素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

答え合わせ「 半島を出よ 」 VOL.4

   



   村上 龍が指摘する日本の危機管理能力の欠如が「3.11」、「福島原発事故」、「放射能
  汚染水ダダ漏れ」と現在まで続いていることは御理解して頂けるものと思います。
   でも、この一節に現在の汚染水処理を巡る政策、言説が決定的にズレている様が図らず
  も表れていると言っても、当ブログ読者、その他事情通以外は何のことかちんぷんかん
  ぷんだろう。

    しかし、十二万の本隊を攻撃すれば液化天然ガス基地へのテロが行われるという
    奇妙な決めつけは、高麗遠征軍にとっては好都合だった。

              ~ 村上 龍 著 「半島を出よ」下巻 p441 ~
 

   「決めつけ」と言えば、汚染水処理だって決めつけではないか。

    放射能は消せないんだと。

   最優先事項はダダ漏れの放射能汚染水を何とか止めることだが、それは本質ではない。
   放射能が浄化できれば、問題ないんじゃないか!
   (そんなこと無理と思われる方は過去記事「やっぱり放射能は消せる!!!」を読んで
   下さい)

   この機会に放射能を浄化したら、このどうしようもない事態ですら、オセロゲームで黒だら
  けの盤面が次の一手で真っ白だらけになるような大逆転ができることになるのだ。
   放射能は消せるということが日本発で全世界に宣伝できるからだ。
   どうしてそれをやらないのか!
   お金がかかるからか?
   ホントにそう思っているなら、どうしようもない大馬鹿野郎だ!!!
   放射能汚染水が太平洋へ出て行って、環太平洋の国々、要するにTPP参加国の多くが
  「どうしてくれる」と日本に損害賠償請求してきたら、ケタ違いにお金がかかるよ。

   お金だけじゃない、日本は海洋汚染国家として世界中の厄介者になるだろう。
   事情は全然違うが、のっぴきならない状況をあらわす厄介者・日本はこの小説にも登場
  する。

    日本は東アジアだけでなく世界中の厄介者になりつつある。
    経済的にはもう立ち直れない。
    絶望した人びとによって軍備拡張主義が台頭している。
    優良企業が海外に逃げ出し、大都市を中心に浮浪者が百万人を超えたそうだ。

                       ~ 前掲同書 上巻 p140 ~


   この小説のもう一つの核にはふれずじまいだった。
   政府、官僚、マスゴミ、識者、自衛隊、警察では高麗遠征軍による福岡侵攻という事態を
  誰も解決することができず、V型成形爆破線によって高麗遠征軍が篭城するホテルまるご
  とぶっ壊して彼らを退治するのは犯罪者、精神異常者、カルト信者、ホームレス等々社会
  のアウトサイダーたちということだ。
   マンガちっくと思う人もいるだろうが、私はこれが現実に案外近いのではないかと思って
  いる。

   我々、ネットの世界で情報発信している人々は、日本の権力の中枢にいる人々ではない。
   アウトサイダーまで言わないが、それほど大きな力を持っているわけではない。
   かなりの有名ブロガーでもそうでしょう。
   でも、我々の中から汚染水処理の決定打を打ちだす人が出てきてもおかしくないんじゃ
  ないかと希望的観測を述べて本稿の結びとします。
        
                                 (了)
     





   
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