上映中、ポップコーンの音は消えていた。

       私の錯覚ではないと思う。

                               (了)


    
     オリバー・ストーンは現在、「プーチン」のドキュメンタリーを撮っているが、
     アメリカではもう劇映画は撮らないそうだ。








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映画 「 スノーデン 」 vs B層(マスゴミ) 前編

    



    話題の映画、オリバー・ストーン監督「スノーデン」を観てきました。
    今回は映画云々(「でんでん」じゃありあません、笑い)ではなくて、この映画をインテリジ
   ェンスのテクストとして使いたい。
    ある意味邪道かもしれないが、御容赦願いたい。
 
                                 以下、ネタバレを含みます。   


    【お作法】

     映画「スノーデン」はエドワード・スノーデンへのインタビューに基づくフィクションです。
     完全なフィクションでもなければ実話(ドキュメンタリー)でもないということです。
     彼にまつわるドキュメンタリーの部分の舞台はCIAやNSAであり、インテリジェンスの
    世界だ。つまり、本作が実話に基づいたフィクションであってもどうしてもエスピオナージ
    (スパイ)小説、スパイ映画の色彩を帯びてくる。
     エスピオナージ(スパイ)小説、スパイ映画の「お作法」とは何だろうか?
     それは「ウソのような本当」と「本当のようなウソ」を織り交ぜて機微にふれるギリギリ
    まで攻めていっても読者、観客を撹乱して作者の身を守るということです。

     この「お作法」を知らずしてあそこが事実と違うとかほざく某映画評論家がいる。
     映画評論家曰く、

      スノーデンは諜報活動には従事していない。
      エピックシェルターを利用したドローンによる標的攻撃システムを開発していない。
      スノーデンのロシア亡命を手引きしたジュリアン・アサンジが描かれていない。
                        
                      - 出典 映画 「スノーデン」パンフ -


      
     この御仁は映画評論の専門家というスタンスでマスコミの一員だが、私に言わせれ
    ば、いわゆる「B層」と何ら変わらない。
     この「お作法」にのっとり本作を読み解くことが、インテリジェンスに資するばかりか、
    監督オリバー・ストーンの意図に主題論的に肉薄することになるのである。




    【売国奴か英雄か】

     映画の惹句のようだが、この視点は重要だ。
     仮にスノーデンが英雄であったとしても、何が何でもスノーデンを葬り去りたい米国
    当局は、「スノーデンは国家機密を盗んだ単なる売国奴」という汚名を着せることに躍
    起になるからだ。
     日本人の通話、メールが傍受されていることは、事情通なら既知のことだ。
     スノーデン以前にこれらを傍受していたエシュロンが時代遅れで“ 情報公開 ” され
    たことで多くの人が知ることになったのだが。(もちろん、“ 情報公開 ” とは皮肉で
    ジャーナリストとしてはすっぱ抜いたつもりなのだろう。)
     エシュロンより高度であろうPRISM等で全国民のみならず同盟国首脳までも盗聴
    監視していたことを暴露したいがためにスノーデンが国家機密を盗んだなら彼は単な
    る「売国奴」と言っていいだろう。
     多くのメディア、知識人等は「リーク情報」の外観をしているが、実際は「スノーデン
    =売国奴」と誘導する「疑似餌」に食いついてしまった。前出、映画評論家氏もその
    一人だろう。

     さて、それではオリバー・ストーンが仕掛けた暗号を「お作法」にのっとり読み解いて
    いこう。本作、一番のフィクションはスノーデンの上司として存在するオブライアンなる
    人物がそもそも存在しないということだ。仮にこの事実を知ったとしても、オブライアン
    のセリフ「盗聴、監視によって世界をテロや戦争から守ってきたんだ。(だからこれら
    行為は誇れるものではなくても正当なんだ)」、これが本作の肝であり同時に「JFK」、
    「ニクソン」、「ブッシュ」といった機微、いや地雷踏みかねない映画を撮り続け、現在
    も困難を伴いつつも取り続けているオリバー・ストーンの真骨頂だと思う。

