素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

三宅洋平 選挙フェス 新橋SL広場

    



    参院選候補者・三宅洋平の選挙フェスに行ってきました。
    「7.2 渋谷選挙フェス」にも行ったのだが、バタバタしていて書きそびれてしまった。
    渋谷、高円寺といったいわば彼のホームではやんやの歓声を浴びていたが、サラリーマ
   ンのメッカ新橋SL広場で洋平はどこまで受け入れられるのか関心があったのだ。
    
    この選挙フェス、一般の参院選候補者にとって「反則だよ!」と言いたくなるだろう。
    音楽を武器に前説、前座、二つ目、といった具合に盛り上げていって真打ち=洋平
   の登場となるのだからたまったもんじゃないだろう。
    盛り上がり方、訴求力が桁違いなのだ。

    選挙フェス 新橋SL 木内・太郎 選挙フェス 太郎
       司会の木内みどりさん、山本太郎参議院議員

    選挙フェス 新橋SL 全景2
               山本太郎に吸い込まれそうに聞き入る聴衆

    24日も新橋SL広場で洋平はやっているのだが、動画を見る限り洋平は「僕も昔は、
   リクルートのサラリーマンでした」といったノリでどこかサラリーマンにすり寄っていた。
    この日はサラリーマン受けする雇用、労働、税金については山本太郎が引き受け、
   洋平は渋谷の時同様、ハイテンションでぐいぐい引っ張っていく。
    動画で見る洋平と10m足らずで見る洋平は迫力が違う。
    それにしても太郎と洋平は今回の参議院選、最強のコンビだと思う。
    この日も山本太郎の話術もさることながら、話しを締めくくり洋平に渡すタイミングは
   完璧だ。洋平のフレーズはズバズバとハートに入ってきて聴衆の心を鷲掴みにする。

    選挙フェス 新橋SL 洋平1
               三宅洋平  彼がチェ・ゲバラに見えてきた。

    ここであられもない洋平讃歌を繰り返していてもしょうがないので、当ブログらしく
   「なぜ、三宅洋平なのか」と考察してみたい。 
    時系列は遡るが、司会の木内みどりさんがマイクを持つ前、「社長」と呼ばれる人物
   (洋平の所属会社の社長?)の発言が私をひきつけた。
    「私は洋平の政策の約半分はとんでもないと思っていますが、半分はもの凄く期待
   しています。」
    私も彼の政策をすべて支持しているわけではない。
    瑣末のようだが、「動物の殺処分ゼロ」―― この多くの人々が賛同するだろうことにも
   私は危険な匂いを感じるのです。
    なぜか???
    徹底的な動物愛護は一歩間違うと「アニマル・ライツ」に結びつきかねない。
    アニマルライツは人権派の極端なパターンで犬権とか猫権とかあるらしい。
    知り合いの弁護士が「犬権や猫権で裁判になるようになるかもしれない」と言っていた
   が、数年前だからもう訴訟になっているかもしれない。
    人権派弁護士が保守派のやり玉に上がって久しいが、アニマルライツはさらにその上
   をいく。もっとも件の弁護士によれば、さらに恐ろしく厄介なのが、環境派弁護士だそうだ。
    ちょっと脱線したが、洋平の発言に戻ろう。これは渋谷での発言だ。

     「国連、国連ってたった5ヶ国ですべて決めんじゃねぇ!
      UN(United Nations)って国連じゃなくて連合国、連合軍じゃねぇか! 」
   
    これは私もよく引き合いに出すが、こんな発言はメディアではまず出来ない。
    
     「 本当の『保守 』とは国家から邦(くに)を守ること。こんなこと言っていると
      僕のスタンスはわかりずらくなりますね。」

    そうはいうものの、彼の発言の総体を鑑みるに三宅洋平はアメリカ民主党でいえば、  
   急進リベラル(Radical Liberal )に属するものと思われる。(換言するとバッタバラの
   日本のリベラル野党勢力はアメリカではのきなみ「民主党」で糾合されるのだ。)
    この急進リベラルには学者、知識人、文化人が多く集うものだ。
    三宅洋平にも盟友・山本太郎の他、木内みどりが司会として帯同し、鶴田真由、原田
   知世、一色紗英、湯川れい子等芸能人が支持、賛同を表明している。
    洋平は語っていた。

