素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

何故か日本では無視される反モンサント活動 後編

   



   モンサントの遺伝子組み換え作物(GMO)に発がん性が認められ不妊を誘発することは
  わたし的には既知のこととなっていたのだが、「はて?どんな実験データがあったものか」
  と前回、跡づけてみた。
   昨年、「モンサントの不自然な食べもの」という映画も日本公開されている。

 
  
    
    DVDは11月25日発売。MUSTです。


   でも、敵もさるもの引っ掻くもの、反撃してきた。
   今年3月26日、オバマ大統領はいわゆる「モンサント保護法」に署名した。
   この「モンサント保護法」は、モンサント社などが販売する遺伝子組み換え作物で消費者
  に健康被害が出ても、因果関係が証明されない限り種子の販売や植栽を法的に停止でき
  ないと定められている。

   因果関係の立証は相当の厳密さを要求しているのだろう。おそらくモンサントはこの立証
  が困難のことを承知している。
   実にトンデモで露骨にモンサントびいきの法律だ。
   (以前、池上 影氏の番組で米国銃規制をやっていた時、米国民が「今の政府は犯罪者
    だから、いざという時、我々は戦うため銃が必要」と語っていた。多くの視聴者はこの人
    トンデモと思ったろうが、米国政府こそトンデモなのだ。)
   
   これに米国民を始め、世界の国民が反モンサントを唱え始め、今年5月25日、50ヶ国、
  400の都市で反モンサント活動(デモ)の火ぶたが切って落とされた。


 
   この活動を始め、フランスを中心としてEUの反モンサント活動にかの会社は白旗上げ、
  EUでのモンサントの販路を断念した。
   そして9月になると、モンサント保護法破棄が決定的になった。
    
   
    ロシアでは遺伝子組み換え食品の全面禁止を検討していますし、EUや南米など
    でも同様の動きが出ており、遺伝子組み換えへの反発は世界規模に拡大中です。
    ただし、日本は例外で、遺伝子組み換えの輸入緩和を考えています(苦笑)。

    当初、アメリカの議会はモンサントを支援する動きを見せていたようなのです
    が、米国民の反発が予想以上に強烈だったことから、オバマ大統領が署名を
    したモンサント保護法を破棄する方向に話が進み、今月に達成することが出来ま
    した。

    海外の報道によると、「9月30日頃を目処にモンサント保護法は完全撤廃され
    るだろう」とのことで、今月中には米国からモンサント保護法が消滅する方針の
    ようです。

                          ~ 真実を探すブログ 

    

   そんな世界の反モンサントの趨勢(すうせい)とは逆行して、日本は遺伝子組み換え作物
  (GMO)非表示を含むTPP参加を表明したのだからね~。
   国内の種苗会社、タキイ種苗、トキタ種苗、日本農材、みかど協和、カネコ種苗等々、 
  90%以上がモンサントに既に買収され、野菜の種子もF1になってしまい、コメの種子が
  モンサントのF1から逃れる「最後の砦」という状態だったのだ。
   それなのにマスゴミは農産物の非関税品目の「聖域」を守れるか否かという表層的な報道
  に終始したが、まぎれもなくコメの種子が「聖域」=「最後の砦」だったわけだ。


   さて、世界では反モンサント活動がこれほど大規模に行われているというのに、何故、
  日本では反モンサント活動がロクに伝えられないのだろうか?
   よく言われるように、米倉経団連会長は住友化学の会長でこの会社がモンサントと提携
  していることが挙げられるだろう。
   提携どころではなくもはやモンサントと一体化しているという説もある。
   さらに、モンサントの売れ残り農薬を日本でさばくそうだ。子宮頚ガンワクチンと同じ
  構図だね。住友化学にお勤めの方には申し訳ないが、こんな御仁が経団連会長とは何とも
  お寒い限りだ。
   経団連会長の会社がモンサントと提携しているのだから、経団連加盟企業をスポンサー
  とするTVでは「反モンサントは報じるな」と電通から司令が出ているのでしょうな。
   もっと重要なのは、モンサントがTPPの推進団体であるNEC(全米経済協議会)の
  メンバーだということです。NECにはこの他、GM、IBM、マイクロソフト、インテル、
  ウォールマート、シティ・バンク、カーギル等が名を連ねるという。
   TPPの農業部門はモンサントとカーギルが主幹事のようなものでしょう。
   この反モンサントの世界的ムーブメントが日本のTVでおおっぴらに報道されたら、いくら
  B層でも目覚めてしまい大騒ぎになると思います。そうしたら、TPPそのものに対する風当
  たりがさらに強くなり、安倍政権の支持率を押し下げかねない。
   だからこそ、海外の反モンサント活動を報道するなと指令が飛ばされているのでしょう。

