素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

沖縄知事選は日本変革の狼煙となるか?

     



     予想されたとおり沖縄知事選は翁長 雄志氏の圧勝で終わった。
     自民党は基地問題を争点とする沖縄の選挙で名護市長選に続き連敗となり、知事選
    共に那覇市長選でも敗れた。
     安倍政権(菅官房長官)がUSJ誘致を含むI R 開発、沖縄南北縦断鉄道の建設とい
    くらアメ玉をちらつかせても沖縄県民の辺野古移設反対の意思は固かったのだ。
     本土(敢えてそういう)の原発予定地ではアメ玉に簡単に転んでしまうことが多いのだ
    が、沖縄県民はウチナンチュの誇りを堅持した。
      「日本の誇り」とか政治家が口走るが、誇りとはこういうもののことだろう。
     勇ましいこと外国に対して口走ってイザとなったら腰砕けになってしまうことではない。
     はき違えてやしませんか、と言いたい。
    
     日本は東京からでは変わらない。
     過去記事「沖縄、大阪、東北が日本を変える!!」で述べたことは今も変わらない。
     沖縄(「基地」=対米隷属)、大阪(「地域行政」のどんづまり)、東北(「3.11」からの
    復興、原発、放射能汚染)、この3つが日本の大争点であり、しょせん、東京、いや首都
    圏の住民にとってはどこか他人事であり、知らんぷりしている。
     それでは辺野古基地移設慎重(反対?)派の翁長沖縄知事が誕生して日本変革の狼
    煙(のろし)は上がったのだろうか?
     どうもそう楽観はできないようだ。
     約2ヶ月前、副島隆彦氏が分析している。

      それは、 次の知事選では、すでに、 基地移転反対派である、翁長雄志
      (おながたけし)氏が、内部の根回しだけで、勝つことがすでに決まってし
      まっており、「自民党は、勝たなくてもいいから、負けなければいい」という、
      寝業師(ねわざし)政治の場になっている、ということだ。翁長新知事は、
      知事に就任したら、すぐに、複雑な態度に出て、すでに実質的に始まって
      いる辺野古崎(へのこざき)の埋め立て工事の続行を、ぐずぐずと認めてし
      まうだろう。
   
               (中略)

      「 仲井真(なかいま、現職の沖縄県知事 )氏は 同日、予算に関する
      要望で菅義偉(すがよしひで) 官房長官と面会。辺野古移設反対を掲
      げて知事選で激突する見通しの翁長雄志(おながたけし)那覇市長も同
      席した」 

      となっている。なーんだ。もう全部、出来上がっているではないか。
      この菅(すが)官房長官の沖縄の知事選対策は、この2人の候補者が
      「同席して3人で話し合った」時点で全部、決まりだ。

      翁長雄志は、菅義偉の言うことを、きちんと聞いている。
      ということは、次の沖縄知事選は、そのものが、ヤラセのインチキ、談合
      選挙だと、すでに決まっている、ということだ。 
    

               ~ 副島隆彦 重たい掲示版 1668 ~



     ワルは一筋縄ではいきませんから、今後の翁長県知事の動向を注視しないといけま
    せん。
     仮に副島氏の分析どおりだとすると翁長知事も懐柔されてしまい、安倍政権は粛々と
    辺野古移転を進めるだろう。その公算は高い。阻止できるとすれば来るべき総選挙であ
    ります。総選挙の結果、自民がわずかに負ける程度でおさまれば、辺野古移転は“ 止
    められない公共事業 ” のように進められると思う。
     そうすると沖縄県民がいくら辺野古移転に反対しても虚しいだけなのだろうか?
     そんなことはない。
     政府・自民党がいくらゴリ押ししようと沖縄県民が本気で反対したら、米軍は二
    の足を踏むのであります。政府・自民党の政治家が考えるより米軍は沖縄県民
    の意思を尊重せざるを得ないのです。

     米国が政権交代して海外基地を撤退させた前例は少なくない。
     米軍にとって沖縄は現在のところ重要ですが、長期的にはグアムあたりまで米軍基地
    撤退させることは規定路線です。そんな沖縄の基地の一つが辺野古以外になっても日
    本のマスゴミが大騒ぎするほどの事態ではない。困るのは国内の安保マフィア、環境マ
    フィアではないのか?
     それらをねじ伏せるだけの腕力のある政治家がいないだけのことではないかと思う。 
  
     田原総一朗氏が指摘するようにあんまり沖縄をいじめると沖縄独立という目もないわ
    けではない。イギリスにおけるスコットランド独立騒動、法的拘束力はないと言われる
    がスペイン、カタルーニャにおける独立決議、これがどうして日本だけ関係ないと言い
    切れるだろうか? 
     グローバリズムが進めば進むほど「地域」の独立に拍車がかかることは必定です。
     仮に沖縄が独立して沖縄国(琉球国?)になったら、尖閣問題も解決だ。
     尖閣諸島は日本のものでもないし、もちろん中国のものでもなくなり、沖縄国(琉球国)
    のものとなるのだから。沖縄国(琉球国)には米軍が多く駐留し、海兵隊がいるが、日本
    に駐留する米軍は激減するという、日本国(ヤントンチュ)にとっては困った事態となる。
     もっとも米軍にとっては日本国であろうと沖縄国(琉球国)であろうと、軍事的・地政学
    的に沖縄に基地があることが重要であって、沖縄国(琉球国)になっても日本国ほど困
    らない。

     妄想が過ぎますか?いや、グローバリズムの時代、地方の時代、これくらいのダイナ
    ミズムも想定しないといけないと思います。






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