素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

これも大量逮捕の余波なのか?(改めて問う「コミュニケーション」と「時間管理」) 後編

     



     富岡八幡の事件は掘り下げてみたい気もするがもう少し知らべてからとするとして、
    我々の日常生活、職場でもはやなくてはならないSNS、LINEについて前編とは別
    の角度から吟味してみたい。
     長文にするからややこしくなるのであって、短いフレーズならいいかと言うとこれま
    たコミュニケーションとは別の意味、すなわち時間管理の側面で問題だ。
     SNS、LINEの前にリアル空間での時間管理について自己引用しつつ、ドラッカー
    先生の言葉に今いちど耳を傾けよう。

           【無駄に費やされる時間】

        成果には何も寄与しないが無視できない仕事に時間をとられる。
        膨大な時間が、当然に見えながら、実はほとんどあるいはまった
        く役に立たない仕事に費やされる。
     
                   ~ 「経営者の条件」 ~

       もう少し具体的に言うと、

           【時間を奪う書類はくず籠に放り込む】

        地位や仕事を問わず、時間を要する手紙や書類の4分の1は、
        くず籠に放りり込んでも気づかれない。そうでない人にお目に
        かかったことがない。
     
                   ~ 「経営者の条件」 ~

          【貢献しない仕事はノーと言う】

        忙しい人たちが、やめても問題のないことをいかに多くしている
        かは驚くほどである。楽しみでも得意でもなく、しかし古代エジ
        プトの洪水のように毎年耐え忍んでいるスピーチ、夕食会、委
        員会、役員会が山ほどある。
        なすべきことは自分自身、自らの組織、他の組織に何ら貢献し
        ない仕事に対しては、ノーと言うことである。
     
                   ~ 「経営者の条件」 ~

                     (中略)


           【こま切れの時間では意味がない】

        仕事のほとんどは、わずかな成果をあげるためでも、かなりの
        まとまった時間を必要とする。こま切れでは意味がない。

                   ~ 「経営者の条件」 ~


         【何かを伝えるには1時間はかかる】

        何かを伝えるには、まとまった時間が必要である。計画や方向
        づけや仕事ぶりについて、部下と15分で話せると思っても、
        勝手にそう思っているだけである。肝心なことをわからせ、何か
        を変えさせたいのであれば、1時間はかかる。

                       ~ 「経営者の条件」 ~

         【ゆとりある話し合いが近道】

        組織内の話し合いはくつろいで行わなければならないだけに、
        膨大な時間を必要とする。ゆとりあると感じられなければなら
        ない。
        それが結局は近道である。
    
                   ~ 「経営者の条件」 ~
     

                         ~ ドラッカーの言葉 #4 ~

     委員会、役員会党等むだな会議、スピーチ、夕食会等リアル空間でやっている
    ことをバーチャルのSNS、LINEでやっているだけのことではないか?
     さらにたちが悪いのはSNS、LINEが「こまぎれの時間」で必ずしもリアルタイム
    ではないことだ。読む時点がずれて事態が先へ進行していて誤解を生じたり、正
    確に伝達できなかったりする。そのため「こまぎれの時間」のやりとりが何往復も
    したりする。さらに誤解とすれ違いと中途半端な認識・理解がさらに事態を複雑に
    する。
     要するに効率いいようで非効率で、「何かを伝えるには1時間はかかる」、「ゆと
    りある話し合いが近道」という事柄だってあるだろう。


     ファイスブックの元CEOが心理学を悪用したSNSの弊害をあっさり認めたが、
    時間管理という側面からもSNSはロクでもないものと言えるだろう。
     時間泥棒に時間奪われることはリアル空間もSNSも同じなんだよね。
     ミヒャエル・エンデの「モモ」でグレースーツ着た時間泥棒とは、すなわちイル
    ミナティーのことだと言われる。
     イルミナティー(≒資本主義)≒ハザールマフィアとすると全くもって腑に落ち
    る。
     彼らは心理学を悪用したアプローチと時間泥棒の側面の両方でSNSを人々
    に仕掛けたのだ。