   TPPはほぼ間違いなくポシャると思います。
   でも、モンサントは諦めない。
   モンサントはEUでの販路を閉ざされ、アメリカでも相当に風向きが怪しい。
   手負いの獅子、モンサントは環太平洋諸国、いや、日本、中国を何が何でもとりにくる
  でしょう。どんな手を使っても。例えばこんなこともやるかもしれない。

    F1種子の使用を拒否する農家には、わざと密かにF1をばら撒き、「無許可で
    使用している。特許侵害だ。裁判に訴えるゾ」と言って脅す。裁判を受けて立つ   
    資力のない農家は、泣く泣く、F1を使用するようになる。モンサントは、世界
    中での訴訟に備えて、お抱えのいわゆる社員弁護士を大勢雇っている。
  
           ~ 板垣 英憲 著 「TPPの本当のネライ」~


   さらに、生物兵器を使ってくるかもしれない。

    世界最大の種子会社「モンサント」が開発したハイブリッド米と呼ばれる
    特殊なインディカ米の品種で、従来の2割以上の収穫量アップが見込めると
    いう触れ込みに農家が飛びつき、害虫に強い現地種から収穫量の多いハイ
    ブリッド米に切り替わったという。
    しかし、このハイブリッド米、異常なほど害虫に弱く、大量の農薬がなけ
    れば収穫できない。
     
  ~ ベンジャミン・フルフォード 著「勃発!第3次世界大戦 狂った悪魔のシナリオ」~
    
  
   以下、農薬を撒きまくって害虫を食べる益虫や益鳥もいなくなったところに、トビイロ
  ウンカという害虫が大量発性したことが綴られる。このトビイロウンカは農薬が全く
  効かない。そのためタイのコメが危機的になったという。

   竹中某が推進する株式会社の参入が本格化し、その会社の田んぼでモンサントのハイ
  ブリッド米を栽培するようになったとしよう。全く同じことが起こらないとは保証
  できない。年々、亜熱帯化する日本の気候だったらタイなどに生息するトビイロウンカ
  も生息できるのでは?このトビイロウンカを生物兵器として放てばいい。在来種のコメ
  は全滅したとろで、「それはお困りでしょう」とモンサント社が自社の種を提供する。  

   モンサントだけでなくコーポレートクラシーは、TPPがダメでも看板を変え手を変え
  品を変え、我々に襲いかかってきます。
   その時、日本のマスゴミは相変わらず「反モンサント活動」を報道しなかったように、
  肝心なことは何も報道しないのか?それとも「マスゴミ交代」してきちんと報道するよう
  になっているのか?
   
   以前、TPPはグローバル企業と共に「世界官僚同盟」がメインプレイヤーだと述べました。
   政治家もマスゴミもあてにならないなら「世界官僚同盟」に対抗して、こちらも「世界農民
  同盟」で闘うべきだとも言いました。
   より具体的に言うと、日本だけおとなしく「お上」の言うことを聞いて、蚊帳の外にいる
  のではなくて、反モンサント(反GMO)で世界と連携したらいい。

   くり返しますが、コーポレートクラシーはこれからも執拗に我々に襲いかかってきます。
   それが21世紀だと覚悟した方がいい。
   この事情がわからず頓珍漢なこと言っている政治家には投票してはならないのです。

                                           (了)



   
   口角泡飛ばさんが勢いでまくしたてているフランス人はジョゼ・ボヴァでは?
   こちらは10月23日、要するに今日からTUTAYA ONLINEで先行レンタル。










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