素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

ピケティも書かなかった資本主義の正体、かな? VOL.5




     
     資本主義と社会主義の両建てが19世紀以降、彼らのアジェンダだったことは「ベルリ
    ンの壁」崩壊までは理解できることだろう。
     資本主義一人勝ちの21世紀現在はどうなのか検討する前に、なぜ私がミハイル・バ
    クーニンに着目したか補足しておこう。
     私がバクーニンに着目した理由は彼がロシア貴族出身だからだ。
     それはロシアから共産主義革命が起こったからではなく、かの国の領土(版図)がすっ
    ぽり旧ソビエト連邦の領土の中に収まるからだ。かの国とはどの国のことか?
     もちろん、ハザール(カザール)帝国のことです。

 カザフスタン

               ~ 出典 中矢伸一 ジュード・カリヴァン 著 
                      「日月神示 縄文サンクチュアリ 麻賀多神社編 」~ 

  
  
     ロシアにはユダヤ人(ハザール人)がたくさん居ただろうからバクーニンは事態を把握
    していただろう。反ユダヤ主義者として知られるバクーニンだが、実質は反ハザールだ
    ったのではないか?
     バクーニンの死後、ロシア革命によって共産主義革命はより鮮明にその相貌を露わに
    する。政府周辺は以下のようにことごとくユダヤ人(ハザール人?)によって占められて
    いた。

       人民委員会(77.2%)、軍事委員会(76.7%)、外務委員会(81.2%)、
       財政委員会(80.0%)、司法委員会(95.0%)、教育委員会(79.2%)、
       社会委員会(100%)、労働委員会(87.5%)、赤十字委員会(100%)、
       地方委員会(91.0%)、新聞記者(100%)
                               ( )内はユダヤ人の占める割合

                        ~ 出典 「日本人に謝りたい」 ~


     
     ロシア革命とはユダヤ人によるユダヤ人開放のためであったこと、マルクス主義は虚
    構理論だったこと、虚構仮説構築のため依頼書があったこと、ロシア革命の実像、唯
    物史観の由来、資本・共産両建て主義等々、オデッサ生まれの著者による「日本人
    に謝りたい ~ あるユダヤ長老の懺悔 ~ 」を要約したこのサイトに本稿より詳細に書
    かれていることから興味ある方は読まれたらいいだろう。
     やはり共産主義革命はロシアから起こるべくして起こったのだ。
 
     さて、「資本主義の正体」と言いながら、いつの間に「共産主義の正体」ばかり述べてき
    たようだ。これは資本主義と共産主義が両建てであることを示すために「共産主義の正
    体」に力点を置いてきたためだ。
     資本主義一人勝ちと言ってきたが、単純にそう言えるのは90年代までであって21世
    紀からは「帝国主義」以来の本質的な事柄(グローバリズム)と新しい事態( I T 化)が
    資本主義一人勝ちに拍車をかけているように思える。
     資本、モノ、人のグローバル化とか言われたのは一昔前のことであって、これからは
    労働市場のグローバル化が大きな問題となろう。
     資本主義一人勝ち、「だからみんなバスに乗り遅れるな、競争には勝たなくてはいけ
    ない」、果たして単純にそうなるだろうか?むしろ事態は逆のように思われる。

      若い人はIT化を享受し、スマホに夢中ですが、そうしたIT、ネット社会
      が自分たちの雇用を奪い、賃金を下げていることを知るべきです。
      おそらく、先進国では今後、一握りのスペシャリストと、低賃金の労働者に
      分かれていくと思う。二極化はとてつもなく広がります。これに対して、政治
      は無力です。
      IT化、グローバル化の流れは止めようもない。従って、政府は最終的に金
      持ちにもっと税金をかけて、低所得者にばらまくことになるでしょう。IT社会
      の行き着く先は社会主義なのですが、そうすれば、金持ちはさっさと海外に
      逃げていく。貧困者しかいない国になる。

