素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

研究 「 政治家の変節 」 後編





日本人は「過ぎたことだから仕方ない」とか「水に流そう」とか言います。
それも処世術、社交術であることには違いありませんが、政治家の言葉=主義・主張がコロりとひっくり返っても「しょうがない」では困るのです。それもTPPのような国の根幹にかかる一大事が。
そうは言うものの今さら感が拭えませんが、ここはしっかりとメモしておきましょう。
稲田センセイと同じく田中康夫氏と対談してTPP反対の旗色を鮮明にした西田昌司氏の変節ぶりをしかと記憶に留めましょう。


   


ネットでは彼も散々な言われようですが、安全保障との絡みで苦渋の選択だったということを滲ませています。

   


さて、なぜかくも政治家は政権与党になると変節するかというと、① 国内の政治的要素と ② グローバル脳の
浸透があると思う。

〔 国内の政治的要素 〕
今までも党議拘束かけられると政治家は転ばざるを得なかったのですが、小選挙区制になり
党執行部に権力が集中するようになると最悪、公認もらえなくなってしまうのでみんな大人し
いいい子になります。
(この件はさらに根本的問題があるのですが、一端留保して後述します。)

〔 グローバル脳の浸透 〕
これはもちろん私の造語です。
反TPPの政治家たちが「どうしうようもないじゃないか」と無力感を抱く要因の大きな一つがこれでしょう。
財界では昔から少なからず存在していたでしょうが、今や官僚の局長以上はフリーメイソンじゃないと出世できないと言われているように彼らに埋め尽くされつつあるようです。別にメイソンでもいいのですが、彼らは軒並みグローバリストだから問題なのです。
すなわちTPP推進派ということです。
非メイソン官僚でもグローバリスト官僚は少なからずいますし、マスゴミもグローバリズムの推進こそ日本経済再生の道と信じて疑わないナィーブな人達が相当数います。(ここでナイーブとは「単純直角」ということです。)

官界、財界、マスゴミとグローバリストに埋め尽くされてどうにもならないと無気力になる反TPP派の政治家は少なからず存在すると思います。城山三郎著「官僚たちの夏」、すなわち旧通産省の佐橋滋の頃から官僚の中は国内派 vs 国際派の争いがあった。今日、国内派の流れは時代遅れの無用の長物になってしまった?いや、この20数年で彼らは計画的にパージされてきたのだと考えます。(いつかこの件は詳述してみたい。)


もう一度国内の政治的要素に戻ると、腰砕けにならざるを得ない、変節せざるを得ない状況にあろうと、自民党の中にも反TPPに署名した政治家が98名いたはずです。
TPP、安保法制に限らず今後国論を2分するような政治課題はいくらでもあるでしょう。
その都度、威勢のいいこと言って、結局、政治家は変節するのか?
安保法制を巡って野党は共闘するようです。野党が共闘するだけで日本の政治は変わるのでしょうか?
自民党内の反TPP派は、すなわち安保法制反対派だと思います。
何度も言ってますが、もうこれしかないのです。

野党共闘だけではなくて自民党分裂による政界再編 
 

政治が安定しないことは経済発展にはよろしくないのですが、これ以上政治家の言葉が薄っぺらのペラペラになる方がもっとまずい。政治家が二枚舌使ってもスルーしてしまう状況、国民が無力感に包まれてしまう状況は実に危うい。経済が停滞するよりはるかに危うい。

なぜなら、「戦争は平和だ」のダブルスピークが流布する時代、リアルな独裁政治へと近づくからであります。

                                                (了)









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