素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「 空家対策特別措置法 」 の施行迫る。

    



    今やどの町も空家は珍しいものではない。
    全国で7軒に1軒は空家と言われている。もう悠長なこといっていられる場合ではない。
    今月28日に「空家対策特別措置法」(正式名称:空家等対策の推進に関する特別
   措置法案)が施行される。
    例え、空家であっても月一くらいで管理されていればいいが、「特定空家等」に認定さ
   れると大変だ。固定資産税が建付地の評価ではなくて更地と同じ評価、すなわち6倍
   になるからだ。「特定空家等」とは何か?

     ① 倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
      
     ② 著しく衛生上有害となるおそれのある状態

     ③ 適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態

     ④ その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
       
    これらに該当する空家等のことをいう。
    5月末をめどに「特定空家」が認定され、まず「指導」が行われ、それでも改善がみられ
   ない場合、今まで更地の1/6だった固定資産税の優遇措置が外されて固定資産税が
   6倍になる。
    日頃、散々、安倍政権には批判的なことを述べている私だが、この政策は支持する。
    結局、土地所有者が本気にならないと誰がコンサルしようとダメに決まっているから
   です。
    一等地はともかく、千葉のような片田舎では、「貸せない」、「売れない」、「住めない」
   という悲惨な話が伝わってくる。そればかりかそこそこの地位(じぐらい)の土地でも同
   様とか言われる。
    ホントだろうか?
    NHKドラマ「ハゲタカ」(第1話)では、わけあり物件、難あり物件を彼ら外資ハゲタカ
   は「1円」と評価していた。もちろん、「出口」が用意されているわけで1円よりはるかに
   高額で売り抜けている。

    東京都でいうと、空家率1、2位は千代田区(25.8%)、中央区(25.4%)となって
   いるという。これらの空家は地上げの種地としてまとめられて上に積まれるのが一番
   だろう。そもそも地上げというと物凄くイメージが悪いが、宮崎 学氏曰くのように本当
   の地上げはみんながWIN、WINの地上げのことだ。確か蒲田で地元の有力者がうま
   くまとめた地上げの成功例があった。巷間喧伝されている地上げは宮崎氏曰くのよう
   に「下の下の地上げ」のことです。(宮崎氏は「談合」についても肯定的で、これまた
   私と意見が一致する。) 
    
    千代田区、中央区といったビジネス街ではなく東京の住宅地はどうしたらいいだろ
   うか?そこそこの庭のあるお屋敷なら学童保育に転用したらどうか。待機児童の問題
   は解決に向かっている市町村もあるが、そうでない市町村も少なくない。
    スペースが足りないとうなら空家を使い、人材が足りないというならシルバー人材セ
   ンターあたりから派遣して、じいさん、ばあさんが子供の面倒をみるのはダメか?
    3世代同居の昔なら当たり前の日本の風景であります。デイサービス等介護施設は
   悪徳業者排除のため認可が厳しくなっている。この空家学童保育も事業者選定で認
   可を厳しくすれば可能ではないか?実際、保育園と老人ホームが一体敷地の中に
   併存する物件は既に東京、三宿に存在したと記憶する。
    それにも向かない空家は「ドミトリー」にしたらどうか?
    これも既に存在する。シェアハウスと似ているようで違い、1軒家に2段ベッドの寄宿
   舎のような賃貸物件だ。料理人になりたい、アニメーターになりたい、声優になりたい、
   同じ目的をもった若者を集め、寄宿舎生活するようにする。現代版「トキワ荘」といった
   赴きだ。だいたい成熟社会で贅沢になったが、今、大御所の俳優でも駆け出しの頃は
   4.5畳に5人で雑魚寝とかいった状態だったという。その倍以上はスペースがあるの
   だから特段、おかしくもないだろう。家賃1・5万円として上下2段ベッドで8人入居とし
   て月12万円、東京郊外なら何とかペイしないだろうか?
    建物をリノベ等で多少、手を入れないといけないかもしれないが、リフォームローンは
   結構、充実しているし、リノベしてサブリースにすると一番、利回りが良かったりする。
    ぱっと思いつくところを述べたが他にもいろいろ空家有効利用はあるだろう。

    都会の物件はともかく、片田舎、田舎の物件はどうしたらいいのだろう。
    建物取り壊して畑に戻せとかいわれる。「宅地」 ⇒ 「畑」 ⇒ 「原野」 と地目変更して
   固定資産税を減額したらどうかという説もあるが現実的ではない。 
    いくら人口減少社会とはいえ、まだ1億2千万人の人口がこの山だらけで平地が少な
   い日本列島に住んでいるのだからグロスで考えれば土地があり余っているわけでもな
   いだろう。1極集中がイカンのであって、結局、Uターン、I ターンでしか地方の空家問題
   は解決しないと思う。「地方は仕事がない」と身近でも聞くが、都市部のブラック企業に
   しがみついていてもしょうがないだろう。
    地方の空家問題はつまるところ、農業、漁業、林業、若しくは地場産業、観光業の再
   興ということになるのではないか。これらは地方議員にとって最重要課題だと考える。
    だからといって安倍政権のいう「攻めの農業」では大資本の農業法人による会社経営
   であって、農家はやがて農奴となろう。 

    今のところ「絵も書いた餅」に過ぎないが、もっと楽して高収益なのは、やっぱり「大麻
   栽培解禁」だと思うのです。



  〔関連記事〕

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