素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

やっぱり「 秘密保全法 」はトンデモだ! 後編

   



   「秘密保全法」は2005年を端緒としたアメリカの要請が色濃いものと思われる。
   実際、その内容も日本をますます「スパイ天国」にするもので、どうしてこれを法制化した
  いのか、どう考えても理解に苦しむ。
   アメリカの影が濃いとするなら、当時のアメリカの社会情勢を探れば「秘密保全法」の行く
  末が見えてくるのではないかというスタンスで前回綴ってきた。
   当時のアメリカは(今もそうかもしれないが)

    「テロとの戦い」の名の下に、国民が四六時中監視され、盗聴され、飛行機にも
    乗れなくなり、理由もなく職を失い、逮捕され、ある日突然姿を消すというSF映画
    のようなことが、 いま現実になっている。

               ~ 「アメリカから〈自由)が消える」 まえがき ~


 
    基本的人権の視点で言い換えると、

     現在アメリカでは、一度容疑をかえられたら最後、憲法で守られている
     はずの人権その他は、すべて剥奪されるようになったということです。

                          ~ p86 ~


   これをファシスト国家と言わずして何がファシスト国家なのか。

   恐怖はさらにエスカレートして、テロリストの疑いをかけらたイスラム教徒が悪名高い
  「グアンタナモ収容所」の他、アフガニスタン、アルバニア、シリア等外国へ移送され
  拷問を受けていたらしい。

    2006年9月、ブッシュ大統領(当時)はこうした秘密収容所の存在を公に
    認めている。それでもアメリカ政府は、こうした人々を免罪で拷問したことに
    対して責任を問われないのか。
    アービーは首を振った。
 
     ブッシュ大統領(当時)は、『テロとの戦い』という国家機密事項
     関してはジュネーブ条約の適応はされないと主張していましたから・・・・ 
  
                          ~ p70 ~


   特定秘密 ⇒ 国家機密事項にその都度、都合のいいようにすり替えたりしないだろうね。
   みんながビビリ出したら、こういうことは一気に加速する。
   「お前(私)みたいに政治ブログやっているわけではないから私には関係ない」とはならな
  いと思います。
   国会議員もアクセスできない「特定秘密」に指定され、知らないうちに条約を批准、法律を
  可決されてしまったら広く国民の生活に影響します。
   実際、TPPは国会議員といえども誰でもアクセスできるものではない。
   「ブラックボックス」を抱えたまま批准せよとは「白紙委任状」を差し出すに等しい。
  
   私は地元選出の国会議員に「それでもあなたは『 秘密保全法 』 に賛成しますか」と
  メールした。まだ、何の回答も返ってこないが・・・。

   アメリカと日本は違う!そうですか?
   でも、日本も日本版NSCを作るんでしょ。
   日米で情報共有するんだったら、監視・規制体制もアメリカに近づいていきませんか?
   テロリストやイスラム教徒でもないし「やっぱり関係ない」と思われるかもしれませんが、
  アメリカはもう個人の監視についてここまで来ています。


    リアルID   
     以前も貼りつけたこのカードをプロパガンダと思っていた私は随分と甘かった。
     このカードの根拠である「リアルID法」は、2005年5月に既に可決されている。
     IDカードには、網膜スキャンや指紋、DNAデータといった個人の生体情報を
     組み込むことができ、無線チップを使った追跡技術の適用もできるという。
     2007年の時点では半数以上の州が反対決議を提出、議会でも撤廃を求める
     法案が次々に出されている。

   
   2005年5月というと、「秘密保全法」の端緒、「日米同盟:未来のための変革と再編」
  の5ヶ月前ですね。このような時、米国から要請された「未来のための変革と再編」はタチ
  のいいものと言えませんな~。
 
   ウワサをすれば何とやら、堤 未果女史がツィートしてますな。

     米国上院司法委員会では「メディアシールド法」改正案が審議中。
     「ジャーナリスト」を政府が定義しそれ以外の者による情報発信が違法に。
     日本の「特定秘密保護法案」では政府の指定した機密に関する情報の発信が
     不可になる。世界でもネットジャーナリストの投獄件数は最大。
     それだけ体制側を脅かしてる

 
   「ジャーナリスト」以外のブロガーは逮捕してもいいということらしいです。
   ますます、ブロガー危うしですね。
   私はどうするかって?ギリギリまでがんばってみます。
   イザという時のことはもう考えてあります。
   何の保険もなくてこのようなブログやるほど私はすっとこどっこいではありません。

   本論に戻ると、何のかんの言ってアメリカは日本と違ってまだ民主主義が生きている。
   フラダンスなんか踊って呑気そうなハワイ州でも「愛国者法」に反対する決議をして
  います。能天気なようで彼らはやる時はやるのです。
   翻って日本では「保守」という美名のもと、ただ単に「長いものに巻かれる」だけ。
   「保守」を自認する政治家に今一度問うてみたい、「あなたホントに保守なの?」と。
   

   どうもお先真っ暗のようだけど、「秘密保全法」に深くコミットしているらしい、ジャパン
  ハンドラーズとペンタゴンの意思は違うようですね。ジャパンドラーズは憲法9条改正し
  て中国と戦争して欲しいようですが、ペンタゴンは「憲法(9条)改正は地域にとって無益」
  とソウルで会見しました。東アジアの安定を憲法改正で壊すなとペンタゴンは言いたいよ
  うです。
   この点がいままでと決定的に違いますね。
   もうペンタゴンは今の米国政府の意思の通りには動かないのです。
   ジャパンハンドラーズの意思はアメリカの意思、彼らは憲法(9条)改正を望んでい
  ると見込んだであろう安倍政権はまたもや「梯子はずされてしまう」のかもしれません。  
   9条だけでなく憲法改正を規定路線としているからこそ、表現の自由を大幅に制限す
  る「秘密保全法」が大手(おおで)を振って歩けるんじゃないですか。
   もう潮目は大きく変わろうとしているんじゃないかな。
   ブッシュ・ファシスト時代に端を発する「秘密保全法」は古いんじゃないですか?
   まだ米国政府はブッシュ時代とさして変わらないようでもペンタゴンは政府の言う
  こと聞かないし、打倒米国政府に舵切っていることは何度も記事にしてきました。

   国内でもどういう風の吹きまわしか小泉元首相が「脱原発」言いだしましたね。
   下心あるのは当然としても、どうやら本気らしいですよ。
   「保守」= 「原発推進」という単純直角脳の自称「保守」政治家は今ごろ、脳が
  パニックし始めているんじゃないかな。小泉氏は「脱原発」を旗印に政界再編を目論
  んでいるとかいないとか。(これは「特定秘密」じゃないでしょ。笑い)
   もし、これが実現したら大変ですよ。「脱原発」に結集する勢力は当然、その大多数が
  反「秘密保全法」だと考えられるからです。 
    
   マスゴミのおかげで盤石のように見える、「秘密保全法」を掲げる安倍政権の旗色は
  内から外からの新しい動きによって怪しくなってきましたよ。

   どうもジャンパンハンドラーズの失脚の日は近いように思います。
   いまやペンタゴンと中国軍は一体化しているまで言わないまでもかなり密接な関係の
  ようですから日本と中国を戦争させたいジャンパンハンドラーズは邪魔だと考えている
  でしょう。
   奴らが失脚したら「秘密保全法」ではなくて「スパイ防止法」だけ制定すればいいだ
  けのことです。

   やはり、我々はその秋(とき)が来ることを祈りましょう。
                         
                                      (了)

 


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