素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「成長戦略」など吹っ飛んでしまえ!! 前編

   



   アベノミクスの3本目の矢「成長戦略」が発表されした。
   株式市場(外国人機関投資家)は518円安と今年3番目の下げ幅となり失望売りとか言
  われる。  
   続落してアベノミクスはもう終わったとさえ評されます。
   「成長戦略」はこれが第3弾であり、第1弾(4/19)、第2弾(5/17)の時、市場はどう反
  応しただっけ?

    
    第1弾「女性の活躍」

      ○ 保育所定員を40万人増

      ○ 育休期間を3年に延長要請

      ○ 日本版NH(国立保健所)の創設


    第2弾「世界で勝つ」

      ○ インフラ輸出を20兆円に

      ○ 食糧輸出を1兆円規模に

      ○ 設備投資を70兆円規模に
 

   人口減少社会はいかんともし難いのであって、人口の約半分を占める女性にスポットを
  当てるのは国内的には実に有意義なことです。でも、外国人機関投資家にインパクトある
  のかいな。
   日本版NH(国立保健所)くらいか?続く第2弾のインフラ輸出、設備投資はいかにも
  外資が喜びそうなことですね。

   今回の第3弾は何がイカンのかな?
   誰でもわかるのは「一人あたりの国民総所得(GNI)を10年後に150万円増やす」
  でしょう。GNIの年率増加率は3%だそうですが、出来ないだろうが年率2%のインフレで
  GNIが3%増えたからといって何なのよ?しかもGNIはGDPに日本企業が海外で稼いだ
  金額も入っていることから、実質的国内の成長はさらに僅少なものとなる。
   池田勇人の「所得倍増」とはいかないまでももうちょっと景気のいい話をしてくれきゃ。

   市販薬のインターネット販売を原則解禁といっても、海外では当たり前で今さら感は拭え
  ない。

   エネルギー分野にしても「発送電分離」とか「20年のエネルギー関連市場の規模を現在
  の8兆円から26兆円に拡大」とか言っていますが、彼ら外資にしたらそんな曖昧模糊とした
  ことではなく、スマートシティーをどう展開させるのか、そのあたりを具体的に示して欲しい
  だろう。
  (因みに何度も述べるように私はスマートシティーは「時代の徒花」だと思っています。)
   株式市場に歓迎されるか否かは別として私としては「原発再稼働、発送電分離、風力発
  電」程度で「成長戦略」とされも全く期待はずれです。

   医療研究の指令塔創設とか謳っていますが、ベンさんの「人殺し医療」を読んでしまった
  ものとしては、「結局、より薬づけにされ、製薬会社を儲けさすだけでしょ」と言いたくな
  ります。iPSとか再生医療は確かに経済成長だけではないのですが。


                              (つづく)

   


 
   
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