     架空の人物、オブライアンを敢えて登場させ、米国民の多くが納得するだろうこの
    セリフを吐かせたらどうなるだろう。「ふ~ん、架空の人物なんだ。でも言っていること
    はごもっともだよね。」とスルーするだろう。
     これこそ「本当のようなウソ」であり、そのことに気づいたからこそスノーデンは「売
    国奴」と言われようとも「国家機密」を大量に持ち出したのだと考える。
     これは部分的には既に指摘されていることであって、これら盗聴、監視によって集め
    られた情報はグローバル企業の商売のための「ビッグデータ」?になっているのでは
    ないかと言われている。
     その程度のことでスノーデンは「売国奴」と呼ばれる行為をしない。
     このセリフが事実と全く逆だったらどうだろう。
     テロ・戦争回避どころか戦争を仕掛けるために使われているとしたら、それも第3次
    世界大戦を仕掛けるために使われているとしたら、例え「売国奴」の汚名を着せられて
    もスノーデンは暴露を決意すると思う。

                               (つづく)







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トランプ記者会見は日本のマスゴミに影響するか?

    



    先日、トランプの記者会見が行われた。
    CNNなどトランプに批判的、いや誹謗中傷の酷いメディアは質問の機会すら与えられ
  ず、日本のTVはこれに批判的な報道に終始した。
    曰く、「大統領にあるまじき態度」、「報道の公正性に欠ける」等々。
    「サンデーモーニング」もほぼ同様の論調だった。そもそも日本のメディアは大統領選
  はヒラリー勝利の予想が大半で、いまだなぜトランプが勝ったのかよくわかっていないの
  だからしょうがない。改めていうが、トランプ勝利は一種の「革命」なのだ。

   過去記事に目を通したら、2010年時点で「アメリカ国民の92%が革命に賛成」という
  CNBCの調査があると書いていた。(ぐぐっとベンさん VOL.3 )
   アメリカ国民の過半がトランプに投票したなら、トランプは「革命家」として選ばれたとい
  ってもいいだろう。(これについては後記詳述)そんなことはない、総得票数ではヒラリー
  の方が上回っていたんだ、トランプは差別主義者でアメリカを分断したんだと今だに言い
  張る日本のメディア、知識人が少なくない。トランプ就任前、若しくは就任時にテロが囁
  かれるが、もしヒラリーが当選していたら、そんなもんじゃない、今頃、アメリカは内戦状
  態だったろう。
   不正選挙はいくつもの過程で行い得るようだが、今回も不正選挙を巡って水面下で激
  しい攻防があったようだ。副島氏によると、約600万票、トランプの票がヒラリーに盗ま
  れているそうだ。ペンシルベニア州の開票が98~99%で1時間以上もかかった時点で
  私は「不正選挙やったな」と直感したが、やはりその通りだったのだ。
   総得票数でもトランプが圧勝している、これが実態だ。

   さて、なぜ2010年時点で米国民の大多数が「革命」を望んでいたのか?
   当時はアメリカの地銀破綻が加速していた。

     2007年⇒3行
     2008年⇒26行
     2009年⇒140行

   2010年には500行が破綻するのではないかと米上院議員のジムバニング氏は述べ
  ていた。その後はフォローしていないが、地銀が破綻すれば地域経済も棄損する、地域
  経済の沈下はさらに地銀の破綻を誘発する。これらの結果は、アメリカ中産階級の没落と
  して現れる。巷間喧伝されるとおりだが、具体的にいうと2010年時点からさらに7年経っ
  た現在、アメリカの貧困層は約4,600万人、7人に1人の割合だ。これに貧困予備軍ま
  で加算すると、実にアメリカ国民の3分の1にも及ぶという。 
   「もう我慢ならない、『 革命 』 を起こして元のアメリカに戻してくれ!」とアメリカ国民が
  考えるのは当然のことだ。「Make America Great Again」は日本人には単なるお題目で
  もアメリカ人の心の叫びをトランプが代弁したものだ。

