素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

黒田日銀総裁オフレコ発言のインサイド 前編

     



     黒田日銀総裁の経済財政諮問会議での国債に関するオフレコ発言がテレ朝「報道ス
    テーション」で取り上げられ波紋をひろげている。
     しかも問題の発言部分は議事録から削除されている。

     
       黒田総裁は、ヨーロッパで国債をリスク資産とみなし、銀行への規制を強化
       する議論が始まっていると説明しました。そのうえで、日本国債の格下げに
       絡み、「安全資産とされている日本国債も持っていることでリスクになり得る」
       こうした発言はマーケットに影響を与える可能性もあるため、議事要旨から
       削除され、箝口令(かんこうれい)も敷かれたということです。
       日本銀行・黒田総裁:「財政について信認が失われれば、国債の価格、ある
       いは金利に影響が出る恐れがある。リスクがあることは事実でありまして、
       であるからこそ、政府は財政再建目標を決め、それに向けて着実に前進して
       おられると思う」
       20日の予算委員会でも論点となった財政健全化の問題は今後も大きな焦点
       となりそうです。
                      ~ テレビ朝日 「 報道ステーション 」 ~


     これに関してエコノミスト、投資家等専門家、一般国民まで様々反応があります。
     曰く、「ヨーロッパ諸国と日本じゃ市場リスクが違う」、「国債暴落のための自爆発
    言?」、「日銀総裁がこういう認識を表明したことで逆に少し安心した」等々。
     もっとも番組では安倍首相と黒田総裁の温度差の方に力点が置かれた報道となった。
     安倍首相の「格付け会社と相談したらいかが」とかいう発言を受けてはそう言いたくも
    なる。

     この問題、市場への影響、国債の格付けとかいった近視眼的問題ではない。
     もちろん、国債暴落、国家財政破綻をも視野に入れないといけないことだが、近未来
    の時間軸だけを考えても足らないのです。もっかのところ国債の引き受け先の大手とし
    ての日銀だけが俎上に上がっていますが、日本郵政グループを忘れてはいけません。
     日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険が今秋、上場されます。
     民主党時代、凍結していた「郵政民営化」が日本郵政グループ上場によって完成に
    近づきます。一時はあれほど、「郵政民営化」反対の抵抗勢力がいたのに今や見る影
    もありません。あれは杞憂であって「郵政民営化!無問題(モーマンタイ)!」なので
    しょうか?そんなことはありません。
     西室泰三・日本郵政社長が株式上場について「アベノミクスによる規制改革の方向
    性の例証となる」とか発言していることから忘れかけていたある事がどうも気になり
    ます。
     それは 日本国債の格付けがどうのこうのではなく、2008年、苫米地英人氏が
    「洗脳支配」で説いた、日本郵政株式上場とBIS規制を絡めた日本国債暴落シナリオ
    のことです。
                        (つづく)





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