素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

VHSとベータ、WindowsとTron、iPS細胞とSTAP細胞

     



     理研がSTAP細胞の存在を確かめる検証実験の中間報告を発表した。
     論文作成者の一人の丹羽仁史プロジェクトリーダーによると、論文に記載された通り
    の作成方法で22回やってもSTAP現象は認められなかったそうだ。
     「やっぱりインチキか」と国民は思うだろう。
     でも、論文どおりにやって再現できないことは世界中で既に確認されていることだ。
     今さら何をやっているのかね。小保方さんも言っているではないか。
     ネイチャー掲載の論文はSTAP細胞最適化の論文ではなく最適化の論文はこれから
    発表する予定だったと。小保方さんが彼女のレシピとコツでやらないとできないのだと。
     小保方さんは丹羽氏と別に11月末までに検証実験を継続すると言われるが、彼女
    の精神状態を考えるとウマくいかないだろう。
     それに小保方さんの実験は“ アリバイ ”づくりみたいなもので既に結論は出ている。
     野依理事長が下村文科大臣に示した改革案では再生・発生科学総合研究センター
    の約40のセンター研究室が減らされるのだから。「首を差し出したのだからこれで勘弁
    してくだい」ということだろう。センター長直属のユニットリーダーは廃止されるのだから
    小保方さんらに居場所はない。笹井副センター長も存命ではないのだから事実上、
    理研はSTAP細胞から徹底ということになろう。
     酷なこというようだが、以前も述べたとおり小保方さんにはもはや国内でまともに実
    験できる場所などないのだ。あるようでもそれは形だけ。例え彼女がSTAP細胞の再
    現実験に成功してもまたぞろ細工されてインチキ扱いされるだろう。
     「毒を食らわば皿まで」、徹底的にやってくると思う。

     それじゃ、海外に行けば小保方さんがまともに実験できるかというとそれも今や怪し
    い。もう世界の科学界は「STAP細胞は存在しない」でコンセンサスができているよ
    うだ。彼女がどうするかは定かではないが、私は「科学界」とやらがそう結論づけたと
    しても白旗上げない。常温核融合だってジャンクサイエンスとして「科学界」とやらに
    徹底的に叩きつぶされても、結局、復活したではないか。
     確かに私は「科学」の門外漢ではあるが、今回の一連の騒動が謀略であることには
    確信がある。何度も繰り返されたきたことの焼き直しだと思うのだ。
    
     STAP細胞がぽしゃってくれて得するのは誰か?
     製薬会社、いや、もっとベタに考えてiPS細胞陣営だろう。
     iPS細胞とこれに関連する製薬会社で既に利権のネットワークはできているのだと
    思う。山中教授が若くしてノーベル賞をとったということはそういう世界の意思表示だと
    考える。再生医療の世界に2つのスタンダードは都合が悪いのです。
     
     一つの世界に2つのスタンダードはいらない、これは昔からずっとあることです。
     ビデオのVHSとベータの覇権争いがありました。これは消費者の利便性にまつわる
    ことで科学とは関係ない?WindowsとTronの場合はどうでしょう。OSとして日本の
    Tron(B-Tron)の方が安定性、安全性においてWindowsより優れていることはよく
    知られたことです。でもPCのOSを日本製に握られたらたいへんだと政治力によって
    叩きつぶされました。(その後、Tronは携帯、家電等で広く使われていますから何と
    なく棲み分けできたことにはなっていますが)
     これだって産業界と政治の問題であって科学ではないではないか?
     でも、優れているものが駆逐されて劣化してものが普及しスタンダードになるとは
    何とも奇妙なことです。Tronのようにウィルスに感染しないOSでは都合が悪いので
    す。サイバー攻撃、サイバー戦争できなくなってしまいますし、個人情報を監視でき
    なくなってしまいますから。
     「科学」といより「科学技術」ではありますが、彼らのアジェンダに反するものは排
    除されるのです。「科学」だって事態はさして変わらないと思うのです。
     より安全で完成されたものより劣るものが普及してくれた方が都合がいいでしょう。
     STAP細胞よりIPS細胞が優れているのは昔のことで間違いだと山中教授はいい
    ますが、誰でも再現実験できるSTAP細胞が完成したら、やはりSTAP細胞の方が
    優れているように思います。(今はまだ、その途上にあるからこそ今のうちに叩き潰
    さないといけないんじゃないでしょうか)
     再生医療の世界は莫大な利権が絡みますから、純粋に「科学」の競争など許され
    ないのだと思います。
     そうすると小保方さんには未来がないのでしょうか?
     今のところ相当に厳しいと考えます。
     彼女にチャンスが生まれるのは医療、製薬会社にメスが入ってそのインチキぶりが
    白日のもとに晒された時でしょう。今までは考えにくい事態ですが、意外とその日は
    近いかもしれません。
  
     そういえばこのニュースを報じた古館伊知郎が「すべてはシナリオがあるかのよう
    です」なんてゴールデンタイムのキャスターとしてはギリギリのコメントしました。
     
     VHSとベータ、WindowsとTron、iPS細胞とSTAP細胞、宮根誠司と古館伊知郎
    というわけで10月から宮根誠司ということにならないでしょうね。
 
     そうならないことを祈っています。









スポンサーサイト
科学 | コメント:1 |
| ホーム |次のページ>>