素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「 TPP 大筋合意 」 とは情報戦!?

    



    私や副島氏、その他大半の予想に反して「TPPは大筋で合意」したそうだ。
    例によって大手メディアは「世界のGDPの4割を占める巨大な自由経済圏が出来上が
   る」と拍手喝采、感謝感激、雨あられの報道しかしない。
    「報道ステーション」ですら「日本の風景が変わってしまうかも・・・・」とか両論併記で
   モゴモゴ言ってお茶を濁す。
    「もうTPPについては散々書いてきて飽き飽きしている」ということも数回述べてきたこ
   とから今さら言わずもがなだが、

  
    何やってんだ!日本の政治家、メディアは!

    もれ聞くところによると、9月でTPPは暗礁に乗り上げ米国はあきらめかけていたのに
   茶坊主のように奔走しアトランタの会合をお膳立てしたのは日本側だそうだ。
    ジェネリック薬品に関して米国とオーストラリアが国益かけてギリギリの交渉している
   のにさっさと降参しろと言わんばかりに「この期に及んでゲームの駆け引きはやめ、ギリ
   ギリの妥協点を出し合い、隔たりを埋めていくべきだ」などと甘利TPP担当相は言って
   のけた。
    
    TPPは単なる貿易の問題ではなく日本の「構造改革」の最終版の入り口のようなもの
   なのだ。その前段階として農業破壊、医療(薬価)制度崩壊、ISD条項等あるのだが、
   農業に関しては今一度、稿を改め検証しよう。
    日本の経済、制度が破壊されても最後に文化が残るではないか、「文化的防衛」だと
   思われるかもしれないが、文化の根本・言語=日本語すら怪しい。
    日本語禁止、英語公用語化についても別稿に譲ります。
    今言いたいことは、

     まだ、諦めるには早い

    ということです。
    「TPP 大筋合意」と言っても米国議会は慎重派、反対派が根強い。

     アメリカ議会上院で多数を占める野党・共和党のトップ、マコネル院内総務は5日、
     声明を発表し、「TPPは極めて重要な貿易協定の1つになりうるが、多くの問題で
     深刻な懸念も提起されてきた」と指摘しました。そのうえで、「上院は、この合意
     内容が議会やアメリカ国民が求める高い水準を満たすのかどうか検証する」として、
     合意内容を慎重に審議する考えを示しました。

     また、議会下院で通商政策を扱う歳入委員会の委員長を務める共和党のライアン
     議員も「合意内容を検証するまで判断を保留する」としています。
     さらに、アメリカ大統領選挙に与党・民主党から立候補し、労働組合を中心に支持を
     伸ばしているサンダース上院議員は「損害の大きい合意で失望した。破棄するため
     全力を尽くす」として強く反発するなど、与野党双方から慎重な意見や批判が相次い
     でいて、TPPの発効に向けては、今後、アメリカ議会の承認を得られるかどうかが課
     題となります。
                              ~ NHK NEWSweb ~


     共和党の候補者指名争いのトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は「現政
     権の能力のなさは理解を超えている。TPPはひどい協定だ」とツイッターで酷評。
     同党のマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(60)は「外国と交渉すると、オバマ
     政権はすしのように巻かれてしまう。TPPは米国の労働者の腹を殴るようなものだ」
     と非難した。
                              ~ 時事ドットコム ~


    
    このドナルド・トランプという不動産屋のオッサンは米国保守層に人気があるようだね。
    日本でポピュリズムというと単に大衆の人気取りの政治家の言動を指すが、本来の
   Populism とは大衆の側に立って体制と戦う政治思想のことです。
    さて、トランプ氏はどちらの側に立っているのか見定めようじゃないか。

    オバマ政権に交渉権限を与える大統領貿易促進権限(TPA)法案を採決する際もギリ
   ギリまでもつれたことからそう簡単にことは進まないと考える。
    いや、大筋合意じゃなくて「完全に合意」だと却って批准されない?
    だからホントは細部で詰める必要があるのに “ 打ち上げ花火 ” としての「合意」で曖
   昧な部分を残しつつ「大筋合意」にしてしまったと仄聞する。

    要するに「大筋合意」というフレーズは反対派を諦めさせる、萎えさせるための
   情報戦のフレーズというわけだ。


    このフレーズに騙されてはいけない。
    細部どころか、頭と尻尾だけで中身はスカスカという説もありますね。
    すのあいた内容の陰に毒素が隠されていると思う。
    鍋だけ御立派で何が入っているかわからない「闇鍋」を食べなさいということだ。
    つまり、もっともらしい条項だけ盛り込まれたTPPを批准しなさいと日米議会は迫られ
   ることになる。何たって4年間は秘密協定だし日本場合、秘密保護法もあるから肝心な
   ところは何にもわからないだろう。著作権侵害の非親告罪化等報道されている?
    新聞等で報じられることは国民に知らせていいレベルのことで本当にやばいことは秘
   匿されていると考える。
    このあたり安保法制の時、少しはヤル気見せたのだからTPPも野党にがんばって欲し
   いものだ。あんまり期待できないか。
    仮に米国議会がねじ伏せられて批准したとしても米国の場合、業界の現場の人が抵
   抗するだろう。(この点は日本とは大いに違う。)
    彼ら現場が折れてしまっても「第二のリーマンショック」となり恐慌に突入すれば、どう
   したって経済はブロック化する。そしたらTPPなぞ吹き飛んでしまう。
    その前にアメリカ内部が崩壊しているかもしれない。
    その時、日本のみならず米国をはじめとする多くの国の政治家が、結局、国際金融
   寡頭勢力の傀儡でしかないという「陰謀論」としてしか語られなかった事実がいやでも
   白日のもとに晒されると思う。

    何にも効用がないTPPの唯一の効用はこれではないか?

    最後にもう一度言おう。

    「TPP 大筋合意」は情報戦です。
    







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