     「ネットのバカ」の著者・中川淳一郎氏「 「スマホ中毒の皆さん、世の中、
    脱ネットの流れになりますよ」と言ってから約4年となるが、現実は変わった
    だろか?10~20代を中心にスマホ(SNS)中毒が指摘される。
     日馬富士が貴ノ岩に暴行した事件にも根底にこれがある。
     このような事態は前編冒頭に述べた大変革の結果、ハザールマフィアが
    滅んでも変わらないだろう。
     彼らがどうあろうと既に時間泥棒(イルミナティー)の放ったケルベロスの犬
    (SNS)はスマホ上を駆け巡り、人々の時間をコマ切れに食いちぎっていった
    のだ。

     そうはいうものの、SNS、LINEを一種の「クラブ」とするなら、かつてのクラ
    ブ(コーヒーハウス、サロン、茶会)が以下のように様々なものを生み出してき
    たようにSNS、LINEも新たな価値、文化を生み出すかもしれない。

    ○ コーヒーハウス(イギリス)・・・「小説」「政党」「保険会社」「ジャーナル」「広告」

    ○ サロン(フランス)・・・・・・・・・・「書籍」「百科全書」「化粧品」「美容食」
    
    ○ 茶会(日本)・・・・・・・・・・・・・・陶器のプレミア化(楽茶碗、織部焼) 

                     ~ 出典 松岡正剛「千夜千冊」『クラブとサロン』 ~



     SNS、LINEは何を生みだすのだろうか?

                               (了)
                               







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これも大量逮捕の余波なのか?(改めて問う「コミュニケーション」と「時間管理」) 前編

    



    日本が大相撲の問題でやいのやいのやっている間に世界の権力構造が大きく変わろう
   としている。海兵隊がCIA(ラングレー)に突入して様々の証拠、資料を押収して政治家、
   軍人、官僚、マスコミ幹部を次々と訴追する態勢は整いつつあるようだ。
    権力構造が大きく変わろうとする時、隠された闇が日の目を見る。

      また、先日11月24日にはハリウッド映画の大物スターであり監督も務める
      メル・ギブソンが、アメリカにおける「ハザールマフィア支配の崩壊」にも関わ
      る驚くべき発言をしている。
      BBCの番組「Graham Norton Show」収録後の舞台裏で、メル・ギブソンは
      記者団などに対して「ハリウッドのエリートたちは、毎年大量の子供たちを
      虐待している」と証言、「子供たちを殺して血を収穫し、肉を食べる。
      彼らは、その行為が彼らに生命力や繁栄を与えると信じている」と述べて
      いる。彼いわく、ハリウッドの権力者たちが、いま死んでいるので、これに
      ついて話すことが出来るのだという。
      http://yournewswire.com/mel-gibson-parasites-blood-kids/

            ~ ベンジャミン・フルフォード メルマガヘッドライン ~


    あまりに恐ろしくて言えないようなグロテスクな事柄ばかりではない。
    フェイスブックとかSNSがCIAのツールだということは事情通には周知のことだが、当事
   者、すなわち創設者が暴露を始めたとなると俄然、注目だ。

      フェイスブックの初代最高経営責任者(CEO)であるショーン・パーカー
      氏は、SNSが人の注意と余暇を出来る限り奪うよう設計されていると
      警告した。


      パーカー氏は「これは、私たちが利用者に、写真や投稿へのいいねや
      コメントから少しずつドーパミンを与える必要があることを意味します。
      そしてそれはあなたにより多くの投稿を行わせ、より多くのいいねや
      コメントをさせる」とした上で、「これは社会的証明の(結果が増幅され
      ていく)フィードバックループだ」と指摘した。
                             © Fotolia/ Drobot Dean

      フェイスブック、「リベンジポルノ」防止に向けてユーザーにヌード写真
      の送信を提案パーカー氏はこれが「人間心理の脆弱性を利用」した
      ものだと述べる。

      さらに、「これは文字通り社会との、他人とのあなたの関係を変える。
      もしかすると、奇妙な方法で生産性を阻害するかもしれない。子ども
      たちの脳への影響は神のみぞ知る」との見方を示した。

