素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「成長戦略」など吹っ飛んでしまえ!!  後編

   



   どんな政策でも単独ではその効果のほどを評価できない。
   「TPP」と「道州制」、「道州制」と「プライバタイゼーション(民営化)」等々。
   専門家といえどもこれらを横断的に考察している人は意外と少ない。
   「成長戦略」をその他の政策、将来予測との関連で少しばかり考察してみよう。


   〔コメの生産コスト削減〕

    コメづくりの費用(生産費)の4割削減を目指す。
    コメの価格が下がり輸出の促進につながり、農家の収入増も見込めるということ
   らしい。    
    当然、TPPを睨んでコメの国際競争力の強化を狙ったものだ。
    でも、価格の叩きあいになったら、日本米より安価な米はいくらでもあるのではないか。
    日本米のように美味で高品質なコメはどうしたって手間ひまかかる(高コスト)のでは
   ないだろうか?
    どうも「競争」=「価格」としか捉えていないような気がする。


   〔クラウドファンディング〕

    中小・ベンチャー企業がインターネットで事業のアイデイアなどを示し、広くお金を
   集める。誠に結構だが、政府がどうのこうの関与するものでもないような気がする。
    関与するのは現在、証券会社しか扱えない「未公開株」を証券会社以外でも扱える
   ように法整備することらしい。
    これらベンチャー企業のうちかなりの部分はネット企業そのものでなくてもネット
   を活用したものとなるだろう。
    「『 スピリチュアル 』と『 実務 』の交点」で述べてようにネットビジネスが
   さかんになればなるほど、これらビジネスの顧客が増えれば増えるほど「どこかで
   誰か」の仕事が減っていく。
    日本では起業家がまだ足りないとかいうがアメリカの若者は今や結構安定指向
   らしい。起業しても大多数は失敗するのだから、安定指向もいちがいに責められない。
    「成功」、「失敗」は普遍的原因もあるが、「競争」における優勝劣敗による
   ものであって、アメリカの若者はアメリカ式の「競争」に辟易し始めてのでは
   ないか。
    ここでもキーワードはネット時代、グローバリズム時代の「競争」という概念だ。


   おそらく「産業競争力会議」がネット時代、グローバリズム時代の「競争」を
  前提としているのだから当然の帰結といえる。
   これら「競争」と反対の概念は何だろうか?
   それはフリーエネルギー、若しくは限りなくフリーに近いエネルギーが実現してし
  まった時代の「共生」だと思う。
   いきなりそこまで行くのは先走り過ぎだとしても、
   エネルギー、資源を国産にするくらいは「成長戦略」に盛り込んでもらいたいも
  のだ。

   海洋資源は2017~8年くらいに商業ベースに乗るのだから。
   
   オーランチオキトリウムについて参院で質問した植松議員に対して安倍首相は

   「オーラン何とかですか・・・」

   と答弁した。
   このあたりに何が何でも原子力ムラと手を切れない日本の政治家のスタンスが
  現れている。
   
   火力発電の燃料、石油は割高で、シェールガスなら今のところ比較的に割安だ
  と言われる。でも、国産で石油が出来てしまったら事態は劇的に変わる。
   発電にみならず国産石油は産業界全体に影響を及ぼす。
   あまりに商品価格を押し下げるとまたデフレになってしまうことから、価格は
  据え置き膨らんだ利潤を給料に還元すれば消費は拡大しそれこそ経済成長する。


   昨日の講演でジャイ・エピセンターさんは、オーランチオキトリウム実用化の
  ためには1000億程度必要だが、皆でファンド組みお金集めようと訴えていた。
   そんなこと「産業競争力会議」の面々は間違ってもやらないし、むしろ阻止
  するだろう。
   彼らは「規制緩和」を連呼するが、ホントに社会の「構造」を「改革」してし
  まうかもしれない科学技術については「規制」するのだ。
   社会の「構造」が「改革」されてしまうかもしれない「書割」のチェンジは自分
  たちの立場を危うくすることから「規制」し避ける。
   
   何が規制緩和だ!科学を規制しているじゃないか!

   科学の規制緩和が必要だ!

   科学のパラダイムシフトこそ「成長戦略」だ!
   
   この科学のパラダイムシフトは日本の政治家に期待しても無理な相談だ。
   彼らがどんなに踏ん張っても「隠された科学技術 6000」の部分的解放に
  よってこれらの科学のパラダイムシフトの扉は開かれる。


   「成長戦略」には歓迎すべきものも含まれているが、肝心なところが全く期待
  はずれであり、こう結論づけるしかない。

   「成長戦略」など吹っ飛んでしまえ!!

                            (了)     




   
    

   
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