素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

何故か日本では無視される反モンサント活動 前編

   



   米国デフォルト懸念も一段落して株価が反転し始めているようだが、事情通ならご存知の
  ように「リーマンショック」ならぬ「JPモルガンショック」がささやかれる昨今であります。
   FRB解体を免れるため、サバタイ派はJPモルガンをトカゲの尻尾切りにするつもりだそ
  うだ。(この件はもう少し情報収集してから述べます。)

   安倍首相は出来もしないのに「TPP年内妥結の目途」がついたかの声明を出ました。
  TPPについては「 未来劇場 『 懐かしのTPP騒動 』 」でもう打ち止めにしようかと思ってい
  ましたが、まだ掘り下げが足らない分野が残っておりました。
   遺伝子組み換え作物(GMO)であります。アメリカではデフォルト騒動よりも前にGMO
  会社のモンスター、モンサントに対するデモが全米で繰り広げられました。
   アメリカのデモには「We Want Democracy!No Corporatocacy!」とプラカードを掲げて
  いる人がいるくらいですから、彼ら米国民は日本人よりもTPPの本質がわかっていると考え
  られます。米国民はコーポレートクラシーの代弁者にして推進者、アメリカ政府(アメリカ株
  式会社)に強いオブジェクションを唱えるだけでなく、「そんなアメリカ株式会社など倒産させ
  てしまえ!」という勢力もいるでしょう。
   医療、保険ももちろん重要だが、何と言っても重要なのは食であります。
   TPPはあまりに分野が多すぎてどうせ足なみが揃わないのだから、敢えて農業(食)に
  絞って一点突破でいくしかないと述べました。
   でも、食品安全近代化法が可決したアメリカに比べ日本ではどうもGMOについて認識が
  足りない。
   「国産の農産物を通販で注文すればいいじゃない」くらいに考えているのでしょうか?
   それはあまりに“ お花畑 ”な思考であります。

     オバマ大統領は、「TPP = 食糧支配(世界支配)」の戦略を展開し、その中心
     的な相手国を日本に設定している。貿易量から言って日本を上回る国はないか
     らである。
    
                  (中略)

     ズバリ言おう。米国最大の「遺伝子組み換えのハイブリッド種子」である「F1」
     (F=Family 1=一世代)、つまり一世代しか使えない種子を全農家に使用さ
     せて、この「F1」しか使えなくして、事実上、食糧支配を行おうとする計画=企み
     である。

                 ~ 板垣 英憲 著 「TPPの本当のネライ」 ~



   今から10年くらい前、「これからは食糧でアメリカが攻めてくる。これからは穀物メジャー
  が要注意だ」と後輩に話していた。彼は「そうは言ってもすでに種がF1ですからね~」と
  今日の農家のように諦め顔だった。前回の安倍内閣では農水大臣は「鬼門」とか言われ、
  松岡利勝氏はじめ農水大臣が次々とスキャンダルで辞任した。当時、私は北海道あたり
  の農地がそのうち外資企業に買われるようになると予測し、そのための布石として力の
  ある農水族は血祭りにされたと考えていた。私の予想をはるかに超えて奴らは凶暴な牙を
  むいてきた。
   TPPによってモンサントのF1だけ買いなさいとなると、食品安全近代化法などなくても
  日本の農家は事実上、モンサントの契約社員みたいなものだ。何たって種がなければ農業
  できないのだから。
   モンサントのF1種の花粉が飛んでいって、勝手にモンサントの種子で作物を作ってい
  ないかモンサントポリスがパトロールするそうですから、「ひぇ~!」ですな。
   大自然の中でのびのび仕事できるのが農業かと思っていたら監視されるのですからた
  まったもんじゃないですよ。
   
   この状況に拍車をかけるのが例によって竹中某が唱えている規制緩和の一環としての
  農地法改正です。農地法を改正して株式会社が参入できるようにする。
   「まことに結構なことです」と橋下・日本維新の会で竹中某に脳をやられた政治家たち
  は能天気に言うのでしょうな。
   国内法人に大規模経営に農地を集約させたところで「ハイ!ごくろうさまでした」とモンサ
  ントが買収する。
   規制緩和だ、自由化だと言ってもTPP下ではそんなのインチキなのだからいい加減目覚
  ませよ!(当ブログ読者にはそんな人はいないだろうが)
   でも、モンサントの遺伝子組み換え作物(GMO)はそんなにいけないものなの?
   除草剤、害虫に強くて効率よく農業できていいではないか。
   ナルホド、そういう一面もありますね。
   次回はモンサントの遺伝子組み換え作物(GMO)について海外ではどんな研究成果が
  発表されているかみていきましょう。

                       (つづく) 
   








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