                       ~ スプートニク 日本版 ~



    別のインタビューでパーカー氏は、「小学6年生の自分の子供にはSNSには絶対関わ
   らせないようにしている」と明言している。
    弁当屋の社長が自社の弁当に何が入っているか知っているから食べないとか、元日
   本医師会会長の故・武見太郎氏が、西洋医学の薬はほとんど使わず漢方ばかりを自ら
   には処方していたことに通じる。
    何でもそうだが、大人よりはるかに感度の高い子供の脳にはSNSは有害だということ
   であり、たまたまそうなったのではなくバカを増やすべく心理学を悪用したという意味で
   社会工学の領域に関することだといえると思う。
    映画「スノーデン」で描かれている監視し、データベース化のツールというより、タヴィス
   トック洗脳研究所(人間関係研究所)的といった方がいいだろう。

      
    私の身の回りには、若いくせにガラケー支持派、そればかりかいまだにPHSという人ま
   でいる。スマホ持っていてもSNSやらない人も少なからずいる。
    たまたまかもしれないが、原稿書くことを生業にしている人にこの傾向は多いように見受
   けられる。
    私もSNSはやるつもりなかったが、LINEはやるハメになってしまった。
    便利は便利だが、もめている時は厄介だ。
    メール、LINEでは肝心なことは伝わらない。
    コミュニケーションのようで実は違う。双方向のようで一方通行だ。
    延々と議論、自己主張は不毛としかいいようがない。
    そもそも肝心なことがメール、LINEで伝わるなら世の中の小説、映画、演劇、等々は不
   要だということになろう。ビジネスシーンでプレゼンが当たり前になって久しいが、あれでも
   肝心なことは伝わるかどうか疑問だと思っている。

    もめる局面になったら、私ははっきりと言う、「メール、LINEでやりとりするつもりはあり
   ません。時間をつくって下さい」と。それが面倒でウザイというならそれまでの関係でしか 
   ないということだ。対面で会ってもメール、LINEと同じ言動しかできないなら、その程度
   のものしか持ち合わせていないわけでメール、LINEですべて済ませればいい。

    リアルタイムメディアでないメール、LINEは奇妙なことが起こったりする。
    年のせいか、大人になったのか、平常心が厚くなったのと同時に振り幅が大きくなるとい
   う矛盾することが同時に起こる得るようになったのです。
    すなわち、上がっても下がっても怒っても愉快になってもすぐ平常心に戻ってしまうくせ
   にいずれのベクトルでも大きく振れるということだ。
    もっとも「時間作って下さい」と言ってもLINE、SNSの時代忙しく、対面する時間がなく、
   LINEで自己主張するのが現実だったりする。
    こちらが自己主張(もっと言うと怒りモード)でもタイムラグがあって、相手が反応してくる
   時は、飲み屋で気のおけない仲間と愉快このうえない状態だったりする。
    自分から仕掛けておいてこれだから全くタチが悪いとしかいいようがない。


                                         (つづく)
    








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マスゴミ交代35 「 大量逮捕の余波は日本のマスゴミへ及ぶか 」

    



    先日、森友学園のゴミ除却・処分費約8億円控除について会計検査院の報告があった。
    「選挙前ならともかく今さら・・・」という冷めた見方が多いが、アメリカを始めとする大量逮
   捕の後の8億円の根拠についての疑義は、今後の展開を予感させるとしてもまんざら間
   違いではあるまい。
    国会でもいわゆる「モリカケ」の追求が始まったが、何だかな~という印象は拭えない。
    もはや気の抜けたシャンパンのようで、宴、安倍ちゃん祭りは終わったのだとしかいいよう
   がない。

    そもそもメディアの目下の最大関心事は、日馬富士暴行問題であります。
    もはや日馬富士と貴ノ岩の問題ではなく、相撲協会 vs 貴乃花親方、旭鷲山の仲介と
   いう名の政治的野心、白鵬の横綱としての品格、さらには今だくすぶる「八百長問題」と
   いう火種にさえ発展しかねない状況だ。
    そりゃ耳目を集めるわけで「モリカケ」などどうでもいいということになっちまいますな。
    さらに旭鷲山は隠し玉ともいえる「貴ノ岩頭部の傷写真」とおぼしきものまで出して
   きた。