    「この2週間でいろんな方から支持、応援いただきましたが、ヴィヴィアン・ウエストウッド
     から応援メッセージが届いたことが一番びっくりしました。」

    



    アメリカにみならずユーロッパでも学者、知識人、文化人が急進リベラルを支持すること
   はよくあることです。世界的には普通のことがようやく日本でも起こりつつある。
    でも、政治的発言が当たり前のアメリカと比べればまだまだ全然少ない。
    何はともあれ、文化人(芸能人)は、一部、政治的スタンスを明らかにした。
    大橋巨泉氏も“ 遺言 ” でこう漏らしている。
  
     「しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは
     書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍
     晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。
     最後のお願いです。」 
   
                                     ~ 週刊現代 ~



    学者、小林 節慶応大学名誉教授は「国民怒りの声」を旗揚げして参議院選に挑んで
   いる。知識人、作家は何している?
    何のかんの言って坂本龍一氏は「7.16 さよなら原発 10万人集会」とか「Sealds」に
   参加しているからエライ。相方のようにつるんでいた作家のM先生はどうしちゃったので
   しょう。

    政権与党にすり寄る学者、作家、文化人はいても野党に肩入れする方が昔よりもさら
   に減ってしまったことに日本の2つの構造が透けて見えてくる。

  ① 電通 ⇒ 新聞社・出版社・放送局・レコード会社・芸能プロ ⇒ 知識人、文化人、芸能人
    といった不動の支配構造

  ② 民主主義が未成熟な国・日本、「社会」より「世間」が優位な国・日本

    三宅洋平の選挙フェス及びこれに集う人に日本の民主主義のあけぼのが見てとれま
   す。(すなわち、今だ日本は民主主義国家ではないということだ。)
    別に三宅支持でなくてもみんなで一斉のせいで野党支持する知識人、文化人、芸能人
   が続出すれば、私の唱える「マスゴミ交代」の大きな大きな一里塚となる。
    そんなことはないか(苦笑い)。 


    山本太郎の時もそうだったが、この手のムーブメントには有象無象がつきものと聞く。
    選挙情勢に危機感を抱く彼らがこの点につけ込んでくる可能性がある。
    ここは一つ、先制攻撃ならぬ先制擁護論を張る。
    三宅洋平がリアルに「革命家」かどうかは知らないが、「革命」には血がつきものだ。
    有象無象ぐらいでごちゃごちゃ言うな!血を流さず平和的に進むだけでもよしとしろ!
    と言っておこう。


    日本には急進リベラルは馴染まない気もするが、私が三宅洋平を支持する最大の理由
   はこの日、彼が明言したとおりだ。

     「政治にもパンクが必要だ」

    恐ろしくいびつに歪んだこの政治状況が進行しているのに多くの国民がいまだ呑気に
   かまえている現在、急進リベラルくらいのパンクが必要だ。  
    大浴場でみんながぬるま湯につかっている時、特殊な氷結マシーンで急速に湯船の
   片隅から中央へと凍り始めているというのに氷にぬるま湯かけたったしょうがいない。
    熱湯ぶっかけなきゃダメだということです。

    急進リベラルの映画監督というと、スパイク・リー。
    彼が演出したマイケル・ジャクソンのPV「They Don't Care About Us」の放送禁止バー
   ジョンは当ブログで何度も取り上げました。
    警察国家へと変貌しつつあったアメリカには急進リベラルという熱湯がよく効いた。


    別に三宅洋平はEU離脱を睨んで出馬したわけでもないけれど、EU離脱後の世界の
   ムーブメントと三宅洋平の今後の動きはやがてシンクロしてくるでしょう。
    勝負勘をも超えた勝機というものを持っているのがカリスマの条件だ。

    やはり三宅洋平はカリスマなのだと思う。
   

    選挙フェス 新橋SL 太郎・洋平







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