素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

タモリの「笑っていいとも」終了と「特定秘密保護法案」閣議決定 後編

    



    中曽根大勲位は「若者たちを骨抜きにすることに成功した」と述壊しているという
   いつのことだが定かでないが、どうやら21世紀になってからのことのようだ。
   「親の顔が見てみたい」、21世紀の若者を考えるなら、その親世代のことを考えなくては
  ならない。彼らの親世代とは団塊の世代以下我々世代であります。
   私のまわりには、先輩後輩、友人知人、マスコミ業界の人間が少なくないが、彼らは一様
  に私が当ブログに書いているようなことに関心を示さない、いや、敢えて見ないで済まそう
  としているように映る。知っている知らないはプロと呼ばれる人にもあることだが、マスコ
  ミ業界にいながら関心を示さないなら、もう職業的生命を失ったも同然だ。
   どうにもこうにも精神がメタボで資本主義の脂身がびっしり詰まり手術したくても言葉の
  メスが届かない。「そんなこと言っても大手メディアなんかサラリーマンなのだからしょうが
  ないよ」とうそぶく知人がいるが、フリーランスでも「食っていくに精一杯」で事態は変わ
  らない。 
   大勲位曰くの「骨抜き」が成功していると言わざるを得ない。
   彼がいう「若者の骨抜き」は、まさか政治の力でそうなったわけではなく、やはり文化・メ
  ディアによるものだろう。
   「若者の骨抜き」を目指していた中曽根が政権についた頃、「笑っていいとも」は始まった。
   別に関係ない?いやいや、これに前後して鹿内春雄フジテレビ副社長(後のフジサンケイ
  グループコミュニケーション会議議長)は、自分より年長の管理職を切り、若手を登用して
  若者路線、「軽チャー路線」を敷く。「別に悪いことじゃない、いいじゃない」と当時は私も
  思っていた。70年代のフジテレビは今じゃ考えられないだろうが、パッとしない存在であり
  ました。そんな鹿内氏をはじめ首脳陣がD・ロックフェラーに謁見していたことを知るのは
  21世紀になってからです。フジサンケイが手掛ける「高松宮殿下記念世界文化賞」の名誉
  顧問にはD・ロックフェラー、D・ロックフェラー j r が名を連ね、国際顧問には中曽根康弘が
  加わっている。1985年にはフジサンケイの C I には「目玉マーク」(プロビデンスの目)
  が採用される。おそらく鹿内氏も21世紀現在、我々が知るような事態は露知らずであの世
  に旅立っていってのでしょう。TBS、日テレという2強に対して弱小だったフジTVが世界
  の大立者に後盾になってもらう程度のことだったと思います。
   
   「楽しくなければテレビじゃない」、「軽チャー」のフジテレビは80年代、大躍進をとげ
  ます。視聴率3冠王を独走します。勢い、民放各局はフジテレビに右へなられで方向転換
  します。「若者の骨抜き化」、いや「白痴化」はじわじわ進行するのだと思いますが、テレビ
  はもともとそういうもの、玉石混交、硬軟両建て、私はそう思っていました。誤解を恐れずに
  言うと90年代後半まで(「ワーズワースの冒険」が終わる頃でしょうか)、私、どちらかとい
  うとフジテレビは好きだったのであります。いよいよおかしくなるのは、21世紀になってか
  ら、「デカデカ字幕」が画面に踊るようになってからです。以前も述べましたが、あの「デカ
  デカ字幕」は待ったなしで幼児・子供の知能指数を確実に下げると言われます。サブミナル
  CMと同様禁じ手なのです、TV局の中にはその悪影響を知る人が必ずいます。承知して
  いながらやっているのですから確信犯です。「若者の骨抜き化(白痴化)」も仕上げの段階
  に入ったというわけです。
   偶然であって関係ない?ロックフェラーがアメリカの教育界で何をやってきたか知れば、
  むしろ必然でしょう。それに奴らは最初はいい思いさせてくれます。
  「JAPAN AS NO.1でございます、どうぞロックフェラーセンターをお買い下さい。」
  と高値でつかまされてバブルがはじけて安値で買い戻される。