    


    
    
    日馬富士暴行問題だけでなく、北朝鮮がまたぞろミサイル発射準備に入ったとか言わ
   れる。
    つくづく、安倍ちゃんはラッキーですな(苦笑い)。


    さて、日本は相も変わらずですが、アメリカでの動きはどうやら本物らしいです。
   
      ◆ CIAラングレー本部の占領、第7艦隊の汚職スキャンダル
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ≪2017/11/27 VOL440≫


      欧米権力の最高峰で続いている戦いが、新たな局面に突入しようとしている。
      現在、アメリカでは「ケネディ暗殺」についての情報公開がどんどん進んでいる
      にも拘らず、大手企業マスコミは、その内容について全く報道しようとしない。
      その状況を受けて、先週アメリカの海兵隊がCIAのラングレー本部を占領して
      全てのコンピュータを持ち去った、とペンタゴン幹部を含む多くの筋が伝えて
      いる。
       https://www.youtube.com/watch?v=2opa84tg7Qw&feature=youtu.be

     同筋らによると、その目的は国内メディアのコントロールを図る「モッキング
     バード作戦(Operation Mockingbird)」というCIAの秘密工作を止めるため
     だったという。その工作は第二次世界大戦が終わって暫くしてから始まり、
     以後CIAのラングレー本部がアメリカ国内のみならず、世界中の多くのメディ
     アの情報を操作・管理してきた。もちろん、日本の大手マスコミもしかりである。
     それが先週、そのプロパガンダ工作のアメリカ国内司令部がアメリカ海兵隊に
     よって占拠されたわけだ。情報源らは「その影響が、後に否定できない形と
     なって日本にも表れてくるだろう」と話している。

     そして既に、アメリカでは旧体制勢の「嘘」がどんどん世間にバレ始めている。
     例えば、前号(VOL439)でレポートした「ヒラリー・クリントンとジョン・
     マケイン上院議員の脚にGPSが付けられ、ウォーキングブーツ(脱着可能な
     ギブス)で隠している」というペンタゴン筋からの情報と画像について。

     それに関してアメリカの大手企業マスコミは「マケインがアキレス腱を負傷し、
     ウォーカーリード医療センターで治療を受けた後、治癒するまでウォーキング
     ブーツを着用している」との内容を報じていた。しかし2週間後、その報道を
     嘲笑うかのように、今度は「反対側の脚にギブスを付け替えられたマケイン」の
     写真が彼自身のツイッターに投稿された(※下記リンク画像)。これを見て、
     まだ洗脳から目覚めていない人々ですら違和感を覚えている。
     http://www.thegatewaypundit.com/2017/11/mystery-john-mccain-
         wears-boot-wrong-foot-tearing-achilles-tendon-photo/

             ~ ベンジャミン・フルフォード メルマガヘッドライン ~



     アメリカ国民よりもはるかにメディアを信じていている日本国民は、ここに書かれている
    ことは何が何だかさっぱりわかるまい。
     正力CIA松太郎がプロレス中継をやり、巨人軍をつくり試合を中継して戦後、TVメディ
    アは発達してきた。換言するなら、大衆操作、洗脳がじわじわ浸透してきた。
     そのご本尊たるアメリカ、CIAが押さえられた。
     「その影響が、後に否定できない形となって日本にも表れてくるだろう」と伝えられるよ
    うに日本のマスゴミに影響を与えることを期待します。

     急に「今までの報道は大本営発表でした」と言うわけにはいくまい。
     池上 彰さんあたりを使って「報道ではああいっていますが、実はこうなんです」とじわ
    じわと広めていくのだろうな。
     やがて今まで提灯持ちやっていた評論家、識者らコメンテーターが突然、姿を消すこと
    になるのです。

     12月にもなっていないのに来年のことを言うのも何だか来年は、いろいろと楽しみな
    年になりそうです。
     







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森友学園!報道ステーション!やるじゃないか!






