素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

TPP交渉はデキレース!?




     TPPは大詰めをむかえているが、今だ最終合意には至っていない。
     これが世間一般の認識だろう。
     どうもそれは事情が違うようだ。山田正彦元農水相がリークしている。

    
      「自民党筋の情報ですが、すでにTPPの日米合意の内容が決まっていて、
       箝口令が敷かれています。28日のオバマ・安倍会談で決まったかのよ
       うに見せかけるためです。その合意内容は、牛肉は今までの関税率を
       4分の1に引き下げ9%、豚肉の関税は従来の10分の1、米は10万
       トンの受け入れ枠を確保した上で徐々に関税を引き下げていくというも
       のです」

                  (中略)
     
      「安倍首相は韓国の猿真似をして日本の国益を米国に売り渡すのです。
       米韓FTAが締結された際、韓国の大統領が米国を訪問して演説する
       機会を与えられ、それで交渉妥結が加速しました。今回、安倍首相は
       米議会で演説する機会を与えられ、引き換えにTPPの日米合意を発
       表することになるでしょう。韓国は米韓FTAで国内法を変えさせられて
       独立国家ではないような状態におとしめられました。安倍首相はそれ
       と同じことをやろうとしているのです」(山田正彦氏)
     

                             ~ 日刊 ゲンダイ ~


     TPPは秘密交渉(米国側はそうでもないようだが)、交渉過程は秘密保護法で守られ
    ている。それ故に、我々は肝心なところは何も知らされない。古館氏が「そもそもオバ
    マ大統領に米国議会から(TPPに関して)外交交渉権限が与えられているかどうかが
    怪しい」と、最後にコメントするのが精一杯。
     
     関税がどうのこうのは、さしたる問題ではなく国家主権の放棄こそ問題だ。
     山田氏は国内法を変えられてしまうとか言っているが、その前段階でもヤバイのだ。
     ベンさんも過去、何度もISD条項について指摘している。

     ケベック州政府が国民の安全や環境保護のために水質汚染をしている外国企業
     を取り締まろうとしたところ、このISD条項によりその外国企業からカナダ政府が訴
     えられ、挙句の果てに多額の賠償金を請求されるケースが発生している。


      
    私のブログ内検索で「TPP」と入れると、188件、記事がヒットする。
    タイトルに「TPP」を銘うったものだけでも43の記事を書いてきた。
    これがタイトルに「TPP」を銘打った44本目の記事なのでTPPは「死」んでもらいたいの
   だが、どうもそうは問屋が卸さない。
    もういい加減、どうにかならないのと言いたいが、事態は少しも改善されない。
    何で政府自民党は諦めちゃっているんだ、と誰もが疑問に思うだろう。
    実務レベルの交渉している(いや、直接交渉しなくても)官僚たちが軒並みグローバリト
   なのだからどうしようもないということだろうか?
    世間のグローバリストはともかく、官僚たちはわかっているはずだ。

        Globalism ≒ Corporatocracy

    
     となることを百も承知なのだ。
     いまさら変えることのできないアジェンダと考えているのだろう。
     官僚はそれでも仕方ないとしても、山田氏以外の政治家は何をやっているんだ。
     前代未聞の事態が今、密かに進行しているんだと言って過言ではないだろう。

    
     先日、とある会合で「黒田日銀総裁のオフレコ発言のインサイド」で述べた、BIS(バー
    ゼル委員会)によるバーゼルⅢ、すなわち国債のリスク査定によって日本国債が暴落
    する可能性大だと発言した。
     「あれ?誰も異論、反論なしですか」と私は軽くびっくりした。
     事情通の集まりなのでいつも必ず異論があるのだが。
     異次元の金融緩和やめても国債暴落、続けてもバーゼルⅢで暴落。
     前門の虎、後門の狼、というわけです。
     そうなったら、(表面上の交渉なのだが)貿易交渉などやっている場合ではなくなり、
    水野和夫氏曰くのようにブロック経済でも敷くしかなくなり、反グローバリズムの経済と
    なるだろう。 

     あまり歓迎すべき事態ではないが、それくらいしかTPPは粉砕できないのではない
    かと思うのです。 






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