素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

イスラム国日本人人質事件!早くも情報戦か!


安倍政権の中東外交は失政だったと思うが、どうも国内世論は擁護論の方が優勢のようだ。
彼ら擁護派は中東外交の大転換をよしとしているのか?立ち位置を明確にして有志連合側に
つく覚悟はできているのか?今、改めて聞いてみたいものだ。
集団的自衛権をにらんだ安保法制の改正?おおいに結構じゃないか、それくらいではないの
だろうか?有志連合側に立つと明確になったら、中東在留邦人及び日本国内でのテロを甘受
するということになる。ある意味「戦争に行け」と言われるよりひどいかもしれない。
戦闘と何の関係もない一般国民がテロという悲惨な事態に巻き込まれることになるのだ
から。
安倍外交擁護派が増えているのは情報戦が展開されているからではないか。
「I am kenji」 というツィートやメッセージボードだけが報道され、このあと「I am not abe 」
と世界では続いているのに日本ではカットされているもの。

そんな折、週刊現代の「全国民必読 『 イスラム国 』 からすべての日本人に告ぐ」という記
事が目にとまった。 これも危機を煽り、結局は安倍政権の安保法制改正に利するものかと思
いきやさにあらず。冷静かつ客観的に情勢分析している。
元レバノン大使の天木直人氏に明言させている。

安倍総理が唱える「積極的平和外交」 「地球儀を俯瞰する外交」は、取返しのつかない
過ちを犯した。
安倍総理はまさに、まんまと敵のワナにハマってしまった。
今回は日本政府の政策の過失によって日本人が巻き込まれた戦後初めてのケースですよ。

                                                                                             ~ 週刊現代 2/7 号 ~

週刊現代と日刊ゲンダイは共に資本系列からすると講談社系なのだが、日頃は真逆のスタン
スが少なくない。この記事に関してはピタリと一致していると言っても過言でない。
さて、ここでもう一度、副島氏の言説を吟味してみよう。
彼がいうワナにかかったとは単純に地雷外交をやってしまったということを指している。
もっとも安倍首相本人としての外交スタンスは、やたらリスクという言葉を使いたがるように
ガーデイアンのこの言説に収れんされるだろう。

欧米メディアは、安倍晋三首相が世界で存在感を高めようとする際に避けられない
リスクだとの見方を示している。

英ガーディアン紙(電子版)は20日、事件が世界の舞台で存在感を高めようとする
安倍首相の試みに必然的に伴うリスクを「劇的に示した」と分析した。

                                                                                               ~ 毎日新聞


好意的に考えるなら上記のように解釈できるだろう。
でも、副島氏の言わんとするところは違うようだ。
マケインとネタニヤフの連携が米国とイスラエルの意思だと勘違いしたのが間違いだったのだ。
オバマはマケイン(ネオコン)とスタンスが違うようだし、以前も述べたようにジャパンハンドラー
ズ(ネオコン)がアメリカの意思とはもはやいえないのだと思う。
このあたりは変わりつつあるのに、その先が見えない、若しくは知ってはいても現状を変えて
欲しくない、「原発マフィア」や「安保マフィア」と同じ精神構造だ。
この事態の根本には岡崎久彦氏ら「アメリカにぴったりついていく派」が今だに隠然たる力を
持っていることに求められよう。
そもそも国家消滅が予定されているイスラエルなどに肩入れする必要があるだろうか?
アメリカだってイスラエル見捨てることは既定事項なのだから。  

それにしても本当に安倍首相は何もわからず地雷外交してしまったのか。
どうもそうは思えない。シリア渡航直前に身柄拘束されたジャーナリスト、常岡浩介氏は語る。

あの時、渡航できていれば、湯川さんが解放された可能性があるし、そうなっていれば10月
下旬に、後藤さんが湯川さん救出に向かう必要もなかったのです。

                                                                                                  ~ 週刊現代 2/7号 ~



少なくても政府(外務省)は湯川さん殺害を予見し容認していたとしか思えない。
そのあたりは今さら詮索してもしょうがない、今後、どう展開するか吟味しよう。
おそらく安倍首相は開き直り、「毒をくらば皿まで」でベタにこの事件を安保法制改正に利用す
るだろう。さっそくNHK、島田解説員あたりが「あ・うん」の呼吸でこの流れに同調しているようだ。

もっとも体調が持つなら安倍首相は安保法制改正まではやらしてもらえるかもしれない。
以前も述べたように日米安保の視点からの集団的自衛権はあまり意味を持たないが、日本が
国連の常任理事国になるためには必要だと私は考えている。
この点を全く視野に入れず日米安保の視点からのみ集団的自衛権を説く人は危険だ。

安保法制改正が進んでいる頃までには有志連合の分裂、若しくはイスラエル外しを誘発する
情報戦が世界レベルで展開されているだろう。この時、安倍首相は梯子を外されるのだと思う。
やはり安倍首相はワナにはまってしまったのだ。
日本の首相がワナにはまるのは悲劇のようだが、そうでもない。
この時、(あえて野党とは呼ぶまい)カウンター勢力がようやく起きあがるのだろう。

天の配剤というものはあるのだと思う。

 







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