素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

踏み絵

 


現在、進行中の事件であることから、静観してきたけれど、案外早く決着してしまうかもしれないので書いておこう。何の事件かというと、もちろん「小沢政治資金問題」だ。
 早期決着とは、「終息」か「逮捕」かということです。
 どちらにころんでも、私のスタンスは変わらないので、いずれまとめて書こうかと思っておりました。
 
 でも、紙メディア、ネットいずれにおいても上杉隆氏の言説が大きな反響をよんでいるらしい。
 もう、読まれた方もおられると思う。ある程度推察されたことだが、たいへん克明で説得的なので、長いが転載させて頂く。
こちら。


【転載始め】

昨年3月、西松建設事件の発端となる大久保秘書の逮捕された直後、筆者はフジテレビの報道番組『新報道2001』に出演した。

 当日のゲストは、宗像紀夫・元東京地検特捜部検事と、笹川尭自民党総務会長(当時)、小池晃共産党政審会長などであった。

 大久保秘書の逮捕について発言を求められた筆者はこう語った。

「私自身、議員秘書経験がありますが、その立場からしても、政治資金収支報告書の記載漏れでいきなり身柄を取るのはあまりに乱暴すぎるように思う。少なくとも逮捕の翌日から、小沢一郎代表(当時)はフルオープンの記者会見で説明を果たそうとしているのだから、同じ権力である検察庁も国民に向けて逮捕用件を説明すべきだ。とくに記者クラブにリークを繰り返している樋渡検事総長と佐久間特捜部長は堂々と記者会見で名前を出して話したらどうか」

 筆者は、当然のことを言ったつもりでいた。ところが、番組放送終了後、笹川総務会長が烈火のごとく怒っていた。私に対してではない。番組の幹部に対してである。

「あんなやつを使うな! あんなのとは一緒に出ない」

 昼過ぎ、スタジオを出た筆者の元に検察庁担当の社会部記者から電話が入った。

「お前まずいぞ、(検察側の)実名を出しただろう。『調子に乗りやがって』と、検察は怒っていたぞ。心配して言ってんだ。本当に、気をつけた方がいいぞ」
 
 彼の話によると、本気でやろうと思えば、痴漢だろうが、交通違反だろうが、あらゆる手段を使ってでも、狙われたら最後、捕ってくるというのだ。たとえば道を歩いていて、他人の敷地に間違えて足を踏み入れただけで不法侵入の疑いで持っていかれるかもしれないということだった。

【転載終わり】


 日本にジャーナリストなんているのかしらん、思ったら、どっこい踏ん張っている。
 とは言え、「世論」とやらを形成するのは、小泉ワンフレーズ・ポリティックスに踊った、いわゆる「B層」、かの人々に届くのだろうか?

 いくら説明したところで、ワンフレーズ・ポリティックスの人々に理解できるだろうか?
 田原総一朗氏は、、「検察の狙いが分らない以上、小沢氏は説明のしようがない」と述べた。
 田原氏の名前がでたので、ありえない話だが、「朝まで説明責任!」をやったとしよう、仮にようやく納得されたとしても、それでも「説明責任」は果たせない。
 何でもいいから新事実、新疑惑を検察がリークすれば、また疑惑が持ち上がる。
 アントニオ猪木の「風車の理論」じゃないが、懇切ていねいに説明すればする程、新たな疑惑に対するインパクトは大きい。つまり、検察という大権力と第4権力といいながら、実は第1権力のマスコミが手を組んだら、どこまでいっても、「説明責任」なぞ果たせない。
 だったら、表面的・形式的説明に終始するのがベターだ。


 ちょっと、詰めれば、この「説明責任」とやらは、一昔前の「規制緩和」同様、春樹先生曰くの「壁に貼り付ける言葉」であって、内実は空虚だ。世論煽るための方便であるかのように思える。
 そんな空虚な言葉や不確定情報に踊って、やいのやいの騒ぐ「世論」に左右される「政治」って、そもそも何んだ。
 「それをいっちゃ~お終いよ」、ですか?
 
 
 いずれにせよ、今回の事件、「水戸黄門」のような「悪代官成敗物語」じゃない。やれ、「金権だ、クリーンじゃない」なんて、そんなチンケな話じゃないことは間違いない。
 我々、国民にとってのリトマス試験紙、いや「踏み絵」だろう。
 

 この事件に「悪代官成敗物語」を見るのは、小説「1Q84」を単なる風変わりな「純愛物語」と捉える愚に等しい。残念ながら、世論調査よれば日本人の大多数はこの傾きが顕著だ。
 
 
 小沢氏が失脚して民主党が崩壊した場合、(自民はアテにならないが)いかなる勢力が出てきても、日本は暗黒の世界に真っ逆さまだろう。何故って、その勢力は「検察ファッショ」と大偏向マスゴミを容認したことになるからだ。
 それとも、検察を何とかしますか?そんな胆力と実力を兼ね備えた政治家は日本にほんとんどいない。


 検察が敗北の場合、参議院選後、「革命」は成就され、検察の背後にいた勢力は壊滅するだろう。
 この際だ、「日米核密約」なんてチンケな事ではなくて、徹底的にやって欲しい。
 戦後日本の暗部をすべて白日のもとにさらして欲しい。


 その時、国民の多くは自身の中でWTC(ワールド・トレード・センター)が崩壊するさまを見ないわけにはいかない。つらい事かもしれない。

 あなたにその勇気はありますか?






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