素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

本当のねじれ解消とは

   



   終戦の日の今日、相変わらず「靖国」、「特攻隊」などについてTV放送されている。
   それはそれで意義は認めるが、シベリア抑留者の孫としてはいつもながらやや違和感を
  感じざるを得ない。
   どうも「美学」に傾きがちの「戦争」よりも悲惨で狂気に満ちた「戦争」をもっと伝えて欲
  しい。例えば、大東亜戦争の経済的側面―― シロアリのように戦争利権に群がった企業に
  とっての「戦争」とか少しは報じてくれないか。さらに、世界史的側面、ヨーロッパ戦線
  (要するにあいつらの視線)から見た大東亜戦争について語ったことがあったろうか?
   このあたりがわかると大東亜戦争に関する認識がガラリと変わると思う。

   さて、安倍政権に関して私の認識はやや複雑だ。
   経済的側面からいうと、1の矢、2の矢はデフレ解消のため必要だと考える。
   黒田バズーカ(異次元の金融緩和)は確かに大変な副作用を伴うだろうが、そんなことは
  本人が先刻承知のことと思う。この副作用を機に一気に経済統制に入ろうとする自民党の
  姿勢には警戒しなければならないが、この「必要悪」でいくら何でも“ 何となく自民党
  支持者 ”も目覚めるだろう。
   問題なのは3の矢、成長戦略であり、これが期待ハズレであることは既に述べたとおり
  です。
   
   外交も中国包囲網的スタンスは評価できるがリアル大東亜共栄圏は疑問符がつく。
   憲法改正も自民党案にはとても賛成できない。
   「強い日本」は結構だが、本日のテレ朝「玉川総研」で右翼団体「一水会」最高顧問
  鈴木邦男氏が語ったように安倍自民は「右傾化」というより単なる「後戻り」、復古調に
  過ぎない。
   鈴木氏は「後戻り」というより「思考停止」とも付言した。
   確かに「復古調」=「保守」はいくら何でも単純直角でしょ。

   この自民版憲法改正案に関して孫崎氏は結局のところ対米隷属を強めるだけだと述
  べた。一水会の鈴木氏も同様に対米従属の「国防軍」であって、三島由紀夫曰くの「国防
  軍」とは全く違うという。これを知ったら三島は嘆くだろうと語った。

   TPPを含め安倍政権を対米従属と批判する論調が見受けられる。
   確かにそのように受けとれるが、それは面従腹背の姿勢で実はゆっくりとした独立を目指
  しているとの論調もあります。ベンさんはこれに近い。
   
   アベノミクスについて英国経済誌「Economist」は

     「Is It A Bird? Is It A Plane? NO・・・IT’s Japan」

   と安倍ちゃんをス-パーマンに見立ててヨイショした。
   もちろん、アベノミクスが彼らにとって都合がいいからだ。

   一方、同じく英国紙「フィナシャル・タイムズ」は

     「ヘマばかりの日本は、アジアの平和にとって脅威だ」

     「安倍政権は、中国ばかりでなく、アメリカも遠ざけている」

   とこき下ろしている。
   ジャパンハンドラーズや戦争屋にとって日中緊張は御注文どおりだろう。
   米国の世界戦略を鳥瞰する勢力にとっては不愉快な事態だと考えられる。
   日本がゆっくりと対米従属から脱却してしまったら、不愉快どこでは済まず困った事態と
  なるだろう。
   「強い日本」を軍事的独立と捉えるなら、軍拡路線と批判もあるが大型ヘリコプター母艦
  「いずも」は実質的に空母であり、その一里塚といえるだろう。

   ベンさん曰く、そもそも安倍政権は「3.11」テロを受け、「強い日本」が必要と自衛隊が作
  った軍事政権だそうだ。
   同様にベンさん曰く「3.11」の首謀者としてロス茶、ネタニヤフが確実視されて世界の諜
  報機関ではもうバレバレだそうだ。ロス茶ら彼らの息のかかった海外メディアの言説を持っ
  て安倍政権を批判するのは少し慎重にならないといけない。
   本当に日本は孤立していくのか、彼らの支配から脱却するのか、よ~く見定めな
  いといけない。

   きしくも「侵略戦争」だったのか「欧米からのアジアの解放」だったのか、いまだに議論され
  る大東亜戦争の終戦記念日にふさわしい言説となりました。

   衆参のねじれは解消した。
   でも、「3.11」について真相が表メディアに表れ、誰か逮捕されなければ、「3.11」を契
  機として作られた軍事政権たる安倍政権についての評価はねじれを含んでいると考えなけ
  ればいけない。

   このねじれが解消されない限り、海外メディアの言説は鵜呑みにできないと考えるが、
  いかがだろう。








スポンサーサイト

政治 | コメント:0 |
<<反TPPの切り札は農民一揆と農民世界同盟!? 前編 | ホーム | 夏フェスへ行く 後編>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |