素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

ニュースのリミックス(「千葉市にイスラムタウンを」、ですか?)

     



     音楽では今やリミックスはごくありふれたことです。
     では、ニュースをリミックスしたら、どうなるでしょう。
     ニュースは速報性や正確さがものをいいます。ちょっと前のニュースなどどうでもいい。
     音楽では60年代、70年代、90年代だろうとそんなの関係ありあせん。
     それごころか、ナルちゃん(菊地成孔)なんか、グレゴリア聖歌とブルースをリミックス
    したりします。
     もっとも、昔、タモリがオールナイトニッポンで「つぎはぎニュース」なるものをやってい
    た。NHKのニュースを適当につぎはぎしてシュールなギャグにしてしまうというもので
    す。さすがに顰蹙(ひんしゅく)をかい、NHKからクレームが入ってやめましたが。
     さて、まずはこのニュースをターンテーブルに乗せて回しましょう。

      国民全員がテロの標的に…2・18 迫る「悪夢のXデー

      「おまえ(安倍首相)の国民を見つければ、どこにいようと大虐殺を引き起
       こしていく」――安倍の不用意な“2億ドル支援演説”のせいで、いよい
       よ日本は、イスラム国との“戦い”に巻き込まれてしまった。日本国民
       全員がテロの標的という、終わりなき「悪夢」の幕開けだ。

      「2月18日に合わせてイスラム国が動く可能性はあります」
        (軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)

      その日は米ワシントンで、テロ対策の国際会議が開催される予定だ。
      安倍首相の出席も取り沙汰されている。それを狙ってイスラム国が
      揺さぶりをかけてくる恐れがあるというわけだ 

                     (中略)

      間が悪いというか、国際会議直後の22日には、3万6000人が
      参加する東京マラソンが開かれる。

      「前回大会も、300人近い死傷者が出た13年の米ボストンマラソン
       の爆弾テロ事件を受け、大幅に警備を強化して実施された。
       警視庁は今回、警備をさらに強化、厳戒態勢で臨むとしています。
       警備などに当たる人員も前回の5500人から6000人に増やされる
       裏を返せば、それだけ国内テロの危機感が強まっているわけです」
        (警察庁事情通=前出)

                              ~ 日刊ゲンダイ ~


      続いてこのニュースを回しましょう。

       「千葉にムスリム街を」市長提言 海外からの集客狙

       「千葉にはムスリム(イスラム教徒)街がいい」。
       千葉市の熊谷俊人市長が14日、新たな構想を明らかにした。
       「横浜の中華街に匹敵するものをと考えてきたが、ムスリム街が一番だ」
       と語った。

       海外観光客を呼び込もうと狙って市が企業、民間団体とつくる市海外
       インバウンドツーリズム推進協議会の設立総会での発言。
       会の活動方針として、マレーシアを皮切りに、東南アジアのイスラム圏
       からの集客を目指すことを確認した。

                           ~ 朝日新聞 DIGITAL ~



     2枚目のニュースは2年前のものですが、当時は何だかな~、程度でした。
     市長はハラールハブがどうのこうの言って言い訳してますが、要するにハラールハブ
    に千葉市は対応してます、といことで儲けましょ、そんだけのことじゃん。
     今、こんなこと言ったら炎上じゃすまなくて袋叩きじゃないかな。
     イスラムテロリストの入国はどんなに警戒しても100%防ぎきるものじゃない。
     でも、わざわざ彼らが含まれるかもしれない人々は「いらっしゃい」と呼びこむなんて
    おバカにもほどがある。
     
     少し前、地元政治家と歓談したのだが、「これこれのスキームがあります、これを
    当市に当てはめると、『改革』 できますなんて政治はもういいよ。」ということで二人
    の意見は一致した。実地のテクニカルなことはコンサルにやられせばいいのだ。
     ソリューションやスキームに精通することが政治家の仕事じゃない。
     そこには人の介在する余地はなく、あったとしてもプレゼンのうまさとかその程度の
    ことだ。そういうプレゼンビジネス文化の時代は終わりに近づいたと思います。
     正確にはプレゼンそのものは無くならないが、プレゼンの良しあしでは優劣つける
    時代じゃなくなるのではないか?象徴的なのが、相変わらず業績不振のソニーの
    平井社長じゃないかと思うのです。彼なんかカッコよくプレゼンするのが得意でそれ
    でのし上がったそうじゃないですか。いいよ、もう、そういういいカッコしいは。 

     私は不動産屋だから、不動産の話をしよう。
     市政には不動産は関係ない?確かに教育だ福祉だいろいろありますからそうかも
    しれないが、結局、人間は空間で生産活動するのだから不動産は無関係ではあり
    ません。例え、バーチャンル空間でもPC、もしくはスマホの操る人ひとり分の空間
    は絶対に必要なのです。都市計画、建設、土木はもちろん不動産ぬきでは考えら
    れません。アイディア優先、不動産オンチの政策はもうやめて欲しい。
     サービスつき高齢者住宅、グループホーム等の介護施設は立地もさることながら
    運営会社に大きく左右されることは常識です。最近、取引業者と商談していたら、
    運営会社の中でも誰がやるのか、今や、そこがものをいうまでの時代だそうです。
     ある意味パンチンコ屋に似ていますね。あれも駅前が繁盛店の絶対条件ではなく、
    郊外、田舎でもパチンコ台やアクセスや駐車場スペースがそこそこならあとはマネー
    ジャー、若しくは釘師がモノをいう業種です。
     つまり、介護施設もパチンコなども結局、「人」がモノをいう業種だといえます。
     市政で言えば、公立病院も医療施設より「人」、すなわち理事長、経営者、医師
    で大きく変わります。この件は長くなることから省略しますが、プレゼンだ、スキーム
    だ、いろいろ言われましたが、結局、「人」に先祖帰り、回帰していくように思えて
    ならない昨今であります。

     「改革だ、改革だ」といいますが、政治家センセイにもそろそろ「人間力」の重要性
    に気づいてもらいたいものです。
     広告業界じゃあるまし、政治はアイディアが最優先じゃありませんよ。

     
     「ニュースのリミックス」といいながら、意外なところに着地しました。





     
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