素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

架空劇場 「 もし舛添知事が9月まで続投したら・・・」

    



    舛添東京都知事が知事不信任案が提出される前に辞意を表明した。
    まあ~、のんきに旅日記つづっておりましたが、こればかりは無視するわけにもいくま
   い。どうも最初からこの事件、私はあまり関心がないし、途中、海外へ行っていたことか
   ら情勢がどう推移していったかあまり把握できていなった。
    旅立つ前に「舛添さんは狙われているな、もう逃げられないだろう」という思いはありま
   したが。

    そもそも海外出張がファーストクラス、ホテルがスイートはけしからんというあたりから
   舛添バッシングは始まったんだっけ。別にいいんじゃないの、税金から出ているからと
   いうけど、東京都の予算はスウェーデン1国の予算に匹敵するのだから。
    スウェーデンの首相はファースト、スィートかどうか知らんがそれで目くじら立てる人
    はいない。首相と都知事では違う?でも、議員と都知事も苫米地氏曰くのように違う。
    都知事は大統領のようなもので都知事が「これは必要・正当ですと」いえば、これを
   拒むものは第一義的には法律しかない。よほど人の道に外れていなけば通ってしまう。
    政治資金規正法では収入について明確に記載が必要だが、支出については特に問 
   われないそうだ。従って、公費を使って湯河原の別荘行こうと中国服買おうとそば打ち
   の本を経費にしようと、いや美術品購入しようと無問題(モーマンタイ)。
    よって、知事曰くの「第三者委員会」たる弁護団が「法律的には問題ないが、不適切
   なものがあった」は正しい。 
    美術品はどうかと思うが、人の道に外れているとまではいえない。
    議員と違い都知事が必要といえば特に問われない、表に出てこないことだ。

    ことここに到っては過去のことはどうでもよくて、気になるのはどうして舛添氏が「リオ
   五輪の閉会式まで猶予してください」とこだわったかという点が問題だ。
    自分の名誉欲のためリオ五輪花道に執着したというのは一番ゲスの考えで何かほか
   の理由があるはずだ。
    公明党とともに「舛添東京都知事」の生みの親だった政府・自民党は舛添氏の公私
   混同追求に及び腰だった。後任都知事候補選びの体勢が整わない、参議院選への
   影響を避けたい、等々いろいろ思惑があっただろう。都民の舛添氏への批判の声は日
   増しに大きくなり、「9月まで何とかもたせてくれ」という政府・自民党の思惑はくじかれ
   てしまった。参議院選への悪影響を考えると事態は大きくなり過ぎた、引きずり過ぎる
   ととりかえしのつかないことになる。急転直下、「舛添知事、今すぐ辞めてくれ」と自民
   党都議連は舛添氏説得にあたる。
    舛添氏の昨日の涙は“ 梯子はずされた ”ことに対する悔し涙だとも解説される。
    ここまでも憶測の域を出ないが、舛添氏は「9月まで何とかもたせてくれ」という政府
   自民党の意図を奇貨として別のことを考えていたのではないか?
    柔道では技を仕掛けられてその力を利用して“ すかす ”といことがあるのです。
    自民党から「9月まで何とかもたせてくれ」という技を仕掛けられ、「9月まで持たせた
   ら自民党より俺に分があるぞ」という技で“ すかし ”たかったのではないか?
    舛添氏は政治家、政治学者であると同時に柔道家ですからそのあたりの呼吸はわ
   かっていると思います。
    9月になるとリオ五輪以外に何があるのでしょう。
    結論を急ぐ前にこの言葉を今一度思い出しましょう。

     「悪い奴ほどよく眠る」

    舛添バッシングの陰に隠れて甘利不起訴はかすんでしまいました。
    数百万円の公私混同より公権力による利益供与の方が重大だと思いますがね。
    甘利氏はまだ小物、本物の悪は蜃気楼のように彼方にかすんでいます。
    そう、蜃気楼、蜃気楼さんが重要なのです。
    2020東京五輪は新国立競技場問題、エンブレム問題、聖火台問題とどうも汚れ
   たイメージがついてまわります。そればかりかどうも捗々しくないのは、文教族の蜃気
   楼さんが仕切っているからだとも言われます。1964東京五輪の際は、河野一郎が
   仕切っていたからゼネコンが動いたが、蜃気楼さんじゃゼネコンが動かないとか。
    舛添氏は東京五輪を巡って蜃気楼さんと折り合いが悪かったそうじゃないですか。
    そうすると今回の事件、実は簡単なことじゃないんですか?

      舛添を狙って、叩き潰そうとしているのは、オリンピック利権をすべて
      握っている、森喜朗(もりよしろう)だ。日本の暴力団の実質の最高幹部だ。
      即ち、分裂山口組のその上だ。森喜朗とその周りの、日本で一番、汚(よご)
      れた穢(きたな)い連中が、舛添を絞め殺そうとしている。
 
      「500億円の都民の大事な資金を、オリンピックに出すわけにはゆきません」と、
      舛添が言い放ったときから、よごれた、オリンピック利権にむらがるゴロツキたち
      の悪事がどんどん表に出た。その頭目は森喜朗だ。このとは、日本人だったら
      誰もが感じている

                 (中略)

