素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

夏フェスへ行く 後編

   



   続いてステージにたったのは柴崎コウさんです。
   このメンバーの中では一人だけ特異な感じであります。
   本人はアーティスト指向が強いんでしょうか?
   
   「トクマルシューゴ」、「SALYU × SALYU」、「GREAT3」と続くわけですが、あたしらオッサ
  ンが名前くらい聞いたことがあるのはトクマルシューゴさんだけでした。
   Great3といったら、あたしらにとっては菊地雅章、ゲイリーピーコック、富樫雅彦のジャズ
  トリオのことでござんすよ。
   そんな具合でビール飲みながら喫煙所でつかの間の避暑しておりました。
   トクマルシューゴ君はいいですな~、今度ちゃんと聞いてみましょう。
   SALYU × SALYU は圧倒的に面白かったです。今回のフェスでヒカシューと
   SALYU × SALYU があたし的には二大新発見でした。あの小山田圭吾がプロデュースし
  ているのですか。
   岩井俊二の「リリイ シュシュのすべて」の中の架空のソングライターをこのSALYUさんが
  やっていたとか。今時めずらしいくらい徹底的に「おフランスざんす」の人のようですね。
   そういえば、当日のコーラスもどこかプーランクを思わせるところがありました。  
   

  ワールドハピネス 雲 大貫妙子
    夕暮れ近くなりました。                 大貫 妙子

   大貫さんも息が長いです。
   若い衆のファンも結構いるのでしょうか?
   細野さんは若い衆にもファンが多い。いやだんだんファンが増えているような気がします。
   シュガーベイブは1日だけの再結成もないのかもしれませんが、大貫さんと山下達郎の
  デュエットは聞いたみたいですな。

  奥田民生 ロング
                      奥田 民生 
    
   奥田さんは大トリから二つ前です。。
   私と親友 I は顰蹙(ひんしゅく)をものともせず、ズカズカと最前列から3番目
  くらいまで接近しました。私は奥田さんの熱心なファンというわけでもないのですが、
  この位置ならモニター画面でなく実物を写真におさめられると思ったからです。
   彼の歌には「さすらい」とか「股旅」とかありますね。実は当ブログのタイトル、
  最初は「さすらい人の戯言」にしようかと思ったのです。別に放浪癖があるとか世界
  放浪旅をしたわけではないのですが、「さすらい」という言葉にはちょっとこだわり
  があるのです。奥田さんの描く「さすらい」はどこかTV番組「鶴瓶の家族に乾杯」
  的だと思うのです。あの番組はさすらっているわけではありませんが、出たとか
  勝負という点では「さすらい」なのです。
   たいがいはみんな暖かくむかえてくれるのです。日本的「ふれあい」の世界が
  あって、昔はそういうの嫌いでしたが、今や日本人の美徳だと思っています。
   奥田さんの「さすらい」に多くの人は知らない者どうしの「ふれあい」を感じてい
  と考えます。素晴らしいじゃないか!何がいけない!確かにそのとおりですが、
  ホントの「さすらい」はもっとむき出しの「世界」いや「外部」にふれることで
  時に無軌道で理不尽で冷淡であったりするザラザラしたものだと思うのです。
   高橋幸宏さんと鈴木慶一さんは「ザ・ビートニクス」(THE BEATNIKS)という
  ユニットやってますね。アメリカのビート・ジェネレーション(ビートニク)由来
  のものです。
   今回のフェスでもビートニクを代表する作家ジャック・ケルアックの
  「路上/オン・ザ・ロード」を原作とする映画「オン・ザ・ロード」の宣伝の
  うちわが配られました。
   ビートニクの世界が「さすらい」だと思うのです。
   目的も成果もふれあいもあるようでない世界。
   映画で言うと、ジム・ジャームシュ「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、
  ヴィム・ベンダース「さすらい」。
   当ブログの由来ジャン・ルノワールの「素晴らしき放浪者」のミッシェル・シモン
  は旅しているわけでなくただのルンペンですが、「目的も成果もふれあいもある
  ようでない世界」に生きています。いわばアナーキーな存在です。
   「さすらい」ってそういうものだと私は思っています。


  咲坂守 畠山桃内 矢野顕子
    畠山桃内  咲坂守                  矢野 顕子     


   我々世代には懐かしい「スネークマンショー」の二人、畠山桃内(伊武雅刀)、
  咲坂守(小林克也)の登場だが、アラフォー中心の会場の反応はイマイチか。
   それにキャパが大きすぎるのだ。もっと小さなコヤ(劇場)で我々世代だけで
  やったらもっと笑えるハズ。「モンティーパイソン」の流れのこのお笑いは今や
  かろうじて「サラリーマンNEO」に生きているだけか。
   親友 I 曰くのようにこのような夏フェスは純粋に音楽だけ愉しむというより
  それぞれの世代が自分の青春を確認するためでもあるでしょ。
  
   「スネークマンショー」の二人が、この日のスペシャルバンド「THE おそ松くんズ」
  のメンバーを紹介していく。

    小山田圭吾 、 鈴木茂 、 小坂忠、 小原礼、 Dr.kyOn 、
    佐橋佳幸 、 高橋幸宏 、奥田民生 、 矢野顕子 、鈴木慶一 、 大貫妙子、
    ゴンドウトモヒコ・・・。  

   矢野さんと奥田さんが矢野さんの曲「ラーメン食べたい」をデユッットする。
   
   咲坂さんが「あの人は来るんでしょうか?」なんて不気味なこと言うんだよな。

   I と 二人して「え~、教授(坂本龍一)来ないの~!」とつぶやく。

  YMO スネークマン
       畠山桃内 細野晴臣 坂本龍一 咲坂守の4ショット

   全く思わせぶりなフリだぜ。
   YMOの3人が揃ったなら、この3人でやるだけでしょ。
   「東風(トンプー)」、「中国女」の2曲のYMOナンバーを演奏した。

   一夜限りのYMO復活だが、昨年の「ワールドハピネス」でも2011年の「フジロック」
  でもYMOは一夜限りの演奏している。

   毎年のようにYMOは一夜限り復活してYMOナンバーを古典落語のように毎年やり
  続けていくのではと思いつつ家路に向かいました。

                                (了)
     






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