素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

株式市場!嵐の予兆か!?

   



   本日の東京株式市場、前場の終値は15,009.04円 前日比▲382.52円でひけた。
   24日金曜日に300円以上値を下げ、23日の最高値15,958.58円、本日前場の
  最安値14,933.55円と比べると▲1,025,03円(▲6.4%)となる。

   新聞読まない私だが、先週末の日経新聞でもアルゼンチンの通貨急落に端を発した新興
  国の通貨安から週明け(要するに今日)、東京市場は株安・円高で始まるとの見方を示して
  いたようだ。 
   「アルゼンチンの混乱は世界経済を揺さぶるほどでない」から無問題(モーマンタイ)、
  28~29日、米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融緩和縮小に動くことも織り込み済み、
  という具合でいくら悪くても14,000円代で落ち着くとの見立てが支配的なようだ。

   ヒンデンブルグオーメンが出ているとか、1929年の暴落時と株価チャートと似ているとか
  いろいろ言われてもいます。
   株価の動き、市場とは別にリーマン後のリアルな金融情勢、リアル雇用状態を考えれば、
  とっくの昔に大暴落、大恐慌でおかしくないのにギリシア危機の際、CDSを押しつぶし
  マリオ・ドラギ・ECB前総裁の「ドラギバズーカ」、アベノミクスで黒田バズーカが火を吹き
  という具合に株式市場を支えてきたわけです。

   いい意味でも悪い意味でも「サプライズ」がないと株式市場は動きません。
   新聞読んでいないので寡聞にして私が知らないだけかもしれませんが、一時大騒ぎした
  中国のシャドーバンギングはどうなったのでしょう。
   今月末、中国のシャドーバンクが株価のさらなる押し下げ圧力になるようです。
   1月31日の償還をむかえるシャドーバンキングの山西省の石炭会社に出した信託投信が
  問題となるようです。
   この会社は既に破綻していることから元本が返金されません。
   中国人がそれで納得するはずがなく、信託発行に関与した中国商工銀行に損失補てんを
  迫るようです。損失補てんすれば済むことではないかとも思われますが、補てんしてしま
  えば現行の引当金では不足していることが露見してしまいます。 
   シャドーバンクは日本でいうとバブル時のノンバンクのようなもので危うい金融商品を銀行
  ではなくシャドーバンクに扱わせているわけです。この会社の信託は氷山の一角に過ぎ
  ず、次々と同様の焦げ付き金融商品があからさまになれば新たな金融不安の要素となるで
  しょう。
   損失補てんしなければ連鎖倒産、デフォルトが続くことになるようです。
   
   シャドーバンクなどたいしてことはないとう説もあります。
   でも、専門家は今年に入ってからのシャドーバンキングに注目しているようです。

    バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのアナリストは1月16日付のリポートで、
    シャドー融資のデフォルトのペースは「急速に加速している」ようだと指摘した。
    これまでのデフォルトの多くは、同部門の柱である、いわゆる信託会社による
    ものだという。

                        ~ WSJ 日本版 ~


   私はこの件を某保険コンサルタントから聞きました。
   彼曰く、この1月31日償還期限のシャドーバンキングの信託が株価大暴落の引き金を引
  くのではないかと言うことです。シャドーバンキング単独ではそれほどのインパクトを持た
  ないように思えますが、中国商工銀行への波及、さらに世界の株式市場の情勢、アルゼン
  チン、トルコの失速等々、条件が整い過ぎているような気もします。

   某保険会社のCMにはブラックスワンが出ていますが、ブラックスワンは株価暴落のアイ
  コンなのだそうです。

   これらは一つの情報であり投資判断は自己責任で願います。
   当方は責任負いかねます。


   
  
 PS.ベンさんも1月31日償還期限の中国の信託はデフォルトするのではと懸念している。  
    でも、それが株式暴落の引き金になるとまでは危惧していない。
    連鎖して銀行封鎖があろうと中国不動産バブル潰しのためのショック療法と捉えて
    いるようだ。さて、どっちだろう。



 PS2.な~んだ「中国シャドーバンキング危機」は夕刊紙にも出ているじゃないか。
     それじゃ、サプライズとしてはそれほどのインパクトを市場に与えないかな。
     そうは言っても約500億円のデフォルトだけでは信用不安を引き起す金額
     でないけれど、同じようなデフォルトが10本、20本といくつあるのかわから
     ないことから信用不安につながるでしょう。以下の記述は件の保険コンサル
     タントが先週末、説明してくれた事とピタリ符合する。

      「米国のリーマン・ショックではサブプライム住宅ローンの連鎖破たんを
       経て、巨大金融金融機関のリーマンブラザーズが倒れ、世界経済に
       波及した。中国の『 影の銀行危機 』の構造とよく似ている。」 

                      ~ 夕刊フジ 1月28日号 ~










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