素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「 MAD MAX 」 と オーストラリア映画 中編

  


 
   【荒野の千鳥足】

     これは結構期待していた。
     監督がテッド・コッチェフだからだ。
     オールナイトもこの頃になると、いい加減眠くなってくるのでタイトルどおりさぞかし出鱈
    目でトチ狂った映画でないとアカンのです。 
     これまたオーストラリア映画としか言いようがないですな~。
     賭博とビールとハンティングくらいしかない街に男の見たものは・・・・・。
     賭博と言ってもコインの表裏に札束かけるだけ。カジノのような洗練は期待できないに
    しても日本の江戸時代の丁半博打だってもっと文化があるぞ。ヤクザ映画の盆の上の
    花札などこれより数段洗練されていて文化的だ。
     酒飲むといってもビールがぶ飲みするだけでここにも文化はない。
     白人のハンティングは近世貴族の文化の流れがあるはずだが、酔っぱらって車転がし
    ながらむやみにカンガルー撃ち殺すだけ。
     「Wild」という言葉が可愛い思える野蛮で悪夢の世界。
     それでもコーエン兄弟の「バートン・フィンク」のように悪夢のラビリンスが展開されるな
    らいざ知らず何のひねりもなくベタで野蛮。テッド・コッチェフというと「ランボー」だが、私
    にとって「料理長(シェフ)殿御用心」という粋で忘れ難い1本をものした監督だ。
     あの人がこんな映画撮ったの?呆れかえる。
   
     映画で人が皆殺しにあっても腕が斬り落とされ首が吹っ飛んでもはらわたがはみ出し
    ても平気だが、年のせいか動物が虐殺されるのはヤダな。(ハンティング場面は記録
    映像だと注釈があったが)
     そういうわけで ☆


         荒野の千鳥足
                  
           


   【The Cars That Eat People】 
 
    最後の1本でこの頃になるとさすがにどうにもこうにも眠くなってくる。
    ポスターをみると「車が人を喰っちゃうのか」とそのゲテモノさ加減に期待する。

         人喰い車

    
    結局、半分以上寝ていたのでよくわからないが、車が人を喰うシーンはなかった
   ようだ。車で村を訪れる人に村ぐるみで悪さするストーリーだったように思う。
    あのきれいきれいな「ピクニックatハンギンロック」のピーター・ウィアーの監督作
   だ。記憶を辿っていくと、村人たちの描き方がどうも私にはジャン・ルノアール風だっ
   たような気がする。だから村の名前が「Paris」なんじゃないだろうか?

    ちゃんと見ればそこそこ面白いのかもしれない。 ☆☆

                                       (つづく)

                  







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