素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

未来劇場 「 懐かしのTPP騒動 」  中編

   



   御存じの方も多いだろうが、TPPに一貫して反対してきた山田正彦元農水相のもとには秘
  密とされているTPPの内部情報が寄せられているという。
   曰く、

    「こんな合意をしていいのか。そういう声が各国内で強まり、それがリークに
     つながっているのだと思います。」

                        ~ 日刊ゲンダイ 10月7日 ~


   「知的財産権」の合意条項は、インターネット規制につながる内容が盛り込まれていると
   いう。これはACTAと連動することになると思う。
    
    「ある個人が著作権の所有者に対し、実質的に有害な影響を及ぼすような
     侵害を故意に行った場合」「刑事訴訟法手続き、刑罰を定めるものとする」

                        ~ 引用 同上 ~
 

    ゲンダイの記事にもあるように著作権侵害は実にあいまいなのです。
    引用がダメなら別に政治ブログでなくてもインターネットできないということになりかね
   ない。
    フリーランスライターの友人Mに聞いたことがあるのだが、著作権者がOKといえば、
   引用、掲載しても著作権侵害にはならないという。もっとも、その著作物についてボロカス
   批判していたら、やっぱり著作権侵害と言いだすこともあると言う。つまり著作権者のサジ
   加減ということになる。
    私も親友 I のアート作品掲載するが、「ブログにのっけていい」と承諾とっている。
    「いいよ、いいよどんどん宣伝して」ということで掲載している。
    そもそも著作権侵害なのか宣伝、PRなのかは実にあいまいだと思う。

    私はネット上である人物とケンカした。
    彼のブログ引用して紹介、PRして賞賛したわけです。
    その時のプロバイダーはアメーバ(サイバーエージェント)でした。
    「彼はよくぞ取り上げてくれました」と私に謝意を表すコメントを寄せてきました。
    ところが新たに「素晴らしき放浪者の戯言」(FC2)を始めて再びほぼ同内容で彼のブロ
   グを引用して紹介したところ、今度はキャッシュも含めて当該記事をすべて削除しろと要
   求してきました。
    何のこっちゃ「???」と思いましたが、彼曰くFC2はアダルトサイトが多く、青少年が
   見てしまう恐れがあることからダメということです。記事の内容ではなくプロバイダーがア
   カンということです。アダルトくらいどこのプロバイダーでもあるではないか。
    そんなわけのわからない要求は断固拒否すると彼に伝えました。
    そうは言っても著作権侵害とか言ってくるかもしれないと友人の弁護士Yに相談したら、
   「全く問題ない」ということでした。
    だいたい、元ネタは彼のオリジナルではなく、彼だって他人に研究成果を紹介しているだ
   けですから。
    この場合はわかりやすいですが、厳密に著作権侵害を適用するならインターネットは大
   幅に縮小され何がインターネットかわからないという事態に陥るだろう。
   
    いくらアメリカがファシスト国家だろうと、表現、言論の自由を希求する精神は日本よりも
   ずっと根強くTPP合意はネット規制につながると危惧する声が上がっていると言う。
    さらにTPPは宗主国アメリカにとってもISD条項以外にも毒素が盛り込まれていること
   が明らかになってきているようです。

     「アメリカでは連邦議会のメンバーによって特定の章の検証作業が開始されている
      そうです。その結果、民主党にも共和党にも、急速に警戒心が広がっているそう
      です。特に問題視されているのが医薬品の特許と知的財産権の保護で、特許期
      間が長くなり、ジェネリック薬品が使いにくくなれば、医療費が高騰してしまう。
      知的財産権の保護により、インターネットの自由が規制される可能性もある、
      懸念が広がっているのです。」

                            ~ 引用同上 ~



    「安倍首相TPP参加表明(TPPは闇鍋!)後編」でも述べたように、TPPを管轄する上
   院通商小委員会の委員長・ロン・ワイデン上院議員すら不案内でTPPの情報が入らない
   ことからそれを閲覧するための法律を提出したと伝えられる。
    TPPにアクセスできるのがグローバル企業だけなのは日本国民なみならず米国民に
   とっても危険(毒素)を含んでいることを知らせたくないからに他らない。
    新しい読者も増えていることからもう一度貼っておきましょう。

    

    アメリカの外交交渉の権限は大統領ではなくて議会にあり民主党も共和党もTPPに反
   対の姿勢を強めている現在、山田元農水相はこう締めくくる。

    「米国内でもTPPは暗礁に乗り上げたと思います。」

                                   (つづく)









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