素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

小保方問題再考

   


   理研調査委員会は小保方さんの不服申し立てを退けた。
   小保方さん「クロ」が決定したという報道が多いように思う。
   私が観たTVでは日経BPの顧問とかが「理研は小保方さんのねつ造、改ざんについて根
  拠を示して的確に結論づけた」と述べていたし、多くの科学ジャーナリストもほぼ同様の論
  調だろう。この番組では新潮45の編集長が理研の無責任体制等理研そのものについて質
  し、当該科学ジャーナリストが同調することでTV的バランスをとったことになっている。
   
   さて、「これにて一件落着」腑に落ちる国民がどれくらいいるだろうか?
   画像の切り貼りについて理研が突きつけた前科、すなわち2012年、ネイチャー誌に投稿
  した際、画像の切り貼りについて指摘され却下されているにもかかわらず再度、サイエンス
  投稿の際、切り貼りしていることは悪意の決定的根拠なのだそうだ。
   TVではここまでしか報道されず、「ナルホドそうなのか」と思い込んでしまう。
   でも、事実は違うのだ。

 「画像の切り貼りをする場合、加工の有無がわかるように両側に線を入れるように」
  
  と指摘されただけだ。
   この違いわかりますか?
   科学論文について素人の一般国民は「科学論文に画像の切り貼り!とんでもない!」と
  思っていないか。少なくてもメディアはそのような印象を受けるように報道している。
   そんなとんでもないことをして指摘されたにもかかわらず、サイエンス投稿の際、同じこと
  を繰り返す小保方さんは科学者失格で当然だと思うだろう。
   でも、ネイチャーの指摘を額面どおり受け取ると、「画像の切り貼りはやってもいいが、紛
  らわしいので加工とわかるるように線を入れなさい」ということになります。科学論文でも画
  像の切り貼りはとんでもないことではないのです。あんまりよくない程度のことになります。
   まあ~、別にみんなやってんじゃないのとぐらいに私は漠然と思っていました。
   そうしたら、理研の石井調査委員長も切り貼りしていたし、否定はしたが、ips細胞の山中
  教授も過去の切り貼り疑惑が持ち上がった。
   
   画像の取り違いについては切り貼りで既に「悪意」は証明されたのだから、単なるミスでは
  なく当然に「悪意」だろうぐらいでさしたる根拠も示されていないように思う。  
   くり返すが、そもそも誰がいい出しっぺか検証しないことには始まらないのだ。
   小保方さんにかけられた「悪意」という嫌疑と、彼女を刺した人物及びその背後の「悪意」
  を比較考量しないことには事件の本質には迫れない。
   
   法律には「クリーンハンドの原則」というものがあるだから、切り貼りをやった人物が調査
  委員長だった理研には「疑惑」が持ち上がるし、“ 火元 ”を検証することなく小保方バッシ
  ング報道を繰り返すマスゴミにも「疑惑」が漂うし、もちろん、小保方さんにも「疑惑」があ
  るのだ。
   これら三者の疑惑を疑惑で微分するのがこの事件の肝だと私は考える。
   一連の小沢事件について何の検証・反省もしない日本のマスゴミには望むべくもないが。


   小保方さんの論文はそれでもあくまで「仮説」に過ぎないという人がいる。
   科学論文は査読の結果、一切、不備がなくても「仮説」にすぎず、再現実験ではじめて実
  証されるだけのことであります。この点は武田邦彦教授も指摘しているが、彼はそればかり
  か科学論文に必要なものは論旨の通った論文と数式だけで、画像は付随的なものに過ぎ
  ないと言っている。
   これには、当然、反論もあるだろうから、苫米地英人の意見を貼っておこう。

  

   苫米地氏の指摘が正しく、小保方さんが報道の通りなら日本のみならず、世界中の科学
  界から追放となるはずだが、どうだろう、彼女には複数の国からお誘いが来ているという。
   これをどう解釈すればいいのか。彼らは今回の事件の背後に潜む「闇」を承知しているの
  ではないか。

   この事件を巡る言説は「科学」についてよりも「科学論文」についてばかりが目立つ。
   「科学論文」に限定することはもとより、「科学」について述べても今回の事件は片手落ち
  だと考える。今回の事件は犯罪ではないにせよ、ねつ造、改ざんを巡るものとするなら、犯
  罪性を帯びた事件だといえよう。犯罪であるなら「犯人」と「動機」があるはずなのだが、
  これについての検証が言い出しっぺについての検証と共に皆無であります。
   仮に小保方さんが「犯人」だとしても「動機」がないのです。
   ありもしないSTAP細胞を彼女が一滴の水も漏らさないくらい完璧に論文としてでっち上
  げたとしよう。そんなことして彼女にとって何になる?いくら完璧にでっち上げたとしても再
  現実験に成功しなけば意味ないのだから。もっとも理研としてはでっち上げでも話題となっ
  て予算獲得等のメリットがあるが、小保方さんの場合、そんなことより科学界、世界に認め
  てもらうことの方が重要なのだから意味ないのです。 
   こんなわかりきったことをマスゴミは一切報道しない。


   理研の無責任体質等についての批判もあるしその通りだと思うが、野依理事長はわかっ
  ているんじゃないかと思う。この事件に潜む小保方さん曰くの「大きな力」について。
   それについて彼にどうにかできるわけじゃないし、組織を守るために小保方さんに「泣いて
  もらおう」ということにしたのだ。
   「大きな力」が製薬メーカーなのか何なのかは定かではない。
   本来ならこの「大きな力」を詳らかにするのがマスゴミの役目なのだが、モンサントのモの
  字も出せない日本のマスゴミには無理な相談というものだろう。

   
   ことここに到ってはもう気休めはいうまい。
   もう、日本では小保方さんが再現実験する機会を与えてくれる場所はあるまい。
   彼女には海外へ行って再現実験を行って「STAP細胞」最適化についての論文を発表し
  てもらいたい。

   小保方応援団としては彼女にこの曲を贈りたい。
   今はそんな気持ちにはなれなくてもいつかこの曲のような心境に小保方晴子さんがな
  ることを祈っています。 



  アナと雪の女王 「Let It Go」 松 たか子
  




 



   
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