素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

イギリス紀行 バーミンガム編

    



    旅は大枠だけ決めてあとは出たとこ勝負としている私ですが、それは国内旅行の場合
   であって、「いくら何でもこれで海外旅行行けるのかな」というくらいの有様でした。
    最初バーミンガム、最後、ロンドンだけ決めてホテルはバーミンガムの2泊分しかとって
   いなかったうえに、これを機会にスマホを買い、ノートPCは持っていたが最新機種を求め
   デジイチは買ってから箱に入れたままを急遽セットしのですから、飛行機の中も眠ってい
   るヒマなどなくこれらの取説を読まなければなりませんでした。
    どこへ行くか飛行機の中で決めることは諦め、バーミンガムについてから決めることに
   しました。
    

    バーミン街並み4
             バーミンガムの中心? Victoria Square

    バーミン坂1 東京おもちゃ
                                         中国人がやってる?
                                         インチキピカチュー!

    
    バーミンガムは第二次世界大戦で破壊されなかった伝統的街並みと革新的建物が
   併存する街といわれる。こちらの「Libraray of Birmingham」もルイ・ヴィトンのビルかと
   思わせるほど斬新だ。

    LOB3
     壁面に施された金属円の意匠は金属業の産業の歴史をモチーフにしていて
     製鉄業の街として栄えたバーミンガムの面影を残す。
 
    LOB1 LOB2
          ライトアップされるとまた別の趣きとなります。


    バーミンガムには運河が流れ両岸にパブやレストランが軒を連ねる。
    江戸(東京)も掘りを巡らせていたが、多くを埋め立ててしまった。
    このあたりがイギリスと日本の違いか。
    もっとも日本の場合、明治の廃仏毀釈のみならず鎮守の森すら切ってしまったのだ
   からもう何でもありになってしまいますな~。
    ロンドンとは違い「スカッ」と抜ける青空とこの運河をみて私はこの街が好きになった。


    運河7

    運河2 運河3

    運河4

    運河6

    運河8 運河10
                                 運河沿いのパブ、みんなよく飲む。



     そういえば、運河沿いのステーキハウスに入った時のことだ。
     親友 I はキャップをかぶっていたのだが、「帽子はおとりください」と促された。
     そんなに気取った店ではないけれどこういうことにうるさいのがイギリスか。
     店内の客のいでたちは中産階級の真ん中よりやや上、一部、アッパーミドルも
    いたように思う。日本でいえば玉川高島屋あたりにいそうな人達だ。
     イギリスにははっきりと中産階級が存在する。ロンドンで帯同したアメリカ西海岸と
    日本を行き来するN女史によれば、アメリカはアッパーミドル総崩れでサンフラシス
    コなどあちらこちらにホームレスが転がっているという。
     総崩れとなってしまう一因は大学の学費が高すぎることにあるという。
     当然、多くが奨学金に頼ることになってしまい、何かでリストラされればホームレ
    スに転落もあり得るだろう。
     翻って日本はどうか?「一億総中流」が崩れ、「下流」なんて言葉が流布されてか
    ら久しい。80年代の余裕は今の日本にはない。
     学生の頃(80年代初頭)、関西に遊びに行った際、神戸で「スカイラークガーデン」
    だったか、ファミレスに入った時のことが鮮烈に蘇る。「キーはそのままで、後でお持
    ちします。お忘れものだけないように」なんて駐車場で控えていた男の目にもイケメン
    のおにいちゃんが運転変わるとカッコよく一発で駐車場に車を入れてくれて店内の席
    についた頃、車のキーを持ってきてくれた。
     あんな余裕は今の外食産業にはないだろう。(一部の高級店を除いて)
     むしろ、90年代以降の価格の叩きあいに「競争」という価値を見出している店ばかり
    が目立つ。「価格競争」は労働集約型の雇用となってしまう。
     イギリスも総崩れとも言われるが、そこそこのグレードの店でも余裕がある。
     この店の「This Is Body‐Conscious」といういでたちのホール係の女性を見るにつけ
    神戸のイケメン駐車場係を連想させ、そう思ったりするのだ。

     そうこうしているうちに日が暮れてしまいました。

    運河夜景5

    
    運河夜景2

    運河夜景4

   
  
    バーミンガムは伝統的建物と革新的建物が併存するといわれるが、これなどまさに
   典型的な一葉だ。

    聖マーティン教会とセルフルッジズ
               セルフリッジズ百貨店と聖マーティン教会

    セルフリッジズ百貨店
      写真ではそれほどでもないかもしれないが、現物は「何じゃこりゃ~!」と
      叫びたくなる。
 
    バーミン駅
     「More Street Train Station」のホーム。背後に見えるのはセルフリッジズ
     百貨店。かくして私はバーミンガムを後にして次の目的地へ向かう。

                                      (つづく)







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