素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「 さてはてどっちでショー」2題

   



   効率化、スピード感がものを言う世の中であります。
   答えは単純に一つに決まった方がいい。
   現実は対称性どころか多重構造、複層的に「真実」と「虚偽」が絡みあっている。
   世界はキマイラであって、ある覗き穴からみれば「獅子」が「真実」であり、別の覗き穴から
  みれば「山羊」であり、いやいやこちらの覗き穴こそ正しい、「蛇ですよ」となったりするの
  です。
   でも、ビジネスの世界ではすぐ「結果」(答え)が出ないものは価値がないかのような趨勢
  (すうせい)がますます強くなり、多重、複層どころか非対称性が当たりという思考回路に
  なってしまっている。
   あぶない兆候です。

   そんなわけで今回は「さてはて真実はどっちでショー」を2題です。

 
 〔みのもんた〕

   私はこの人が嫌いです。
   正確には彼がどうのこうのというより、この手のたいしてものを知らないくせに押しだけ
  強い中小企業のオヤジタイプが嫌いなのです。もっとも一部上場企業の元重役にもこのタ
  イプはいます。先日も辟易させられましたが、彼らは一線を引いているのに「俺はエライ
  んだ」モードから抜け出せません。いいんです、彼らには存分に自慢話せてやり野放しにし
  てやればそのうちボロだして笑わせてくれますから(笑い)。

   みの氏もこのおとし穴にはまった人です。
   彼はTVで「相続税は二重課税だと思う。何で多額の所得税を収めてなおかつ相続税を
  払わなければならないんだ」と調子こいて一席ぶちました。同席した国会議員から「いいえ、
  ちがいます。所得税は本人に課税されますが、相続税は配偶者、子供らに課税されます。
  課税対象が違うのですから二重課税ではありません。」とピシャリとやられてしまいま
  した。全国放送でこれほど赤っ恥かかされたのに反省するわけでもなく開き直る厚顔無恥
  ぶり。人間、どんなに偉くなっても恥ずかしくなくなったらおしまいでしょ。

   そんなみの氏が二男のスキャンダルで報道番組自粛。
   快哉を上げたのは私、一人ではないでしょう。
   
   でも、そんな彼でも東電、原発事故については意外なほど突っ込んだこと発言してい
  ます。

     

   10月に自ら福島へ行って4号機の中をレポートしたいといってますね。
   「みのもんた」ではなくて水道メーター機の社長・御法川 法男の目でタンクのボルトの
  ゆるみとかチェックしてもらいものです。
   影響力のあるみの氏に福島原発のレポートしてもらったら困る人がいるのでしょう。
   二男逮捕の経緯も疑義が残ります。

     自分のカードを使い、新橋のコンビニで2万円を引き出し食事に行った。
     その後財布紛失に気付き、コンビニに戻ったところ、ATMの上にカード
     3枚があったという。財布を拾った人がカードを抜き取ってATMで金を
     引き出した後に置いたと思い、慌てて残高確認作業をしようと思ったところ
     にちょうど警察官が来たと話していたという。落とした財布もその時に見つ
     かったと主張しているという。その後、自宅に帰っており、みのも「何の
     問題もないと思っていた」という。

                         ~ 日刊スポーツ ~


     怪しい供述だとも言えますが、ウソとも断定できないでしょう。
   浴場で高級腕時計を窃盗したとして逮捕された高橋洋一氏も風呂から帰り、脱衣場
  の自分の籠の中に高級腕時計が置いてあるのを見つけたところを逮捕されたという。
   やはり、10月にみの氏に福島原発レポートされたら困る人がいるのでしょう。
   真偽の程は定かではないが、「さてはて真実はどっちでショー」でした。




 〔特定秘密保護法案〕

   特定秘密保護法案は、「報道の自由」と「知る権利」を明記するように調整されるようだ。
   マスゴミが一番切実な問題であろうにどうもこの法案にあまり重きを置いているとは思え
  ない。でも、「報道の自由」と「知る権利」を明記するとは日弁連やネットも少しは影響あった
  のだろうか?