   トランプの記者会見批判を扱った「サンデーモーニング」に戻ると、コメンテーターの中で
  萱野 稔人氏だけは異彩を放っていた。曰く、「トランプのCNNへの質問拒否が酷いよう
  でも、これはアメリカ国民のマスコミ不信を現したものだ」構成台本でこのコメントが発せら
  れるようになっていたからか、アメリカ国民のうちメディアを信用しているのは今や30数%
  に過ぎないことも放送された。
   なぜ、信用されないのか、それは簡単で偏向報道、世論誘導・捏造があまりに露骨だ
  からだ。

     テレビ局で一番、悪質だったのは、CNN であり、その子会社の 世論調査
     会社(ポールスター)の Real Clear Watch リアル・クリア・ウォッチ社 である。

     CNNは、あまりもの偏向報道(へんこうほうどう)をやり続けたので、怒った、
     アメリカ国民が、このケイブル・テレビの契約を打ち切る者が、” Cut the Cable “
     で、ものすごい数で出ている。CNNは、きっと経営が傾くだろう。CNNは、まだ
     何らかの反省とか、謝罪の声明を出していない。 まだ、まだ、このまま、やる
     気だ。
 
                        ~ 副島隆彦 重たい掲示版 2051 ~


    トランプがCNNに手厳しいのは、これらの国民の動向を承知しているからだ。
    CNNの偏向が明るみになったのは、2009年頃であり、「Tell The Truth(ホントの
   こと言え!) NO More Lies(ウソつくな!)」と生放送中に騒がれた。
    この動画は何度か貼ったがもう一度、貼っておこう。

   

    アメリカのメディアがダメになったのはかれこれ10年以上前からのことだ。

     現在、政府首脳陣は、PBSから、CBS、ニューズウィークにいたるまで、ニュース
     組織に圧力をかけ、コントロールし、脅すことを実践しています。

             (中略)

     そして毎日のように、IT に精通したファシストグループを使って、大統領に批判的
     な記者に圧力をかけているのです。

             (中略)

     これらすべての理由から、広範囲にわたる国際的な調査で、アメリカのプレスは世
     界で、自由に報道が許されているプレスのなかで27番目に位置づけられました。 
     
          ~ 出典 2005年「ウィ・メディア会議」でのアル・ゴアのスピーチ原稿 ~



     当時はブッシュ政権だったが、オバマ政権に代わってもこの趨勢は大きくは変わらな
    かった。圧力かけるまでもなく自主的に協力しているメディアも存在する。
     「アメリカが風邪ひけば日本も風邪ひく」―― 日本のメディアもこの動向を後追いして
    いるのではないか。
     トランプが大統領になれば、アメリカメディアの惨状が明らかになる。
     さあ~、日本のメディアは火の粉がかからないように必死だよ。
     
     さて、ベンさんはトランプの記者会見をどう見ているのだろう。

  

    「サンデーモーニング」は視聴率15%前後、1000万人以上が視聴していることにな
   る。ベンさんのこの動画は約1万(今後累計されても2~3万程度か)。その影響力の
   格差ははかりしれない。かくして日本人は相変わらず「真実」を知ることなく、盲目的に
   メディアを信用したままなのだろうか?そうとも言えない事態が見てとれるのだ。
    昨年12月27日の「読売新聞」にその徴候は現れている。
    ヘンリー・キッシンジャーがトランプについて述べている。


     「トランプ大統領の誕生は、とてつもない現象だ。米史上、このような
     大統領が生まれたことは、いまだかつてなく、彼の勝利を真剣に受け止め
     なければならない」

