素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

クールジャパン戦略と反 「 従軍慰安婦問題 」 政策の共通点 後編

     
     
     クールジャパン戦略、反 「従軍慰安婦問題 」 政策に共通するものはあるのだろうか?
     どちらもイメージ戦略、情報戦略だということで通じます。
     要するにコンテンツもさることながら、その伝達・発信方法が肝要です。
     この視点で見直すと、最もいただけないのは首相が「戦略的対外発信を強化する」と
    か国会で答弁してしまうことだ。積極的に情報発信しなければならないことに異論は
    なく推進すべきことだと思う。でも、それは首相が国会で発信すべきことではない。     
     クールジャパンという文化を国がバックアップしていくことは問題ない。
     ゴスロリ大臣がしゃしゃり出てきて「クール、クール」とさえずったら鼻しらむ。
     これと首相が国会で答弁することは通じると考える。

     今一つ釈然としませんか?
     それでは従軍慰安婦問題に関して原点に今一度立ち返ってみよう。
     国内的には吉田証言(朝日報道)、河野談話、村山談話がすべて、これらをやっつけ
    て鬼の首とったようになっているが、国際的にはそれでは通用しない。
     くり返すがくすぶっていた従軍慰安婦問題という個別補償がかくも広がっていった背景
    には日弁連のロビー活動が重要だと私は考える。
     何たって日本弁護士連合会海外調査特別委員の戸塚悦朗 はこう公言しているくらい
    なのだから。

       日本は「人権途上国」であり、1926年の奴隷条約を日本が未批准であることは
       憲法98条2項に違反するとし、さらに慰安婦は「まさに奴隷」「性奴隷 (Sex Slaves)
       であった」と主張している。「国際人権条約を守らないのは、日本とマダガスカルと
       ルワンダだけ」とも語っている。
                                 ~ WIKI ~

     
     戸塚氏ら日弁連のロビー活動でチョロチョロした種火が燃え盛り、やがて燎原を渡る炎
    となってしまったのだ。日弁連だけでなく、もちろん韓国側も独自にロビー活動してきた
    だろろうし、クマラスワミ(国連)には我々のあずかり知らないとこで様々なロビー活動、
    または工作が展開されてきただろう。
     反 「 従軍慰安婦問題 」を進めるなら、この逆コース、すなわち我々もロビー活動、工
    作を密かに遂行すべきであり、首相が国会で答弁することではない。
 
     穿った見方をすれば、おそらく間違いないと思うが吉田証言の吉田清治なる人物はか
    の国の工作員だろう。朝日はまんまとひっかかった、若しくは共謀して日本に工作した
    のだと考えられる。朝日叩くだけでは中途半端でここまで暴かなきゃだめだ。
     中国には「三戦」というものがあるが韓国もKCIAがあるのだから当然、情報戦、輿論
    戦は仕掛けてくるだろよ。10~20年先を見越して火種をまいたわけだ。
     10~20年寝かして熟成されたものが情報戦、輿論戦だと人々は気づかない。
     日本人も韓国人も世界の人々も。これに対して「事実、史実だ」と強弁しても厳しい。
     これが仕掛けられたものだと暴露するのが一番だが、それは日本が欧米メディアにリ
    ークして海外発の方が望ましい。
     なんて具体に情報戦で応酬しないといけないのだが・・・。
     
     隠れて寝かして密かに潜行しなければいけないのはクールジャパン戦略も同じではな
    いか。松岡正剛氏はこんなことを言っている。

      クール・ジャパンを本気でつくりいというのなら、特定のクラブやサロンの
      知的結集にこそ力を入れるべきなのである。
                 
                    ~ 松岡正剛千夜千冊「クラブとサロン」~


     クラブに必要なものは以前述べた通りです。

      ① 最初は必ずや「隠れたもの」を秘める。
 
      ② クラブやサロンにはその時期の最も重要な資金や人材を投入する。
        それが出来る目利きにしてトップリーダーが必要。
        (何でもかんでも市場原理にしない)

      ③ 特定少数の参加者からすべてを始めてそれをゼッタイに不特定多数にさせない。

      ④ クラブとサロンに特有の「ツールとルールとロール」を用意する。

     このような環境からクールジャパンが生まれるのだと思う。
     ゴスロリ大臣が「クール、クール」とのたまわってもしょうがいないのだ。
     クラブに関するこの①~④はそのまま、情報戦、輿論戦を戦うインテリジェンス組織に
    も当てはまると考える。

     従軍慰安婦よりもっと大きく世界的なムーブメントとしてフェミニズムが挙げられる。
     女性の人権問題とは少し違うが、フェミニズムも社会工学的に誘導されたものだ。
     フェミニズム三羽ガラスはベティー・フリーダン(共産主義)、ヘレン・ガーリー・ブラウン
    (ロックフェラー)とそれぞれ背後に隠れているわけだが、グロリア・スタイネムにはCIA
    が関与したと言われている。
     日本もNSCを作ったのだから反「従軍慰安婦問題」工作すればいいのだが、おそらく
    何もやっていまい。NSC(国家安全保障会議)とは分野が違うといえば違うか。
     安全保障とは関係ないようでも情報戦、輿論戦と考えれば反「従軍慰安婦問題」もNS
    Cが扱う分野といえると思うのだが。
     日本版NSCがダメでも情報戦、輿論戦の実行部隊たる電通が機能していればいいの
    だが・・・。電通そのものが売国奴の巣窟なのだからしょうもない。
     本来、隠れて情報戦、輿論戦として闘うべきところを部隊が整っていないからと大将
    (首相)みずから突撃(国会で答弁)するとは何とも不調法と言わざるを得ない。

     このような状況を考えると、戦後も毎年反省会をやっていたという戦艦武蔵の艦長のこ
   の言葉が思い出される。

      日本は情報戦と兵站において敗れたのだ。

    それでも戦前・戦中は今よりはだいぶよかった。
    陸軍特務機関、東亜同文書院、満鉄調査部、それに玄洋社の海外工作部隊、黒龍会が
   あった。なにしろ陸軍中野学校があったのだからインテリジェンスの素地があったのだ。
    そんな具合だから不発には終わったが、小津安二郎に謀略映画を作らせようとしたく
   らいだ。今じゃ逆に韓流ドラマ、K-POPにへたをしたら洗脳されているありさまだ。
    戦後インテリジェンスの系譜は途絶えてしまったわけでなく、各セクションで活動はして
   いるが、情報戦、輿論戦に関してはどうだろうか?自衛隊のイラク、サマワ撤退の時の
   宣伝は戦前の教科書に基づいて遂行されたと聞く。
    ロシア革命を誘導した明石元二郎が生きていたら何というだろうか?
    従軍慰安婦問題などロシア革命に比べてば小さいものではないか。
    
    情報戦、輿論戦で戦う部隊が整備されないなら以前述べた通り韓国が消滅するまで静
   観するのが妥当と考える。
    もちろん、体制が整わなくても水面下で工作が必要なことは言うまでもない。

                                             (了)


   〔関連記事〕
    
    いわゆる「上から目線」に関する一考察

    社会の変革で犬になったお父さん
        
    中国の「 三戦 」

    



 
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