素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

タモリの「笑っていいとも」終了と「特定秘密保護法案」閣議決定 前編


   
   タモリさんの「笑っていいとも」が来年3月末で終了することになった。
   32年目で幕を閉じるのだがら、30歳以下の人は生まれた時からこの番組が存在したこと
  になる。もう「増刊号」すら見なくなって15年以上経つのでこれといった感慨はない。
   「とうとうその日が来たか」という程度です。フジTVは、この頃すっかり落ち目で視聴率3冠
  王の時代はもう過去のことで、「料理の鉄人」やら「抱きしめたい」をリニューアル、スペシャ
  ルで放送するくらいだから、まさに「成功体験」が忘れられず、このままではアカンというわ
  けで、日枝会長が育てたこの長寿番組すら切って、新規巻き直し体制をはかろうというこ
  とか。
   この件がどうして「特定秘密保護法」につながるかって?まあ、待ってください。

   政府は「特定秘密保護法案」を閣議決定した。
   これに先立ち、超党派の国会議員と市民が集まり政府の考え方を確認する交渉が行わ
  れた。申しわけないが、数の力にはかなわない、さしたる影響力を及ぼすことはできない
  だろう。「特定秘密」には国会議員でさえアクセスできないことから超党派の議員が異を唱
  えるのは当然だ。自民党の中にも異論を唱える議員はいるはずだが、TPP同様、執行部に
  ねじ伏せられる。巨大与党であるからして大政翼賛会ではないが、どうも似たような状況に
  なりつつある。「特定秘密保護法」は戦前の「治安維持法」になぞらえるが、戦前、戦争に
  突入していった時代と現在はよく似ているといわれる。2年前、月刊日本主催の講演会で
  原口一博氏はこの点について当時の国会議事録を読み込んだうえで強調していた。
   講演時は、「3.11」の原発事故直後であったのだが、戦前よりも今の方がヒドイと述べて
  いた。民主党政権でありながら、こういって(ア)菅を批判していた。

    ① 何がおかしいか、わかりながらも統治に失敗していた。

    ② 言論統制され、現状が正しく伝わらない。
   
  
   戦前もおかしいと国会議員は承知していたが、結局、上記の理由から戦争突入をさけるこ
  とができなかった。原発事故当時の(ア)菅政権には、戦前の理由がそのまま当てはまる。
   現在の安倍政権ではとりあえず統治に成功していることから、上記理由は当てはまらない。
   でも、「特定秘密保護法案」が可決し、経済危機 ⇒ 経済統制へと進み、同法が威嚇装置
  として機能したら、言論統制となるだろう。「特定秘密」へは国会議員はおろか閣内でもアク
  セスできる人とできない人が出てくるわけだから、その背後にいる特定勢力の暴走は制御
  できなくなる、つまり独裁体制で良くも悪くも統治は万全のようにみえて統治できなくなる
  のだ。

   パブリックコメントでは8割が「特定秘密保護法案」に反対していたことから、政府は慌て
  て「知る権利」等に関して配慮したと言われる。昨日は、官邸前デモも行われたが、政府は
  見切っている、政治に関心ある層は反対するだろうが、多くの国民はこの法律の意味をわ
  かっていない、いや、少しばかりわかっていても「しょうがないよね」と大人しく引き下がる
  ことを。
   一般国民はともかくメディアの人間はこの法案に猛反対しなけばならないはずだ。
   でも、この法案に正面から取り組んだのは私が知る限り、TBS「報道特集」くらいだ。
   どうも、メディア全般はこの法案に対して腰がひけているとしか思えない。
   
                                    (つづく)

 〔関連記事〕

  原口一博!危機におけるリーダーを語る!



 

  

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