     「彼は極めて高い政治的資質を示してきた。特定の団体に何のしがらみも
      ない。傑出した大統領になるまたとない好機で、これを前向きにとらえ彼に
      はチャンスを与えるべきだ」

                        ~ 読売新聞 12月27日 ~


    TVとはトランプに対してだいぶ論調が違うようだ。
    この記事を表層的に捉えると「H・キッシンジャーがトランプにお墨つきを与えている」と
   なる。「トランプ大統領の誕生は、とてつもない現象だ」、「特定の団体に何のしがらみも
   ない。」とH・キッンジャーは評価している。これらを統合すれば、トランプを一種の「革命
   家」と考えていると言っもいいのではないか。   
    第2層は、「そうやって読売1000万読者(今はもっと少ないか)にトランプをPRしてい
   る」と考えるだろう。
    我々は、「いよいよ、H・キッンジャーが表に出てきたか、そして『俺(H・キッシンジャー)
   がトランプの後見人だ』と宣言したな」と読みます。
    
    TVは1,000万以上の視聴者に影響を与えるが、読売だって購読者が落ちたとはい
   え、900万くらいはいるようだ。国民はしばらくトランプ批判とトランプ評価の狭間で揺れ
   るだろう。

    トランプは記者会見を拒否し、ソーシャルメディアで自ら発信することを公言している。
    そうは言うものの、たまには記者会見やるのだろう。その都度、CNNなどアメリカのマス
   ゴミを冷遇し続け、同時に読売などがトランプ擁護・評価を並行したら面白い。
    どうもTVの報道は違うんじゃないかと思い始めるだろう。
    それともトランプによって経済が好転すればそちらにシフトして誤魔化すだろうか?
    そういうメディアのご都合主義、変節は枚挙のいとまがないのも事実だ。

    でも、トランプが「革命家」ならそうは問屋が卸さない。
 
    あわてふためく日本のマスゴミの姿が今から目に浮かぶのであります。
 

 


   



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マスゴミ交代34 「 脳にひびが入り始めたマスゴミ 」 後編

    


    池上氏はいつものように「仕事」をしたが、今回、一人、気を吐いたのは木村太郎氏だ。
    副島氏が「トランプが勝つ」と言ったのは本年5月以降だが、木村太郎氏は昨年から「ト
   ランプが勝つ」と言っていたそうだ。彼は「昔の名前出ています」の人だと思っていたので
   大変おみそれした。
    選挙報道でも木村氏は「メール問題はFBIが捜査中止としたが、クリントン財団はいろ
   いろと金銭スキャンダルがあるんです」と事例をあげて結構、具体的に説明していた。
    トランプ勝利から展開される情勢を読んでのことか、それとも干されてもかまわないと
   思ってのことか、結構、大胆発言だった。(この点、池上氏のふれていたが、木村氏に比
   べてばだいぶ腰が引けている。)
    時系列は遡るが、以前の木村氏の番組では、ヒラリーの集会はガラガラだったことを伝
   えていた。この日も彼は「レディー・ガガ、ビヨンセだと、要するに(ヒラリーが)人気ないか
   ら芸能人呼んでいるんですよ」とあっさり言っちゃったよ。

    日本人がアメリカ留学、赴任、在住するといってもほとんどが西海岸か東海岸だろう。
    アメリカ中西部や南部に在住する日本の知識人は限られている。
    東西海岸地域で日本人を受け入れてくれるアメリカ人はリベラル派が多いだろう。
    逆に日本に来て日本人と結婚するアメリカ人もリベラル派が多いと思う。
    すなわち、そういう人々の身の回りは民主党支持者が多くなる。
    でも、民主党の中でもヒラリーが属するネオ・リベラルは外交・安全保障に関してネオ・
   コンとどこが違うのかよくわからない。両者は同じだと言って差し支えないと考える。
    これがわかっているだけでも、イラク戦争でネオコンに散々ダマされたアメリカ人は例
   え民主党だからといって簡単にはヒラリー支持とはならないと推察できるはずだ。
    単に格差問題だけからバーニー・サンダース支持となったわけではあるまい。
    アメリカ留学・赴任程度ではなくてアメリカ在住の町山さんよ、それくらいわからないの
   かね~。

