素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

思考が問われる原発廃炉 (ここで前進か? 「 やっぱり放射能は消せる 」 )

   



    早朝のNHKニュースを観ていたら佐賀玄海原発廃炉が取り上げられていた。
    原発再稼働はプライムタイムでも放送されるが、廃炉のニュースは扱いが小さいように
   思います。なぜなのか?その理由は後述するとして廃炉が決定しているのは玄海原発
   だけではない。
    福井県美浜原発1号機、2号機、敦賀原発1号機、島根県島根原発1号機。
    これからの原発廃炉のモデルケースとして玄海原発1号機の廃炉はもっと注目されて
   いいはずだが、地元紙の小さな扱いばかりが目につく。
    
     九州電力が玄海原発(東松浦郡玄海町)1号機を廃炉にすると、原子力
     規制委員会に申請した。東日本大震災を受けて発足した原子力規制委
     員会体制の下では初めてで、これから到来する廃炉時代のモデルケース
     になると目されている。が、国民の目が届かない“密室”で事態が進んで
     いくのではないかと危惧する。    
                               ~ 佐賀新聞 ~

  

    再稼働は推進しつつ廃炉によって原発依存率は漸次、低減させていくのが政府の方
   針らしい。廃炉によって自然消滅のように依存率を下げる?
    でも、原発は自然消滅というわけにはいかないのです。
    まず、莫大なコストがかかります。廃炉による資産価値の損失約200億円を一括計
   上すると大変なことになる。政府は分割計上への転換等制度を変えるなどして電力会
   社の費用負担を軽減した。費用のことは何とかなるとしても原発廃炉はもっと重要な
   問題を孕んでいるのです。今もって原発は「トイレなきマンション」なのだから。
    廃炉に伴う放射性廃棄物をどう処分するかいまだメドが立っていないのです。
    管理に10万年かかる高レベル放射性廃棄物は地下100mにコンクリート構造物で
   覆い埋めることになる、青森県六ヶ所村が候補地にあげられているが、青森県はこれを
   承認していない。さらに100年程度の管理で済む低レベル放射性廃棄物は全くと言って
   いいほど方針が定まらないようだ。
    確かに再稼働しても漸次廃炉にしていけば原発依存度は低減するだろう。
    でも、その廃炉すら「放射能は危険」という視点だけでは“ 縛られ地蔵 ” のように身動
   きがとれない。
    いわゆる「反原発」の人々は廃炉という事態を前にしてどう反応するのだろうか?
    「危険、不安」で反対するなら廃炉にも反対しなければならなくなり、原発依存率を下げ
   ることすらできないのだ。
    何とも自己撞着ではないか。

   
    原発 ⇒ 危険、不安だけでは脱原発の論拠として不十分でこのような事態にあたって
   「思考停止」してしまうのだ。多くの人が「思考停止」してしまうから廃炉に関してはまと
   もに報道されないのではないか?
    廃炉という事態で脱原発・反原発派の思考がまさに問われるといえるだろう。
    
    危険、心配はもちろんだが、私の場合、脱原発の論拠が少しばかり違う。
    原発は科学的にエネルギー的に古いからやめるべきだということだ。
    そうはいっても、いかに思考を巡らせようと高レベル放射性廃棄物を約10万年管理し
   なければならないという事態は変わらないではないか。
    いやいや、私は「やっぱり放射能は消せる」派ですから全くのお手上げというわけでは
   ない。

    それに今や「やっぱり放射能は消せる」は世迷言ではないことは御存じだと思う。
    三菱重工の元素転換による放射能を消す技術は日本ばかりか国際特許を取得した。
    これを報じた日経新聞では10年をメドに実用化したいとか言っているが、この廃炉作業
   の過程で一気に実用ベースにのせたらどうだ。
    そう主張する政治家は日本にいるだろうか?
    首相が号令一過「ヤレー!」と言えば10年もかからないと思っています。


    NHKの早朝のニュースでは佐賀玄海原発廃炉によって打ち切られる交付金等によ
   る経済的地盤沈下に対する地域住民による地域活性化の取り組みが紹介されていた。
    原発廃炉立地地域、それぞれ地域性、事情があるだろうが、各地域の取り組みと共
   に「大麻栽培」解禁に踏み切れば、交付金等なくても廃炉立地地域の地域経済のベース
   が出来あがる。何たってあのチェルノブイリでも原発事故後、大麻栽培していたというか
   ら大麻はとても強いのだ。「雑草のように強い」とか言うが、大麻は雑草より強いのだ。

    アメリカ大統領候補としてドナルド・トランプ氏が人気だ。
    あまり関心する人物ではないが、まがいなりにもあの国は、政治家に思想・信条の自
   由があるのです。何年も前からFRB廃止を唱えるロン・ポールという政治家がいたのだ
   から。
    翻って日本の場合は、口当たりのいい大衆迎合型言説か、若しくは経済界・学界でトレ
   ンドな言説をオウム返しする政治家しかいない。

    出でよ!21世紀型思考の政治家!


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  「 『 やっぱり放射能は消せる!!!』 一歩前へ」

  「 『 攻めの農業 』 より大麻栽培解禁を!」





  


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