      世界に出しても、あまり物おじしないで、きちんと舛添はやるだろう。
      安倍晋三たちは、自分の言うことを聞かない人間は、全部、潰す。恐ろしい謀略
      人間たちだ。安倍晋三と森喜朗の 嫌い合いながら利用し合う、とぐろを巻いたよ
      うな悪人たちの関係については、そのうち書く。こういう真実を長年、そばで見てき
      て、知っている、新聞記者たちのような業界人間たちは、みんな怖いから何も言わ
      ない。
      私たちの国を、おそろしい勢力が支配している。 

      舛添要一、がんばれ、潰されるな、と皆で、声援をあげるべきだ。

                        ~ 副島隆彦 「重たい掲示版」1941 ~



     TV・新聞しか知らないB層がこの1節を読んだら「何言っているんだ、舛添は悪代官で
    はないか!」というのでしょうな。私は一人くらい舛添擁護派がいてもいいのに変だなと
    思っていましたが、ナルホド、こういうことだったのですな。
     それにしても言っちゃいましたね森喜朗(しんきろう)と。

     それにしても舛添氏と森氏の怨恨・確執は東京五輪に始まったことではないようです。

      2001年、比例全国区から舛添氏は出馬させられ、160万票近くを獲得し
      トップ当選し自民党に大きく貢献した。当初、森氏はことあるごとに舛添氏に、
      「あんたは将来の総理候補。自民党の宝だ」と最大限の待遇を約束した。
      自民党は舛添人気に便乗しただけで彼を冷遇し、独断専行的は舛添氏は
      次第に孤立していった。
  
      09年の総選挙で自民党は歴史的な大敗を喫して下野。政権担当与党でなく
      なった自民党に用はないとばかりに、舛添氏は自民党を飛び出し、新党改革
      の代表となった。

       「舛添さんからすると『俺を総理にしてくれるって言っていたのに約束が違う』と
      いう思いがありますし、自民党にすれば『自民党が野党の苦しいときに飛び出
      しやがってふざけるな』という話で、これが両者が対立する根本的な原因です」
      (前出の公明党幹部)

                       ~ 出典 「DIAMONDO ON LINE」 ~



     2014年の都知事選では和解したもののしこりは残り、国主導の東京五輪のあり方が
    よくないというより舛添氏の自民党への怨恨が根本にあるようです。
     もっとも舛添氏も都職員に不人気で湯河原別荘への公用車利用も身内のリークとの
    ことだ。どっちもどっちといえるでしょう。

     さて、舛添氏のこだわったリオ五輪の閉会式はいつでしょう。
     8月21日ですね。こういうお祭りの最中は大きな事件は控えられます。
     (オリンピックを狙ったテロは別ですが)そうすると、今年も8月下旬、オリンピック後
    から株価暴落してくるのでしょうか?それとも昨年とは違うもっと大きな事件が起こる
    とか。
     以前も述べたように「パナマ文書」は日本の場合、一時猶予されただけです。
     参議院選後、再燃してくるでしょう。
     まずは軽く余震だけで本震はリオ五輪後、秋からかもしれませんが。
     その時、どういうことが起きるか、今一度、ダンディー・ハリマオさんを引用しましょう。


       そして、ある者は法廷に引きずり出され、あるものは社会的制裁を受けて
       権力の座を追われるだろう。
       闇のカーテンは、まだ、ほんの少し開かれただけだ。

              (中略)

       言ったとおり、政権が吹き飛ぶのは確定した未来だ。

       それにしても、こうしたことを報じないNHKに捜査が入るのも時間の問題だろう。

       これも、海の向こうにお控えなさっている自民党の“御本尊のご意志”だから、
       ありがたく賜るべきということだ。

               (中略)

       要するに、黒塗りの安倍晋三と彼の闇閣僚たちを世界が許さない、
       ということだ。それが「あの人たち」の意志だ。

       そして、日本は、今後、経済崩壊モードに突入していくだろう。

               (中略)

       これは、内閣総辞職で済む問題ではない。
       自民党そのものを解党しなければならない重大な問題なのだ。

       今に分かる。

                             ~ 「カレイドスコープ」



     これがすべて参議院選後にやってくるとは思わないが、1発目くらいはかの政党に
    命中するのだろう。その破壊力は数百万円の公私混同どころの騒ぎではない。
     そしたらマスゴミは舛添氏バッシングに明け暮れている場合ではなく、蜂の巣をつつ
    いた大騒ぎとなるだろう。
     蜃気楼さんも蜃気楼ではすまないかも知れない。
     はっきり姿が見えてしまうとか。
     もうおわかりのように舛添氏はこの時を待ちたかったのだと思う。
     リオ五輪閉会式まで(9月まで)待てば、自民党との闘いも「我に勝機あり」と読んだ
    と考えたら穿ちすぎか?
     IOCのディープな世界、国際政治学者としての経験・人脈を持ってすれば、舛添氏は
    「パナマ文書」から広がる問題が簡単に収束しないことを承知していたと考えられる。
   
     政治や歴史に「もし・・・」はナンセンスともいえるが、舛添氏が辞めても辞めなくても
    「パナマ文書」はこのまま終息することはない。
     その時、舛添バッシングして「悪代官の首とったり~!」と怪気炎を上げていたTVコ
    メンターターがどんな顔するのか楽しみだ。

   
     因みに「悪代官」というのがそもそも刷り込みに過ぎない。
     大正時代の大衆演劇から「悪代官」は生まれたと言われるが、実際の代官は領民に
    慕われる人の方が多かったそうだ。

 
     参議院選がどうあろうと参議院選後から選挙結果とは別のところから日本は動き
    出す。








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