    私の場合、やはり「9.11」の記念式典でヒラリーが病気中座したことが全世界に配信
   されてしまったことが大きかった。
    あの映像観て「ヒラリーは世界支配層に切られちゃった」と直感した。
    リアルにヒラリーを大統領にするつもりならアメリカ国内はともかく、全世界に配信される
   前に握り潰せたはずだからだ。
    以前も述べたように私のこの直観は2ヶ所の情報源により「正解」であると確認がとれ
   た。そうは言っても情報仕入れれば仕入れるほど不正選挙でヒラリーが勝つのかという思
   いにも揺れたが、「切ったはずのヒラリー」を大統領にするはずがないという思いが支えに
   なった。
    「不正選挙」はアメリカのお家芸、知性ある人には常識であると副島氏は言っていた。
    日本のマスゴミや知識人の間ではこの常識を陰謀論とか言うが、いつまでたっても我々
   ネット賢人より真実が見えないということだ。
  今回の選挙、トランプの圧勝のようで各州は拮抗しているところが少なくない。
    総得票数はヒラリー:5917万票 トランプ:5904万票
    選挙速報を見ていてペンシルバニア州の開票状況が奇異に映らなかっただろうか?
    開票率98~99%で両者が拮抗したまま軽く1時間、いや1.5時間以上、そのまま
   動かなかったと記憶する。何やってんだ。票の数え直しか?不正選挙か?
    8日(アメリカ時間)になっても不正選挙やってヒラリーを当選させるか否かまだ決まっ
   ていなかったようだ。かの地でケリーらが相談していたのだろうか? 

      
     記者会見で企業メディア娼婦達はケリーは気候変動の勉強のためにそこへ行く
     と言われたが、CIAの情報源はケリーが南極へ行く理由は内戦を計画する血統
     黒幕の会議に出席するためである。

        ~ 嗚呼!悲しいではないか! 「フルフォード英語版」 ~


     ペンシルベニア州の20人の選挙人をヒラリー勝たせて総取りして29人の選挙人を擁
    するフロリダで票の間違いだとかいちゃもんつけて数え直しの際、不正してヒラリーの勝
    ちとすれば両者は逆転する。ヒラリー:281、トランプ:241
     そんなめんどくさいことせず、その他の州でヒラリー勝たせるという手もある。
     どうしようかと1~1.5時間くらい南極で延々と会議していたのでは?
     正確にはヒラリー勝たせてトランプ支持者の内戦を誘発するか否か検討していたと
    か。ギリギリでヒラリー勝たせて内戦までいくのは止めにしたようだ。
     午前中は選挙速報、各局観ていたがデイブは出ていなかったと記憶する。
     その後、各局に出始めたようだ。午前中は今日どうするか相談していたから厚切りジ
    ェイソンにまかしていたんだと思う。
     ベンさんは1月20日の大統領就任式までヒラリー、トランプ両者の戦いは続くと言って
    いるが、どうやらまだ数え直しでヒラリー逆転とか言っているようだね。
     引用するのもバカバカしいので省略する。 
     正確かどうか知らんが実際はこんな感じで総得票数でもトランプの圧勝のようです。
     群別得票数(トランプ:赤、ヒラリー:青)

トランプ 群別得票


     
     今回の大統領選で少しは良心のあるマスゴミは軽く脳にひびが入っただろうよ。
     仮にヒラリー逮捕とでもなれば彼らは激しい脳の痛みを覚えるだろう。
     「今まで私は何を伝えていたんだ」と。

     その時が本格的「マスゴミ交代」の第1歩だと思う。

                                      (了)