                      ~ 日刊ゲンダイ 2013年 1月1日 ~


 
     「I T 化の行き着く先は社会主義」とは私がくり返し述べてきた「未来の共産主義」に
    通じる。もっともこれだけでは共産主義(社会主義)へと移行しないだろう。
     19、20世紀には無かった、若しくは重点を置かれなかった新たなプレイヤーが登場
    して「未来の共産主義」の幕が開くのだ。
     グローバルな金融投機市場にトービン税(国際連帯税)をかけることが一時取りざた
    された。一国だけ規制してもグローバル化した金融市場では意味がなく、国際的に連
    帯して一斉に課税しないことには荒れ狂う国際金融市場を規制できないというものだ。
     同様にトービン税(国際連帯税)として検討されるだろうものとして低酸素社会の実
    現を目指す炭素税が挙げられる。
     トービン税としての炭素税が導入されたらたいへんだ。
     消費税どころではなく生産物のありとあらゆるものに課税可能だからだ。
     資本主義は停滞し、共産主義とは言わないまでも社会主義社会となろう。

     「ショック・ドクトリン」で知られる反グローバリズムの旗手、ナオミ・クライン女史も環
    境問題の行き着く先は社会主義社会と述べているようだ。
     (反グローバリズムの旗手と言われるが、彼女は怪しいらしいけど)
     環境問題の淵源は「ローマクラブ」の「成長の限界」だが、もっともらしい名前のこの
    会合もデイビッド・ロックフェラーの私的諮問機関から出発している。
     つまり、資本主義と共産主義の両建て作戦の勢力と連なる。
   
     ピケティが格差是正のため金持ちから増税するといったところでトービン税たる炭素
    税が導入されたら一般国民はさらに困窮し、金持ち課税もさして意味を持たなくなる。
     苫米地英人氏は「21世紀の資本の問題点」という本でピケティのいう格差とはデリ
    バティブを駆使する国際金融資本を考慮に入れてないと批判している。
     その結果、この苫米地氏の著作には執拗な攻撃がくり返されているという。
     彼はピケティが誰にために「21世紀の資本」を書いたのか、と疑問を呈するまでに
    至ったと言っている。所得格差に苦しむ人のためのガス抜きか、本質的格差を隠す
    ためかと付言している。さらに彼はここまで踏み込んでいる。

      経済学そのものが銀行家によって作られたのではないかと疑っています。

       ~ 苫米地英人 著 「Dr. 苫米地式資産運用なら誰もがrichになれる」 ~ 


     さもありなんと言うものだろう。
     ノーベル経済学賞の正式名称をご存知だろうか?
     正式には「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」と言います。
     ノーベル家はこの賞に批判的であり、過去の受賞者のほとんどが、中央銀行の支
    持する新古典派の経済学者であるとの批判もあります。
     中央銀行の株主たちのお眼鏡にかなう人でないとイカンようです。
     確かにピケティはこれとは真逆であるが、「I T 社会の行き着く先は社会主義」(私の
    未来の共産主義)を側面から援護射撃するものであり、資本主義・共産主義の両建て
    作戦をしっかりと把握していれば、自ずと彼の演じている役割が明らかになるであろう。

     「資本主義の正体」と言うからには信用創造のインチキや中央銀行が国民を奴隷化
    するプロセスにもふれないといけないだろうが、それらを承知している人はもう少なくな
    いだろうから割愛した。
     恐ろしいことに資本主義はどう転んでも社会主義(共産主義)がビルトインされ
    ていて、どちらのルートで進んでも「新たな階級社会」というべき格差が終局的
    にはもたらされるものなのです。

     やはり、マルクスがへーゲルに大いに影響されていることは無視できない。
     この恐ろしい両建て作戦の前に我々はなす術がないのだろうか?
     まずは環境問題(CO2地球温暖化)のインチキが白日の元に晒されることが重要だ。
     「資本論」にはなぜかエネルギーが生産要素からもれているが、エネルギーは資本
    主義にとって大きなウェイトを占める。
     何たってフリーエネルギーが実現したら資本主義は終わってしまうのだから。
     (「やれ!やれ!」と言われてもみんな必死に働かなくなるもの・・・笑い)

     その日はやってくるのか?
     仮に実現したとしても、それは「新しい中世」といべき停滞なのか、それとも発展なの
    か、ブログが続けられる限りそこを見極めたいと思うのです。

                                      (了)

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