素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

メルトダウンする自民党 Ⅲ(いわゆる「真性保守」の正体)

     



     いわゆる「真性保守」がアンビバレントというが矛盾するようで整合するではないか!
     どこがおかしいのだと言われるかもしれない。
     でも、彼らいわゆる「真性保守」はどれほど日本の現状、将来、及び過去を正確に認
    識しているだろうか?
     戦前とまで言わないが、90年代くらいの延長線上に現在の日本を捉えているように
    思えてならない。そうでなかったら彼らが揃いも揃ってTPP推進に賛成したりしないは
    ずだ。(もっとも石原センセーTPP慎重派らしいが)
     若き自称「真性保守」の政治家はいまだに「構造改革」の本当の意味がわからず、
    「規制緩和!規制緩和!」と合唱している。
     さらに民営化(privatization)を金科玉条のものとし、これを「改革」と称する。
     「日本のかたちを変える」と青年の主張する若き政治家は自分が思い描く「構造改革」
    (日本を変える)とアジェンダとして決められている「構造改革」のギャップに気づいたら
    卒倒するだろう。その時はもうあとの祭りというものだ。
     アジェンダとして決められた「構造改革」のゴールは

     デモクラシー(democracy)からコーポレートクラシー(corporatocracy)への
     構造改革に他ならない。


     これでどうやって彼らが大好きな國体が保てるというのだ。
     コーポレートクラシーは国家主権を弱体化させ、これに代わってグローバル企業が覇
    権を握るものです。この流れははるか以前から計画されている。
     以前にも述べたがも一度引用しよう。

      我々は現在、地域にとらわれた世界の国々から「主権」という名の奇妙な政治力
      を奪取する取り組みを、慎重に、かつ全力で行っている。そのことを改めて述べ
      るにとどめておこう。我々はこのような取り組みの存在については、表向きは
      否定し続けている。

          ~ アーノルド・J・トインビー 1931年 コペンハーゲンでの発言 ~



      「保守」というものはそれぞれ立場の違いがあり一枚岩ではないが、その最大公約数
    は国民国家の保守にあると考える。国家主権を放棄し国民国家をメルトダウンさせる過
    程に加担しておきながら何が真性保守だ!笑わせるな!彼らが忌み嫌うサヨクではな
    いか。インターナショナルでも歌ってろ!

     「冷戦構造のインチキ」について盲目な彼らにこれらを理解しろと言っても無理な相談
    だろう。いやいや、だからこそ憲法を変えて象徴天皇ではなくて天皇を国家元首として
    戦前のような強固な国家を回復するのだ。そうのたまうだろうか?
     それについて反論してもいいのだが、これまた幕末維新の志士ごっこしている松下未
    成熟系には「明治維新のインチキ」など到底理解不能だろうから全くかみ合わないだ
    ろう。
     それなら彼らにもわかるように過去、及び既視感(déjà-vu)のような近未来からアプロ
    ーチすることにする。

     集団的自衛権について平野貞夫氏は、安倍首相は爺さんの仇討と看破された。
     安倍首相の戦前回帰は明らかであり、彼はリアルに「大東亜共栄圏」を目論んでいる
    と言われる。戦前回帰の途上に祖父・岸 信介の集団的自衛権があるのだろう。
     それでは“ 昭和の妖怪 ”と言われた岸 信介とはどんな人物だろう。 
     岸 信介はA級戦犯、CIAのエージェントとして知られると共に満州国に深く関わった
    人物として知られる。
     満州国を牛耳った実力者「ニキサンスケ」をご存知だろうか?
     
      東條英樹(トウジョウヒデ)=関東軍参謀
      星野直樹(ホシノナオ)=国務院総務長官
      鮎川義介(アユカワヨシスケ)=満州重工業開発株式会社
      松岡洋右(マツオカヨウスケ)=満鉄総裁
      岸 信介(キシノブスケ)=総務庁次官
  
     これらの5人は何者だったのだろうか?
     それについては次回です。
 
                       (つづく)






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