     電通捜査はどこまで行くのか?当局はヒラリー逮捕を横目で見ているだろうよ。
     ビル、ヒラリー・クリントン双方のみならずオバマまでもが国際刑事機構(ICPO)
     に刑事訴追されたとか。親亀こけたら子亀もこける。この三者が逮捕されたら、
     電通への捜査も半端ないと思う。

 





  
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マスゴミ交代34 「 脳にひびが入り始めたマスゴミ 」 前編

    



    トランプ米国大統領当選は、日本の新聞・TVにとって衝撃を持って受けとめられたよう
   だ。私は当然にトランプが勝つと思い周囲に吹聴していたが、やはり世間的には圧倒的
   にヒラリーが勝つと思っていた人の方が多かったようで、開票当日、親友 I から「ホント
   トランプが勝つのか?」とメールが来たが、週刊現代の記事を添付して「トランプが勝つ」
  とレスした。
    
    新聞・TVはダメでも週刊誌は「トランプが勝つ」と知っていたのだ。
    当然、電通も知っていただろう。そんな電通を見切っての先日の強制捜査だったと思う。
    当初、ヒラリー優勢が伝えられてもそれほど不安にはならなかった。なぜなら、テレ朝の
   コメンテーターとしてデイブ・スペクターではなく厚切りジェイソンが出てきたからだ。
    「橋下 × 羽鳥の番組」で必死こいてヒラリーをPRしていたディブがこの場面に出て来な
   いはずがない。ディブもヒラリーが負けることを知っていたのだ。(その発展形の見立てもあ
   るのだがそれは後述する。)

    それにしても政治評論家、ジャーナリストらは軒並み見事に外しましたね。
    アメリカ大統領選を7回取材した堀田某はヒラリー勝利を予想して誰かに不測の損害を
   与えたか、坊主になってきた。ハックンことパトリック・ハーラン氏もヒラリー勝利派だった
   が土座して謝罪したという。
    さらに古舘伊知郎氏もヒラリー勝利を信じていたが、やはり謝罪している。

     「まず謝らなきゃいけないのは、なんといっても、EUからイギリスが離脱のときも
     私は何も読めませんでした。今度はアメリカで、まさか……『クリントンでしょ、
     結果的には』なんて偉そうなことを知ったかぶって言っていました。
     ごめんなさい! まさかトランプが大統領になるとは思ってもみませんでした」

     その上で、「私もひどいですけど、私がいろいろ参考にさせていただいた識者の
     方々も識者の方々ですね! ほとんどがクリントンって言ってましたよ? 
     テレビ局も何も読めていないでしょ?」と批判した。

                    ~ YAHOO ニュース(日刊スポーツ) ~
 

 
    古舘氏のようなメジャーな人が謝罪し、「私もダマされていました」と発言することの意義
   は大きい。彼らを信じていたB層が「アレ?おかしいぞ!そうなの?」と気づくからだ。
    堀田佳男さん、パトリック・ハーランさん、古舘伊知郎さん、あなた方はマスゴミ界にいて
   も謝罪したのだからマスゴミではありません。誰しも予想は外すものです。
    一方、「あわわ」で誤魔化したり、「トランプはやっぱり認められない」とか、「いや~、俺も
   隠れトランプでさぁ~、ホントは勝つと思っていたよ」なんてほざく奴が続出するだろう。
    私みたいに「マスゴミ交代」とは言わないが、そんな輩は許さないという人がいる。

     今、世界が大きく、変わり始めている。
     このことを感じ取ることが出来ない、理解できないような、頭の悪い人間たちは、
     滅びてしまえ。

         (中略)

     「どうせ、ヒラリーが勝つんでしょ。副島隆彦ってバカだなあ」と、言ってきた連中も、
     覚悟せよ。お前たちの、愛国者を気取りながら、アメリカの手先をやり続けた、
     その歪んだ精神に向かって、木刀の一撃を食らわしてやる。私の目の前に現れて
     みよ。
    
                      ~ 副島隆彦 重たい掲示版 〔2029〕 ~

     

    この人がどういう態度を取るかわからないが、TBS「報道特集」の金平氏は選挙前、アメ
   リカを取材して、アメリカ在住歴5年、報道一筋数十年にもかかわらず、こう言い放ったの
   だ。

    「何でアメリカがこうなったのかわからない」

    はあ?

