素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

もう一度、大麻について考えてみた。 前編

    



    医療大麻解禁を訴えて参議院選に立候補した元女優の高樹沙耶さんが大麻取締法で
   逮捕された。
    さっそく、彼女が奔放な性格でついに「大麻解禁」というトンデモにまで染まってしまった
   かとか、沖縄での男性4人との奇妙な共同生活を軽く揶揄しながらこんな変な人が主張
   する「大麻解禁」は奇妙奇天烈なことだと言わんばかりの報道だ。
    アヘン、覚醒剤と関連づけたがるから大麻を吸ったら「大麻取締法」違反と考えがちだ
   が、同法は大麻栽培と大麻所持を禁じているだけで大麻吸引については特に禁じてい
   ない。彼女が「私の大麻ではありません」と供述しているのもこの点を知っているからだ。
    はて?どうして大麻吸引について罰則が設けられていないかはひとまず留保するとし
   て、当初、彼女の擁護論を書こうと思っていたのだが、「アレ?私は間違っていたかな」
   と一瞬、思ったことからもう一度、大麻について考えてみることにした。

    彼女が吸った大麻は大麻の葉ではなく花の部分、いわゆる「レッドトップ」というもので
   す。
    
     大麻事情に詳しい専門家は、「日本では2000年頃から花の部分が主流。葉っぱの
     大麻は、“ 大麻のカス ” という人までいる」と明かす。大麻草の花は幻覚作用のあ
     る成分「THC(テトラヒドロカンナピノール)」が葉より多く含まれており、花が稲穂の
     ように集まった「バッズ(BUDS)」と呼ばれる部分を乾燥させるという。2012年には
     厚労省の調べで、近年流通している乾燥大麻のTHCの含有量率が約40年前の
     野生大麻に比べて約11倍に増えているという調査が公表された。

                           ~ スポーツニッポン 10月27日 ~


    品種改良を重ねて野生大麻とは別物になったしまったようだ。
    私が従前、主張した大麻栽培解禁は野生大麻の方で今日の乾燥大麻(マリファナ)
   の原料となるものではない。
    反大麻栽培解禁者はよくこの点を指摘する。
    一方、大麻解禁主義者は世界の大麻解禁事情を主張する。 
    世界的潮流だけでは片手落ちで大麻は歴史的視点も合わせて考慮しなければなるま
   い。大麻解禁はともかく大麻栽培はOECD加盟国30ヶ国みても広く行われている。

     〔栽培推奨国)
      イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、フィンランド、スウェーデン、
      オーストリア、スペイン、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、
      カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、ノルウェー、
      韓国、ポルトガル、アイスランド

     〔栽培抑制国〕
      日本、アメリカ合衆国

     〔非栽培国〕
      ベルギー、デンマーク、ギリシャ、アイルランド、ルクセンブルグ
    
               出典: FTHA(2005)FAO store(2004)
                     Ivan Be cse、The Itivacion of HFWR(1998) 
   

 
    吸引大麻はともかく産業用大麻、医療大麻も全部まとめて「ダメ、ゼッタイ」は日本ぐらい
   のものではないか?
    昨今、流通している大麻はともかく、従前の野生大麻についても様々な障害が喧伝され
   てきた。脳障害、精神疾患、内臓疾患、生殖器障害等々、これらについては欧米で研究
   されてきてことごとく否定されたからこそ大麻(栽培)解禁に踏み切ったのだ。禁断症状、
   習慣性、依存度は酒、タバコより軽いことがはっきりしている。あくまで従前の野生大麻に
   ついてであって、全く毒がないというわけではない。酒だってタバコだって場合によっては
   人体に有害であるのと同じだ。
    それでも日本の厚労省及び警察当局が「大麻はダメ!」と言うからには(野生)大麻に
   ついてこれらに関して反証があるのだろうと誰ものが思うだろう。
    ところが・・・・・。

     そもそもどういう治験をもとに、大麻が危険と判断しているのでしょうか?
     規制薬物について審議している薬事食品衛生審議会会長で薬事分科会
     会長を務める望月正隆委員(東京理科大学薬学部教授)、指定薬物につ
     いて審議する指定薬物部会員を長く勤めている国立精神・神経センター
     精神保健研究所薬物依存部長の和田清委員に問い合わせてみると、
     返ってきた答えは、

     「大麻を研究したことはなく、情報も持っていないので、お答えしようがない」 

     ということでした。  
     次は、和田清委員とのそのときのやり取りを再現したものです。

     著  者 「大麻について、詳しい情報を持っている委員は他にいますか」

     和田氏 「いないと思います」

     著  者 「では誰が、大麻は危険だから規制しなければならないと言ってい
           るのでしょうか」

     和田氏 「私が知っている限りでは、大麻が議論されたことは過去にありま
           せん」

     著  者 「では、何を根拠に大麻を規制薬物として規制しているのですか」

     和田氏 「それは私たちの判断することではありません」

         ~ 船井 幸雄 著 「 悪法!! 『 大麻取締法 』 の真実 」 ~ 



    何じゃ、こりゃであります。
    故・船井氏は京大農学部出身であるから科学的根拠がないと納得しないのだろう。
    これは、その昔、社会保険庁がグリーンピアとか箱物について立ち入り調査しようとした
   ら、「そこから先は国家機密だからダメです」と言ったことを思い出します(笑い)。
    昨今の品種改良した大麻は別としても従前の野生大麻はその有害性性について科学
   的根拠を少なくても日本の当局は持ち合わせているわけではないのです。

    「何が何でも大麻はダメ」という日本の当局と大麻取締法には何やら政治的背景がある
   ように思えてくるのは私だけだろうか?

                                          (つづく)



 

 高樹沙耶の親分、新党改革の荒井広幸氏の国会での質問。
 この人だとイマイチかもしれない。でも、世界で初めて大麻解禁したのがウルグアイの
 ホセ・ムヒカ大統領だと知ると大麻に対するイメージが変わってくるでしょう。
 





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1:アニメや漫画は秩序を乱す有害文化であり、すべてのキモオタは殺処分されなければならない。

2:女は子供を生むために存在している生物であり、男に犯されることは女の義務である。女という生物は本能的に『犯されたい』と思っているはずなのだ。

3:同性愛者のけがれた精神は、我々大韓民国人の聖なる精液によってのみ浄化される。同性愛者の女は我々に犯される義務がある。



          ≪ジャップ・エンド教≫

2016-10-31 Mon 02:41 | URL | ジャップ・エンド教 [ 編集 ]

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