素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「 特定秘密保護法案 」 を巡るエトセトラ

   



   「特定秘密」のように曖昧模糊としたタイトルだ(苦笑い)。
   政治家もマスゴミも諦めているようで、いまさら「特定秘密保護法案」について述べること
  はないと思っていた。
   でもそうとも言っていられない。森 雅子担当特命大臣は、秘密保護法成立後の検討を
  ほのめかし、その後、「検討」を「課題」とすり替えた。何でもいいからさっさと法案可決させ
  てしまえという魂胆がみえみえで何とも国民をナメている。そもそも何で彼女が担当特命大
  臣となったのだ?もちろん、弁護士だからだろうが、法務大臣が担当するのではないか?
   日本版NSCとこの「特定秘密保護法案」は連動するのだから、外務省、防衛省、その他
  省庁を横断する「特命担当大臣」でないといけないからか?どうも誰もやりたがらないから
  彼女に押しつけているようにさえ思える。
 
   さて、「検討」から「課題」と後退したが、受け入れないとは言っていないのだから、可決
  する前に修正してもらおう。「修正」としたのは大幅に譲歩でほんとうは「廃案」にしてもらい
  たいところだが、どうも野党は及び腰なのです。維新、民主、みんなは「修正」しか求めない
  のだから。それに「廃案」でなく「修正」としたのは積極的意味合いもあるのです。
   神保哲生氏や宮台真司氏曰くのようにこの機会に「公文書管理法」や「情報公開法」を整
  備したら、やたらに「特定秘密」に出来ず、逆に今より秘密が限定され透明性が上がるから
  です。柔道で投げ技仕掛けられた方が逆に「すかす」ようなものです。
   「特定秘密」が制定されていない現在も、防衛、外交上の秘密は存在し、各省庁が曖昧な
  基準で「秘密」に指定している。民主党が主張するように秘密保護が徹底されるなら、「知る
  権利」も徹底させなければならない。この機会に何をどういう基準で「特定秘密」にするのか 
  はっきりさせたらいい。公文書は海外にように数10年後、公開するように義務づける必要 
  がある。


   ようやく、ジャーナリストが「特定秘密保護法案」に反対する記者会見をした。
   メンバーは、鳥越俊太郎、田勢康弘、金平茂紀、田原総一朗、岸井成格、川村晃司、
  大谷昭宏、青木理の8名。
   これについて書こうかと途中まで観ていたが虚しくなり一度、頓挫した。
   「何かエラソーなこと言っているが、田原さん、あんた、このテーマを『 朝生 』で取り上げ
  ましたか?」なんて言おうと思っていたが、今月の「朝生」で取り上げるようだ。
   (やっぱり、ちゃんと観ないとけませんな~。)

   
   
   気になる発言の要旨をピックアップしましょう。 

    【岸井】 「まさか、こんな法案が通ると思っていなかった。」

         「日米関係から米国の要請があったのだろうが、周りが悪ノリした。」

    
    【金平】 「誰がこの法案を作ったかは秘密。資料請求しても真っ黒になって
          帰ってくる。」


    【田勢】 「自民党内のリベラル派も来年の内閣改造人事をにらんで波風立てない
          ようにダンマリを決め込んでいる。」
  
  
    【大谷】 「中曽根内閣の時、『 スパイ防止法 』を制定しようとしたが、中曽根さん
          が強権だったのに自民党の中には席を立つ議員がいた。」

 
    【青木】 「10数年前よりものが言いずらくなりマスコミの中が息苦しくなっている。」 



   岸井氏の発言のようにこの法律は内容もさることながら、法律そのものとして酷いようだ。
  橋下 徹氏も“ 法律家 ”として「粗い法律」と否定的だ。それでもこの法案が可決してしまう
  のは法案作成者の背後にちらつく影に怯えていること、及び自民内リベレル派がダンマリを
  決めこんでいるからだ。「特定秘密保護法案」の背後にちらつく影は当然、アーミテージら
  ジャパンハンドラーズだと思っていた私は浅はかだった。岸井氏指摘のように米国から防衛
  上の要請はあったのだろうが、これに官僚らが便乗したのだ。さもすべてアメリカの要請の
  ような構えで自分たちの都合の悪いことを「特定秘密」に拡大できるようにしていったのだ。
   自民内のリベラル派はジャパンハンドラーズの変節、弱体化をわかっていない。
   つまりズレているのだと思う。
   さらに神保氏と宮台氏の指摘のようにこの「特定秘密保護法案」可決に際して安倍首相も
  官僚らに利用されたのだろう。安倍内閣成立前よりこの法案の骨子を官僚らは用意して
  あって、右寄りで「日本版NSC」の成立を目指す安倍内閣なら「特定秘密保護法案」を可決
  させても「さもありなん」と思わせることに成功したのだ。
   「安倍」印の包装紙に包んでしまえば、実際は製造者が外務省、防衛省、法務省等で
  あっても「製造元:安倍内閣」と食品偽装できるということだ。
   
   やんぬるんかな!日本の官僚!

   実にしたたかです。

  いずれにせよ、「特定秘密保護法案」については今後も記事にしていくことにします。


      
       彼がどんな詩を書くのか読んでみようかな。







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