    と私は呆れ果てた。選挙結果がどうなるかわからないではなくて何でアメリカがこうなっ
   たのかわからないだって!それって、ジャーナリストは口が裂けても言ってはいけないセ
   リフじゃないのか!
    それに何でアメリカがこうなったかは、我々はみんな知っているよ!
    ダメだこりゃ!

    映画評論家・町山某もアメリカ在住をウリにしているが、アメリカ建国の精神が発現され
   たミュージカル「ハミルトン」を引き合いに出してみんなアメリカ建国の精神に郷愁と共感
   を感じているが如く言いつつ、ヒラリー支持を打ち出すのはどういう精神構造だ?
    自分が何を言っているのかわかっているのか!
    別にヒラリーだけではないが、誰がそのアメリカ建国の頃、アメリカ共和国から国民を遠
   ざけてきたのか知らないのか?知らないのだろう、知っていればこんな支離滅裂なことを
   言いやしない。共和党だろうが民主党だろうが、CFR(外交問題評議会)のメンバーは結
   局、同じ穴のムジナだぞ!そんな連中が金融界、グローバル企業、官僚、軍産複合体、
   マスコミ、ハリウッドと共に国民をアメリカ建国の頃から遠ざけ、いやもっと言うなら没落さ
   せてきたんじゃないのか?町山さんよ、映画評論家のお前さんに聞く、今、ハリウッド映
   画、ゲームの3~4割は元を辿っていくとどこから金が出ているか知っているか?軍産複
   合体だ。だから、やたら、格闘(バトル)映画・ゲームが多いのだ。将来、サイバーソル
   ジャーになってもらうため子供、少年の頃からバトルを刷り込んでおく必要があるのだ。
    映画評論家はこんなこと知らなくてもいいのかも知れん。ただよ、政治にくちばし突っ込
   んでくるならこれくらい知らなきゃ話にならんぜ。
    これまた、ダメだこりゃ!  

    後段の「社会工学」の部分はもちろん、前段の「政治権力」についても知っていてもTVで
   言えるわけもない。
    この点、ストレートに言う訳にはいかなくても池上 影さんは地雷を踏まないようにうまく
   表現しているぞ。

     番組では米大統領選の速報を報道。トランプ氏有利という情勢について、なぜヒラ
     リー氏は嫌われるのか?という話題となった。

     池上氏は、ヒラリー氏の夫が元大統領であることを挙げ「大統領時代の給料は
     実はそれほど高くはない。でも大統領を辞めた後にみんな財団を作るんです。
     そこで世界中から寄付を募る。また世界中を講演旅行して多額のお金が入るん
     です」という仕組みを説明。

               (中略)


     また、米国民は「首都を信じていない。連邦政府を信用していないんです」とコメント。
     過去の大統領についても、オバマ氏はイリノイ州、ビル・クリントン氏はアーカンソー
     州など、地方の政治から中央へ舞台を変えたことを挙げ「ワシントン政治に汚れて
     いない人が選ばれていた。その点、(ヒラリー)クリントンさんはずっとワシントン。
     その不信感を(米国民は)持っている」と、ヒラリー氏が支持されない理由を解説した。

    トランプ氏は政治家経験は一切ないが、「それが新鮮なんです」とも指摘していた。

                                ~ Livedoor News ~


    
    これは以前取り上げた「今の議会は犯罪者だから、イザという時、俺達は銃を持って戦
   う」と同じ文脈で語られることだ。

    さすが、池上さんはそつがない。

                              (つづく)






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