素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

暴論! 「 文化大革命 」 を世界記憶遺産に! VOL. 6(その1)

    



    パリ同時多発テロが起こって、またもや騒がしくなってきたが、今後の展開で「大本営」
   がどこかわかってくるだろう。

    さて、最後はあっさり片づけようと思っていたのだが、偶然、ある本に出会ってしまい、
   そうもいかなくなってしまった(苦笑い)。
    「文化大革命」について延々と述べてきたが、世界記憶遺産にされてしまった「南京大
   虐殺」についてふれないわけにはいくまい。
    日本側と中国側(及び支持国)双方の主張共にほぼ論点は出尽くしているようだ。
    事実存否や規模、行為者、戦闘行動と戦争犯罪(不法殺害)の区別、作戦指導の妥
   当性、死傷者数等々。

    このシリーズ冒頭に述べたようにこれら論点については日中双方共にいくら議論を尽く
   しても並行線を辿るだけだろう。よって本稿ではスルーします。
    議論も結構だが、資料や証拠の真贋について鑑定しなければならない。
    「南京大虐殺」論議の端緒の一つにアイリス・チャンの「レイプオブ南京」が挙げられる
   が、この著作の信憑性を吟味してみよう。
    日本軍の残虐・不法行為についてこんな記述がある。

     「生きたまま穴に埋める」「性器を切り取る」「臓器を切り裂く」「火あぶり」
     「鉄のフックを使って舌の部分で人をつるす」「腰まで人を埋めて猟犬が
     その体を引き裂くのを見物する」、「女性の臓器を取り出し」「胸を切り取り」
     「生きたまま壁に釘で打ちつける」、「他の家族が見ているところで、父親
     に娘の強姦を強要し、息子に母親の強姦を強要する」 
 
                   ~ アイリス・チャン著 「レイプオブ南京」 ~


    歴史学者の秦郁彦氏はこれらの出典の信憑性が乏しいというが、そもそも日本人なら
   いくらトチ狂ってもこんなことはしない。
    それにこの記述は皮肉なことに当ブログ読者にはなつかしいものだと思う。
    すなわち、どこかで見たことがあるのだ。そう、「スペイン内戦」時の共産主義者の残虐
   行為そのものではないか。どうも怪しいです。 
    アイリス・チャンはその後、うつ病を患い2004年に自殺したのが、遺書には「CIAのよ
   うな政府組織が自分をつけ狙っている」とか書かれていたようだ。
     「火のないところに煙なし」―― 当たらずも遠からずだと思う。
    すべて憶測の域をでないが、これだけは間違いなく言える。

    「南京大虐殺」を巡る日中の歴史認識の齟齬(そご)をエスカレートさせる
    第三者が存在するということだ。


    近時ですらこんな具合だから、「南京大虐殺」当時の報道も甚だこころもとないと言わざ
   るを得ない。(これについては後述します。)

    「南京大虐殺」を巡る日本の保守派の主張は「日本は中国に侵略戦争しかけたわけで
   はない」という認識にベースがあるといえるだろう。もちろん、中国側は「とんでもない、歴
   史改ざんだ。」と頑としてゆずらない。  

    中共は頑として認めなくても、「南京大虐殺」につながる日中戦争に関する次の一節に
   中国国民は割目させられるだろう。

     支那事変は本当に侵略戦争なのか?
     その引き金となった盧溝橋の一発は、中国共産党の劉少奇率いる工作員が
     放ったものだった。このとき、中国共産党は青色吐息で、日本と国民党が停
     戦し、状況が安定すれば国民党が共産党を潰しにかかる。共産党が生き残
     る道は、日本と国民党が血みどろの争いとなり、国民党が共産党と抗日統
     一戦線を作る方向に誘導する以外なかったからです。
     したがって、かつて毛 沢東は、中華人民共和国の成立は日本のおかげだ、
     といっていました。いま中国共産党が、南京大虐殺や靖国問題でうるさくいっ
     てくるのは、それが彼らの政権の正統性を国民に説得するのに不可欠だか
     です。

        ~ 中丸 薫 菅沼 光弘 共著
            「この国を支配/管理する者たち――諜報から見た闇の権力」~


      
     前段の盧溝橋事件についてはこの他にも諸説あるが、後段については中国国民のみ
    ならず日本人も愕然とするだろう。そんなバカなと思われるかもしれないが、私にVOL.
    6を書きなおさざるを得なくさせた本にはこう書かれている。

      日本の軍部がかつてどれほど愚かな方向に進み、中国や韓国を含む周辺諸
      国の民にどれだけ危害を加えたか、そして結果的に日本国民自身にもどれだ
      けの被害をもたらしたかは、今さら言うまでもないだろう。しかしその日本と共
      謀して国民党軍の兵士を殺させたのは、いま天安門にそびえたっている、あの
      毛 沢東だ。そして、その中国共産党政権を誕生させることに貢献したのは、
      ほかなならぬ日本軍だったのである。

                 ~ 遠藤 誉 著 「毛 沢東 日本軍と共謀した男」 ~



     これはその前の引用と符合し、当たり前だが菅沼氏のインテリジェンスは正しかったと
    証明するものであり、毛 沢東は必然的に日本軍に感謝することになると示すものだ。


   
                                      (つづく)





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