   藤原紀香さんが特定秘密保護法案を自身のブログでとり上げて話題になったが、これを
  毎日新聞が後追いしている始末だから、どうもマスゴミのこの法案への切り込み方は腰が
  ひけているとしか思わざるを得ない。
   彼女のこの行動についても第二の「山本太郎」狙いかと揶揄(やゆ)している有様。
   さらに彼女にはネトウヨらから批判もあるようだ。

   まあ~、いろいろあるようだが、昨日、冒頭のこのニュースにふれて私が思ったことは
  そもそもこんなまだるっこしいこと止めて「スパイ防止法」制定すれば、この「特定秘密
  保全法案」は必要ないではないかということでした。
   どうやら、本旨はそこにあるようで「特定秘密保全法案」は「スパイ防止法」への布石
  とみた方がよい。
   ちょっと意地悪な見方をすれば、いきなり「スパイ防止法」やったら、売国奴だらけで
  一斉逮捕になってしまってまずいことから、まず、「特定秘密保護法案」で大きく網を
  かけて、同時に売国奴らに警告を発しているのかと勘ぐりたくなる。
   ネトウヨらはこの「スパイ防止法」制定と日本版NSCをにらんで「特定秘密保護法案」
  の必要性を説いているようだ。
   因みに時事通信が行った世論調査では、「必要だと思う」と答えた人は63.4%、
  「必要ないと思う」は23.7%だったという。ホントだがどうだが知らんが。

   私の意見としてはこの法案を止めて「スパイ防止法」だけ制定すればいいと
  いうことになります。

   
   「スパイ防止法」は1985年に議員立法として審議されて頓挫して以来、塩漬けに
  なっている。「スパイ防止法」がないために日本はスパイ天国になってしまった。
   もうこれ以上、日本は各国諜報機関の餌食になってはいけない。やはり、日本には
  「スパイ防止法」が必要だ。
   初めて「スパイ防止法」が俎上に上がった時、マスゴミは今より激しく抵抗したようだ。
   より広く国民に関係する「特定秘密保護法案」だというのに今回の腰ぬけぶりはどう
  したことだ。
   「ホントはもっと記事にしたいのだけど・・・。紀香さんとり上げてくれてありがとう。
  おかげで記事に出来ます」という感じだね。
   
   彼女曰くのように何が「特定秘密」にあたるか曖昧で問題であることは間違いない。
   それにパブリックコメント募集期間も約2週間と短いし、その期間も「2020年
  五輪開催地決定」というお祭り騒ぎでかき消され周知させないようになっている。

   さらに自民党の憲法改正案、第21条 「表現の自由」の付記事項、

    「前項の規定にかかわらず、公共及び公の秩序を害することを目的とした
     活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」


   及び麻生財務相の「ナチスのやり口に学んだら」発言等々を考え合わせれば、
   「特定秘密保全法案」に危険な匂いを感じとってしまうのは当然だ。

   もっと言うと、「強い日本」( = 自立した日本)を戦前の日本に求める安倍政権
  そのものが、この法案制定に際して疑義を持たれても仕方あるまい。
   何たって安倍首相は本気で大東亜共栄圏を目指しているのだから。
   
   アメリカの場合、サバタイ派のファシスト政権から建国の精神まで戻るとはいかない
  までも真っ当な民主主義に帰れと草の根保守あたりが主張していた。
   つまり、アメリカの場合、昔に戻ると真っ当な民主主義。
   日本の場合、復古調になると軍事独裁政権。

   「回帰する」も保守だとすると、日米では大きな違いがある。

   「特定秘密保護法案」はただ単に「スパイ防止法」のための布石なのか、それとも
  全体主義的国家への回帰なのか。

   「『 特定秘密保護法案 』 の正体はさてはてどっちでショー」でした。







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