    
    籠池夫妻宅に大阪地検のガサ入れ前に報道ステーションが独自に資料を閲覧した。
    その一部が今夜の報道ステーションで放送された。


     森友 報道4

   
    このスタンスは当ブログでは森友学園問題が報道された時、真っ先に指摘した。
    不動産屋ならすぐピンとくることだが、世間一般では「そんな馬鹿な!」ということになろ
   うが、やっぱりその通りなのだよ。
    現場の人間も証言している。


     森友 報道3


    3つの情報源が一致しているように最初から減額すべきほどのゴミはなかったのだ。
    少しはあったかもしれないが、除却するほどのゴミは外から運びこんだものだ。
    さらに、ゴミの範囲まで大幅にふかしたということだね。

   
     森友 報道8

      「9mの深さまで何か出てくる」というストーリーだ。
      実際は、そんな深さまではゴミはない。

      えらいじゃないか!報道ステーション!

      さ~て、この資料は検察も持っていっている。

      これでも財務省(近畿財務局)にガサ入れないのでしょうか!検察は!
      







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知識人、文化人、芸能人らの共謀罪法狂騒曲 後編

    



    どうも三浦璃麗女史は、若い衆には人気あるようだが、私はこの人、「ゲスの極み乙女」
   と同じに思える。
    全然、違うじゃん?
    まあ~、聞いて下さい。「ゲス」も「極み」も「強度」ありますね。
    「乙女」だって、やはり「 」がつくくらい「強度」があるのです。
    「ゲスの極み乙女」といえば、それぞれの「強度」が内部で核分裂するがごとく磁石のS
   とN極のような斥力を発揮しつつ同時にそれぞれのベクトルの強度を「相対化」しているの
   です。
    つまり、「強度」と「強度」をぶつけてそれぞれを相対化しつつ全体としては不思議と統合
   させるというさらなる「相対化」を図ると同時に「強度」の磁場をつくり上げている。
    「ゲズの極み乙女」も若い衆に人気あるようですが、私にはそのスタンスは「ポストモダ
   ン」の終着点のように思えます。
    つまり何も新しくないということです。
    ネーミングだけで音楽とは何の関係もないじゃないか、と思われるかもしれませんが、音
   楽だって遅れてきた渋谷系、田舎くさい小沢健二?じゃないかと思ってます。

    三浦女史は「リベラル殺し」の刺客として存在しつつ「保守」たらんともしないのです。
    日本のリベラルは教条主義は少なくどちらかというと「相対」であり、これらを「バッサ、バ
   ッサ」と斬り捨てる様は、一見、「保守」のような「強度」を持つように若い衆は錯覚している
   のでしょう。かと言って彼女は自ら何かを打ちだしたことなどないのです。
    今回の共謀罪法でも三浦女史は、民主党など多くのリベラル勢力が反対を表明するな
   か、「(あなた達わかってないわね)共謀罪はテロ対策なのです」と軽くリベラル斬りしつ
   つも「共謀罪は不備がある」と今度は政府(保守?インチキ保守)にチャチャを入れつつ、
   そんな不備がある共謀罪法は拙速にやるべきではない、とか共謀罪反対とは表明しな
   い。つまりリベラルという「相対」を相対化しつつ、「保守」たらんともせず、同時に「逃げ恥」
   するスタイルだ。換言すれば肝心なところは「東大話法」若しくは「政治学者話法」のあわ
   わで煙に巻くか、スルーするから火の粉が己の身にふってこない様がクール ⇒ 強度と
   思っているなら大間違いですね。
    彼女も「ゲスの極み乙女」と同様、「ポストモダン」の終着点としての立ち位置でしかあ
   りません。 

    
    例によって脱線しました。
    本論に戻ると、共謀罪法擁護論者の主張の支柱、「テロ防止のため」は繰り返しになる
   が、憲法学者、木村草太氏のこの言説でバッサリと斬り捨てられた。

     やはり今回、テロ対策だからこの法律に賛成したというふうな有識者の方は、
     ぜひ、 本当に自分が発言する資格があったのかどうか、きちんと考えてほし
     いと思いますね。


