素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

アメリカ風に吹かれて(千葉市長御乱心!?)

     



     日刊ゲンダイの連載記事で孫崎 享氏が「米国隷属議員の米国詣でが繰り返されるワ
    ケ」というコラムを寄せている。
     みんなの党の浅尾代表が訪米してアーミテージらと会談とか、超党派派議員連盟「日
    米同盟コーカス」もワシントン訪問予定とかのべている。
     孫崎氏によると「コーカス」とは、米国で、政党の指導者が公職への候補者や政治
    方針を決定する際、事前の合意を求めるために開く「秘密の会議」のことだそうだ。
     同氏は松下政経塾6期生の自民党、河井克行議員のブログを紹介している。
     
      本年6月27日超党派で行動する「日米同盟コーカス」が誕生。
      顔ぶれは次の9名。自民党から左籐章と城内実、民主党から
      松本剛明と長島昭久。日本維新の会から松野頼久、小熊慎司
      みんなの党から水野賢一と中西健治。そして私。

     
     ここに意外な名前を見つけた。城内実氏だ。彼は郵政民営化の時、徹底抗戦したのだ
    が、とうとうというかやっぱり転向(ころんだ)か。出世したけりゃアメリカとパイプがないと
    話しにならないということかもしれない。
     孫崎氏は次世代となってもジャパンハンドラーズ詣でが止まらない政治家たちを嘆い
    ている。出世がどうのこうのではなく、アメリカについていくのが王道でしょ、正解でしょと
    信じて疑わないのだから何を言っても無駄かもしれぬ。
     このコラムではど真ん中ストレートの新自由主義者にして超原発推進派のJR東海の
    葛西名誉会長についてもふれられている。孫崎氏の情報ではないのだが、彼は米国
    へ行って新幹線を売り込む際、2超円ものお土産を持参したとかなんとか。
     親米からポチになるのが戦後日本の深化とするなら、「戦後レジューム」からの脱却
    を標榜する安倍首相の周りには戦後を深化させる面々が取り囲んでいるという何とも
    奇妙な構図になります。 

      
     さて、話はかわるが千葉市長が御乱心のようだ。
     防風林を切っちまえということらしい。

      「海は最高の自然なのに、それを隠すように樹木が植えられているの
      はおかしい」-。熊谷俊人千葉市長は24日、自身が進めようとして
      いる海辺を生かした街づくりにつ
      いて持論を展開し、稲毛・検見川・幕張の人工海浜に沿って茂る
      防風・防砂林のうち不必要なものは原則伐採・間伐して海を見えや
      すくする方針を明らかにした。
      幕張の防風林の管理者は県のため協議が必要になるが、本年度
      中に市がまとめる
      「海辺のグランドデザイン」の中に盛り込み、県に協力を求める考えだ。

      24日に開かれた定例記者会見で、8~12日に行った米国西海岸の
      視察結果を報告した熊谷市長は「現地ではビーチを遮るものがなく、
      オープンで入れるようになっている」 と指摘。一方、市内の浜辺に
      ついては「分厚い木々に覆われ、外側から海の存在が感じられない」
      と課題を強調した。

                             ~ 千葉日報 ~    

     「海のグランドデザイン」とかいって、防風林は美的な問題だけでは語れない。
     防風林でもあるけれど大地震で東京湾に津波が襲って来た時、林があれば少しはバ
    リケードになるんじゃないかな。細川護煕 元総理が推し進める「森の長城プロジェクト」、
    すなわち、青森県から福島県まで総延長300km海岸線に植林する計画の真逆をいく
    愚行だね。
     だいたい千葉市長は不動産オンチだね。
     地域性というものがまったくわかってない。
     「海は最高の自然なのに・・・」といっていることからその思考パターンが推察される。
     一般論に偏向性がきいたものが地域性というものだ。
     彼が考えるべきことは「海は云々」ではなくて「東京湾の海は」とか「千葉市の海岸は」
    ということです。海一般の理想的モデルを米国西海岸に求めて東京湾に千葉市の海岸
    にあてはめてもナンセンス。全然ちがうもの。
     人工的に埋め立てたのだがから何でもできると思ったら大間違い。
     海の深さ、波、水質等自然そのものは変えられない。

     熊谷氏の師匠は大前研一氏であります。
     すなわちマッキンゼーから派生した思考パターンといえるだろう。
     彼らコンサルは個別具体から抽出したモデルに基づき分析思考した問題解決策を提
    案すると考える。もちろん、この思考パターンで成功するケースも多いだろう。
     でも、不動産はそう単純ではない。地域性があるからだ。
     千葉市長も前段の政治家と同じでアメリカ風にふかれているのだと思う。
     それは米国西海岸に視察したからだけではなく、外資コンサル的思考パターンだから
    です。
     これら理想モデル視察パターンがもはや古いことは「その先の『町づくり』へ」で述べた
    とおりです。
 
     それに外資コンサル批判の痛烈な本が出版されたね。
     それについてはいずれまた・・・・・。
   
     




      
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