素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

電気の祭典 VOL.2


     私が2F体育館のハウス・テクノからリタイアしたものだから、「しょうがね~な」と思った
    かどうか知らないがI も会場を離れ、1F、コミュニティースペースで行われる冨田勲の
    イベントまでそれぞれ別行動したりビール飲んだりした。
    
      I  「ヨーロッパではレイブとかこういうイベントは若い奴ばかりでなくミドルも集
         まって盛り上がるのだよな。」

        (海外渡航経験の多い I の発言は説得力がある。私はTVで見たくらいだけど)

      私 「だから日本じゃみんなAKBに行っちゃう」

      I  「そうかもしれないな。だから成熟しないんだ。」

     そうこうしているうちに宵闇がせまり、1F、コミュニティースペースはビール片手にほろ
    酔い気分の人達が増えてじわじわと熱を帯びてきた。
     このスペースで開かれるイベントは300人がワイヤレスヘッドホンでサウンドを聞くと
    いうものだった。何でも300人同時のヘッドホンライブが実現できればギネス記録だ
    とか。
     用意されたヘッドホンは全部はけたようだ。
     ちゃんとギネス申請して下さいよ。

     そんな呑気なことばかり言っていられないのであって、主催者が「電磁波で体に悪いイ
    ベントに協力して下さい」とかアナウンスしている。
     GHz(ギガヘルツ)の周波数の電磁波は体に悪いんじゃない、脳に悪いのだ。
     脳腫瘍の遠因と言われている。     
     iPod, iPad,ダブレット等のモバイルはおしなべてGHz(=1,000,000,000Hz)の周波数
    を使っている。脳に悪いのはGHzだけでなく、超低周波(1〜10ヘルツ)は、脳の活動
    (脳波)に共鳴し、思考活動に悪影響を与えることが分かっている。
     この日は体育館で超低周波浴びたうえに、GHzでダブルパンチで脳を攻撃だ。
     いやいや、ワイヤレスヘッドホンはGHzではないのではないか?
     調べてみました。ワイヤレスヘッドホンは2.4GHzを使っているものが多いようです。

     300人分のGHzが飛びかっているこの空間は瞬間的にせよ、すごく脳に悪いという
    ことになります。みんなでピコピコモバイルいじっている電車の中よりはるかに脳に悪
    いでしょう。みなさんは電車でピコピコやっていて馴れているから耐性があるかもしれ
    ませんが、私は自分がやらないし、昨今は電車にも乗らないことから耐性がないの
    です。だから脳が誤作動して風邪ひいてしまったのだ、な~んてね。
     日本は電磁波について認識が物凄く甘い国です。
     小耳にはさんだ話では、ハイブリッド車プリウスは日本仕様ではヨーロッパに輸出で  
    きないそうです。モーターが電磁波出しますからヨーロッパ輸出仕様はその対策してあ
    るそうです。(電磁波については書く書く詐欺状態ですので近々まとめてアップします。)
     
   デッキ

   ヘッドホン 後姿
     このヘッドホンです。

     会場ではMERZBOW(秋田さん)のプレイが始まった。
     I によると秋田さん90年代、ド・ノイズでならした人だそうだ。
     この日もド・ノイズミュージックだったが、「みんな普通に聞いているのが不思議だ」と
    Iがつぶやいた。それって、やっぱ「時代」が先へ進んだということなのだと思う。
     世の中にチャリー・パーカーが現れた時、みんな「なんじゃ、これ」と思ったろうし、ジョ
    ン・コルトレーンの「ジャイアントステップス」の急速なコードチェンジはバッキングする名
    手、トミー・フラナガンもついていけなかったという。
     今じゃ、サックスプレイヤーはもれなくチャーリー・パーカーのビバップをものにしてい
    るし、コルトレーンの急速コードチェンジもコピーできる人が少なくないだろう。
     最近、故あって「ロストイントランスレーション」のサントラを聞く機会が多い。
     (聞きすぎて最後の曲は途中から音が出なくなっているが、また聞いている)
     巷間、いわれるようにこれらの楽曲は単にセンチメンタルな心象風景を綴っているの  
    ではなくて、大都会の中のエトランゼの孤独(もちろん、モダンの尻尾をちょっと知って
    いるポストモダニストたるS・コッポラの孤独をダブらせている)にマッチするものになって
    いる。だから、極めて洗練されているようでどこかザラザラ、ヒリヒリする手触りに仕上
    がっている。
     「Sometimes」(My Bloody Valentine)がわざと音を歪ませているのは昔からある
    が、内省的ではんなりとした曲「Alone In Kyoto」(AIR)までもが途中からサンプリン
    グされたノイズのようなスキャットがフェイドインしてくる。
     ド・ノイズじゃなくてもノイズは今やカジュアルな存在なのだろう。
    雑味を限りなく取り除いていこうするクラシックを中心とした西欧音楽の歴史とは真逆
    の事態は確実に進行している。

     とここで「何、脱線しているんだよ!それどころじゃない!」と言わんばかりに当日の I
    が語りかける。

      「大変だ、大変だ。タンスが来ちゃった」と

     お~!確かに通称「タンス」、MOOGⅢ-Cがステージ中央に鎮座している。

   タンス
     YMOと共にワールドツアーしたタンスが目の前にある。
     こんなに間近で見るのはこれが最初で最後かもしれないと思うと感無量だ。
    
     御存じのようにコンピューター打ちこみではないアナログシンセサイザーは一から音を
    作っていくわけでして・・・・と私が講釈するより“ 4人目のYMO ”松武秀樹氏に語っても
    らいましょう。
   

   YMO
    グリークシアターでコンサートした頃のYMO。デイズニーランドで遊んだり
    (左頁)、A&Mのボス、トミー・リピューマ邸のホームパーティーの様子
    (右下)が掲載されている。次はヨーロッパ公演、その次はNYとか幸宏氏
    の発言が記事になっている。NY公演のYMOはホントかっこよかっただから。

                     - 出典 「FMレコパル」 1979年19号 -


                                          (つづく)



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