                     ~ 小林よしのり 「あのな、教えたろか」 ~    

    本来なら「バッサリ」と斬り捨てられた人物として三浦璃麗、津田大介とともに松本人志
   があげられる。彼も「冤罪とかあってもテロ防止のためなら・・・」と共謀罪擁護論を展開し
   ていた。松本人志は、この言説を前にしてもお笑いという彼の武器で際限なく「相対化」
   していくだろう。彼も間違いなくポストモダンを漂流している一人だ。誰しもそうだと言える
   が、実は人一倍明確にそれを体現している、本人は意識していないだろうが。
    当ブログでも取り上げた映画 「しんぼる」の終盤のどん詰まり感はまさにそうだ。
    平時の政治はともかく、共謀罪などはお笑いにしてはいかんのだよね。
    それを承知で各テレビ局は、お笑い芸人に政治についてもコメンテーターにしているの
   だと思う。
    さらに大きな現在のTVメディアモードについて解説するなら、「報道ステーション」のレギ
   ュラーだった木村草太氏のような政権に都合の悪い、若しくは辛いこと言う人物を同番組
   レギュラーから排し、田崎スシローよりは一足早くうまいこと風見鶏した後藤某をレギュラ
   ーコメンテーターにするのが、官邸に意向にそった放送局の報道なのだ。
    共謀罪法採決が決まってから木村草太氏のような人物を出演させるのが、「報道ステー
   ション」ギリギリの抵抗のスタンスか、さもなければこの放送局のアリバイとしての木村草
   太氏出演ということでお茶を濁すべしが首相との食事会での社長、報道局長への指示事
   項であったか、そのいずれかでしょう。
    この怪しいスタンスを田原総一朗氏が自家薬籠のものとして体現していることは事情通
   なら周知のことだ。彼の奥さんの葬儀は電通が仕切っている。何が言いたいかというと、
   一見、過激そうな彼の言説も絶妙な電通コードの枠の中に収まることでしかない。木村草
   太氏同様、共謀罪法採決が決まってから田原氏が出演して一見、「過激」トークという期
   待どおりの役割を演じているのだ。
    官邸お誂えの向きのTV局報道モードがない以前の状態だったら、シリーズ「共謀罪法」
   なる番組構成も可能だったろう。各局でこれが出来れば、あのような奇策を弄しての強硬
   採決は出来ず、政府は加計問題で会期延長は何としても避けたかったのだからまたもや
   時間切れで共謀罪法廃案という目もないわけではなかった。 
    いずれにせよ、田原氏の「過激」もどきはネット時代の今日、時代遅れであり、所詮、電
   通コードがあるなら木村氏のように淡々と論点整理するだけで十分だ。
    「過激」ではなく「過激」もどきと知れた途端、「過激」もどきは芸能(お笑い)との親和性
   を示しだす。そんなことは二人とも意識していないだろうが、田原氏(「過激」もどき)と松本
   人志(お笑い)は対談している。
    このような田原氏のスタンスを知らず、田原氏と対談した際、変におののいたり、お茶濁
   している松本人志はやはり政治的話題を語る資格がないと思う。

     
    表現に携わる人にとって共謀罪は他人事ではない。
    最後に会田 誠氏のこの言葉を記しておこう。

     現代美術家の会田誠氏は、アーティストとしてのあり方に踏み込んで共謀罪への
     反対を表明。安倍政権は、「権力に歯向かう者」、「皆と歩調を合わせない者」、
     「国家のために自分の全てを捧げない者」を社会から排除しようと画策しているが、
     アーティストとはそもそも、一度常識の外に出て物事を見つめ表現をつくり出す人
     たちだ。そういったことを許さない全体主義的な安倍政権の思想は、アーティスト
     として到底受け入れられる代物ではない。

     〈僕は一般的な国民になる気はさらさらないので、もとより共謀罪には反対です。〉
 

                                   ~ LITERA ~



     ミケランジェロの時代から表現者は直接的でなくて間接的であっても多かれ少なかれ
    「権力」と闘ってきたはずだ。
     この共謀罪法を前にして何ら発言しない表現者は表現者たり得るのだろうか?

                                           (了)











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