   さて、中曽根大勲位が「若者を骨抜きにした」と言った時、白痴化だけじゃなくてもう
  一つ挙げられます。ベンさんによると、化粧品等にホルモンをかく乱し「草食男子」化する
  化合物を厚生省に圧力かけて認可させたのも彼だといいます。
   「若者の骨抜き化」、しいては「国民のB層化」は完成に近づいてきますが、そうは言って
  も80年代から90年代くらいまでは気骨のある政治家、ジャーナリストはまだまだ居たの
  であります。彼にはゲシュタポの残党仕込みのエセライトによって妨害、恐喝、懐柔が施さ
  れ消えていきます。彼らがどういう末路を辿ったか知っている政治家、ジャーナリストはビビ
  りまくって現在に至っています。
   かくして政治家はもとよりマスゴミにとって死活問題である「特定秘密保護法案」に関して
  も彼らマスゴミは国民世論に訴えることもなく諦めてしまっている。

   大勲位は「55年体制を潰した」とも言っています。
   八百長野党とはいえ、社会党が存在した体制ではなくて、これに代わろうとした小沢民主
  も潰して自民党永続与党を達成したということでしょうか?
   「特定秘密保護法案」が可決したら、防衛、安全保障に関する法律は断然、可決しやすく
  なるでしょう。何せ「特定秘密」にしてインナーサークルで法律より先に既成事実にしてし
  まえばいいのですから。そんな「特定秘密保護法案」をスルーするほど「若者を骨抜き化」
  「国民B層化」したうえで、自民永続与党政権ができたら、何ができるでしょう。
   もちろん、憲法改正です。中曽根大勲位の宿願「憲法改正」がもうすぐ成就する。
   随分と気の長いことですが、すべてはここへ向かってこの30年があったように思います。   

   いやいや、そんなことはないぞ、「若者は骨抜きになんかなっていない」という方もおら
  れると思います。確かに我々世代より若い人の方が政治に関心の高い人が多いと思い
  ます。
   彼らの多くはいわゆる「冷戦構造崩壊後」の自称「保守」だと思います。
   自称「保守」は“ お勉強保守 ”でもあります。彼らは自己の思想の純粋性を存立基盤と
  しています。どれほど自分は「保守」なるものを知っているか、その純度が高いものが一番
  エライと勘違いしています。原発、TPP、特定秘密保護法案、これらは従来の「保守」を
  いくら学んだところでその枠からはみ出してしまいます。
   この事態を鑑みるに、どうしても三島由紀夫の政治劇「喜びの琴」を想起させずにはいら
  れません。近未来の「言論統制法」で「思想の絶対化を唯一の拠り所」にしている右翼青年
  が、崇拝する上司が左翼のイヌだと知り、思想が相対化されるという絶対的孤独の中で立
  ちすくむというストーリーはちっとも古くないし、むしろ今日的テーマです。
   あっさり言ってしまうと、今日の自称「保守」は約50年前、三島由紀夫に見切られた存在
  なのです。そんなおぼこな「保守」は「骨抜きの若者」というより大勲位にとって「お誂えむき
  の若者」のではないでしょうか?

   
   中曽根時代、レーガンアメリカ大統領と共に「ロン・ヤス」時代とも言われました。
   レーガン時代から「アクエリアン・コンスピラシー」が本格化したとも言われます。
   「水瓶座の時代」に水瓶座の大統領(レーガン)がナンシー夫人の占星術で政治を
  決める。この時代の副大統領はパパ・ブッシュです。彼は来るべきNWOのため虎視眈眈と
  爪を研いでいたのです。

   今日のことは日米共に80年代からすでに用意されていたといえるでしょう。

   当ブログに収まる内容ではありませんが、そのあたりをいつかまとめてみたいと
  思っています。    
                                          (了) 


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   架空劇場「喜びの琴」





   

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