素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

望遠鏡で眺める現在、そして未来へ 後編

 


 

    最も消極的ニヒリスト、「大衆」(B層)がファシストを生み出すのだ。
    日本の現実の政治に戻ると、民主党の失敗が安倍ファシスト政権が生んだ。
    ワイマール時代の次ににナチスが台頭したように。
    安倍政権のアベノミクスの第3の矢は成長産業と言われるが、さして目ぼしいもの
   はないと考える。新自由主義、サプライサイド経済学の延長に過ぎないものがほとん
   どで、農業、医療、介護といってもこれは前政権から言われ続けていたものだ。
    ポストモダンの歴史家、フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」が終わったのだから
   新しく歴史(未来)は作られなければならない。

    先日、事情通H氏とほぼ1年ぶりに偶然、再会しいろいろと語りあった。
    やはり、これから注目すべきはエネルギーであるが、来年3月から電力自由化となる。
    さらにいよいよ、石油は終わり水素社会になるといってもその水素は天然ガスから作
   られることから、石油が天然ガスに代わっただけではないか。佐野千遥氏の磁石による
   フリーエネルギーも理論的に正しくても実地には実現不可能であることが確認された。
    どうもまだ先は長いようだと語りあった。

    そうはいっても「 『 寿命120歳 』 は現実に! 」 で述べたように来年から寿命120
   才に延ばす薬の臨床実験が始まる。間もなく販売されるようになるだろう。
    しかも1日8円の費用なのだから誰でも寿命120歳時代を謳歌できるようになる。
    いくら遅くてもあと50年もすればおそらくフリーエネルギーは実現しているだろう。
    寿命120歳時代、50年は生存期間と考えられる。そうなったら資本主義は終わる。
    「もっとヤレ!ヤレ!」と言っても働かなくなるし働く必要もなくなるからだ。
    江戸時代の八っあん、熊さんの労働時間に逆もどりだ。つまり労働時間は1週間に2、
   3日で済むようになるだろう。
    有り余った時間、人々は遊ぶようになるが、この時、底が抜けてしまった「遊びの堕落」
   はメルトダウンならぬメルトスルーするのか、それとも・・・・・。
    さらに寿命120歳時代になれば、人種でなく遺伝子及び犯罪歴で差別される時代が
   到来するだろう。映画「ガタガ」、村上 龍「歌うクジラ」の世界の現実化だ。
    その時、人権は無力化し「優生学」が結局、勝利するのか、それとも新たな価値が生
   まれるのか?

    現在、資本主義一人勝ちを信じて疑わない「大衆」の群れによる、「儲けるが勝ち」の
   新自由主義の延長の思考が世界に広がり支配的に思われる。
    でも、それは20世紀的価値であってこれら科学技術が実現した21世紀的価値で
   はない。(実現しなければ多くのSFが描くようなディストピアの世界だ。) 

    あまり指摘されないが、今こそ「儲けるが勝ち」ではない、21世紀の哲学・思想が必
   要とされている。今のところまだ、21世紀の哲学・思想は現れていないと考える。

    本記事をもって期待と不安、希望と危惧が交錯する2015年の最後の記事とさせてい
   ただきます。

    乱筆、乱文の当ブログを1年間、お読みいただきありがとうございました。
    来年もよろしければおつき合いください。

    
                                            (了) 



早春スケッチブック
このドラマを観てシナリオライターを志した
人は少なからず存在する。
私も40代でこのドラマと「再会」しなけれ
ばこのブログをやっていなかっただろう。




  






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