素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

シンギュラリティ (我々は、結局、AIのえさ、こやしになってしまうのか?) 後編

     




     シンギュラリレィになってAI が全人類の知能を上回るようになった時の危機として人間
    を邪悪な存在と認識して自分たちの思考で社会を作り変えてしまう可能性が挙げられ
    る。
     これに対してスティーブ・ホーキング博士やテスラ・モターズ等の実業家として知られる
    イーロン・マスク氏は警鐘を鳴らしている。

      ホーキング博士は英国BBCのインタビューに対して「完全なるAIを開発でき
      たら、それは人類を終焉させることになるかもしれない」とコメントしています。
  
          (中略)

      アメリカの実業家イーロン・マスク氏も、2014年、ツイッターで、「AIには細心
      の注意を払う必要がある。核兵器よりも危険をはらむ可能性があるからだ」と
      コメントしました。

      ~ 田村 珠芳 著 「いつに国家が消滅し、人工知能が世界政府をつくります」~


     私も同感だが、どうも完全なるAI の完成を急ぎたい人達がいるようです。
     田村珠芳氏はイルミナティーとAI が一体化することによってAI=イルミナティーによる
    世界政府が誕生すると言いたいようだ。
     そんなバカなと思われるでしょうし、前回引用のように人間と機械の明確な区別がつか
    なくなることなどあるはずがないと思われるかもしれません。
     「シンギュラリティ」についてはレイ・カーツワイル氏のみならず、かなり以前から指摘さ
    れきましたが、人間と機械の区別がつかなくなるとは第2世界大戦時から予言されてい
    たのです。予言したのはあのヒトラーです。

       それは諸君、何かの異変か大戦か災害のために、2039年、人類が残らず
       滅びるという意味ではない。
       たしかに、それまで多くの大難が続けて起きる。さっき言ったとおり、1989年
       から1999年まで、世界はつづけざまの天変地異と戦乱の中にあるだろう。
       そのために一部の恵まれた国を除き、多くの国が餓える。いくつかの国は崩れ
       て燃え落ちる。毒気で息絶える街もある。2000年以後は、それがいっそうひど
       くなる。2014年にはヨーロッパの3分1とアメリカの3分の1が荒廃してしまう。
       アフリカと中東も完全に荒廃する。結局、いまの文明は砂漠しか残さない。
       しかし人類はそれでは滅びない。わがドイツの一部と米ソの中心分、日本や中
       国は深い傷を負いながらも生き残る。
       ただ諸君。それでも人類はいなくなるのだ。いまの意味での人類は、その時もう
       いない。なぜなら、人類は2039年1月、人類以外のものに“進化”するか、
       そうでなければ退化してしまっているからだ。

                  (中略)

       こうして人類は、完全に二つに分かれる。天と地のように、二つに分かれた進化
       の方向を、それぞれ進みはじめる、一方は限りなく神に近いものへ、他方は限り
       なく機械生物に近いものへ。
       これが2039年の人類だ。その先もずっと人類はこの状態をつづける。
       そしておそらく2089年から2999年にかけて、完全な神々と完全な機械生物
       だけの世界が出来上がる。
       地上には機械生物の群れが住み、神々がそれを宇宙から支配するようになる
       のだ。

                          ~ 五島 勉 著 「1999年以後」 ~



     ヒトラーはイルミナティーに指示されていたのですからこれは「予言」ではなくてアジェン
    ダです。そう考えると、レイ・カーツワイル氏の予想も彼らのアジェンダを代弁したものだ
    とも解することができます。
     これらは「攻殻機動隊」の世界ですが、ハリウッドを中心にこの作品が人気と評価を得
    ているのは世界観、作家性、クオリティーの高さだけによるものなのか?
     こういう世界を望んでいる人々が後押ししているからではないのか?
     (先日、押井 守氏がアニー賞の生涯功労賞「ウインザーマッケイ賞」を受賞した。
      褒章とは実力、貢献のみならず必ず裏があるものです。)

     私はレイ・カーツワイル氏曰くの「シンギュラリティ」には部分的に異論を唱えたい。
     AI がより進化したAI を作るって?
     ある程度はそうなるでしょうが、彼らが主観・意思を持ったなら今日でいう「競争」によっ
    てAI 同士の闘争が起きるような気がしてならない。


     もっとも「シンギュラリティ」の世界とはならない未来もありますね。
     AI というと「マトリックス」よりもずばりそのもの、S・スピルバーグの「AI」を忘れてはい
    けません。こちらはハーレイ・ジョエル・オスメント演じるヒト型の子供で可愛いAI です。
     人間に捨てられる哀しいAI です。

    AI 森

    AI 2000年後

                                  ― 出典 「 A I 」 ―


     永遠の愛と忠誠を誓うAI (デイビット)を2000年後、回収した知的生命体は有機体で
    はなく無機質なロボットだった。
    
     何で同じAIでかくも違うのか?
     AI を動物に例えるならえさ、植物になぞらえるならこやし、これらをビッグデータを通し
    て与えるのは他ならぬ人間です。
     ビッグデータの元になる、スマホ、SNS他のネット環境では罵詈雑言にあふれ、人間
    の愚かさに満ちていると思うのは私だけだろうか?何にも知らないまっさらなAI がディー
    プラーニングしていく過程で客観的・知的に判断していくなら「人間とは何と愚劣で低俗
    な生物なのだ」と判断しても不思議ではないと思います。
     結果として人間に地球を任せるのではなく自分たちが地球を管理した方がいいと思う
    ようになるのではないでしょうか?
     これを利用してAI と一体化して自分たちが完全なる支配者として地球に君臨して多く
    の人間を奴隷の位置にとどめる「千年王国」を築きたいという人達がいると考えます。

     さて、これらの言説が飛躍し過ぎるとしても、西欧の科学者の多くは無神論者であるこ
    とは間違いないことです。そのうち一定の割合の人々はヤハウェではなくルシファーを
    信仰しているのです。これまで何度も述べてきたようにヤハウェだろうとルシファーだと
    彼らが一神教であることには変わりありません。一神教に奉じる人々が作り出す「進化」
    とは、必ず神モドキを作るか、自分が神モドキになるのです。
     このように考えると、「シギュラリティ」の世界に対峙できるのは、やはり、どう考えても
    日本人です。西欧には人間を「機械」ととらえる思考が脈々とありますが、日本にはそん
    な思想は存在しない。日本に存在するのは「大和魂(≒やまとごころ)」です。
     私は、「シン・ゴジラ」と「この世界の片隅に」という2本の映画を通してAI に対抗できる
    のは「大和魂(≒やまとごころ)」だと確信するに到りました。
      さらに言うと「AI vs スピリチュアル」は人類最後の命題かもしれません。
      (今後の課題とさせて下さい。)

      もっとも西欧でも「シンギュラリティ」と異なる有力な未来予想としてH・G・ウエルズの
     未来予想があります。
      「シンギュラリティ」とH・G・ウエルズの未来予想を止揚・統合したものが「AI統一戦
     争」であります。

      今日、日本人としてこの世に生まれた人は一人一人が大きな役割を担っているの
     です。
                                      
                                      (了)


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