素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

もういい加減あきらめたらどうだ!TPP批准強行採決

    



    ホントは10月28日のはずだった。
    いや明日(2日)かもしれない、いや4日だ。
    何のことか、もちろん、TPP批准衆議院強行採決の日程だ。
    世間では「TPP批准強行採決反対」が叫ばれるが、私は政府は今国会での批准をあき
   らめた方がよろしいんじゃないですかと言いたい。
    もちろん、強行採決反対だが、それよりも無理強いしない方がいいんじゃないかと考え
   る。
    理由その1は、プーチンにちゃぶ台返しされて「北方領土(2島)返還」の目が消滅したか
   らだ。

     北方領土問題の進展に“前のめり”の安倍政権にとっては痛いニュースだろう。

     ロシアのプーチン大統領が27日、ロシア南部ソチでの内外有識者との会合「ワル
     ダイ会議」に出席した際、日本との平和条約締結交渉について、「(合意までの)
     期限を設けるのは不可能であり、むしろ有害だ」と語ったという。

     いつ、どのように解決するかについても「今答えることはできない」とした。

     一方でプーチンは、中国との間で領土問題を40年かけて解決したことを念頭に、
     「中国とは戦略的なパートナー以上の、これまでにない協力のレベルに達した。
     残念ながら日本との関係はそのような質に至っていない」と話した。

     日本国内では12月のプーチン訪日に合わせ、北方領土問題について「2島返還」
     だとか、「期限を区切った平和条約の締結で合意する」など過剰な期待が高まって
     いた。プーチン発言はこれに対する牽制とみられる。

                              ~ 日刊ゲンダイ DIGITAL ~



     これを持って2島返還の道筋が消滅とは言い過ぎではないか、プーチンは牽制しただ
    けではないか。これを補完する要因にして理由その2がアメリカ大統領選だ。
     もうトランプで決まりでしょう。民主党のバイデン副大統領は早くもトランプ当選なら支
    持すると表明しているし、仮にヒラリーが不正選挙で当選したならアメリカは内戦だ。
     元共和党議員のジョー・ワルシ氏はラジオで「トランプが負けたら銃を手にする」と明言
    したと伝えられる。これは比喩だとする人もいるが、米国憲法に規定された「いざという
    時には、ミリシア(武装民兵)となって、愚かな政府を打倒する権利アメリカ国民はもつ」
    はお題目ではないだろう。
     安倍首相の対ロシア交渉はアメリカでオバマ路線を大きく逸脱しない大統領が誕生す
    ることを前提としている。トランプが大統領に当選したら安倍内閣はほとんどトランプ政
    権にパイプがないだろう。不正選挙でヒラリーが当選したらアメリカは大混乱だ。
     どちらが当選しても日本はアメリカと対ロシア領土問題でコンセンサスがとれない。
     そんな日本とプーチン・ロシアがまともに外交交渉すると思えない。
     KGB出身のプーチンは今後のアメリカの状況をとっくに見切っている。
     北方領土でロシア・プーチンと外交交渉するバーターとしてのTPP早期批准なのだか
    ら北方領土(2島)返還の見込みがない今、TPP批准を急ぐ必要がもうない。

     「いやいや、経済界が早く批准してくれ」と言っているからって、トランプにちゃぶ台返し
    されたら何の意味もありません。

     理由その3は共同通信のTPPに関する世論調査だ。

     今国会で成立させるべきだ          17.7%

     今国会にこだわらず慎重に審議するべきだ 66・5%

     今国会で成立させる必要はない       10.3%

     分からない・無回答               5.5%


    安倍内閣にしては「何でこの時期こんなことしやがるんだ」と思っているだろう。
    共同通信にマスコミとしての良心が残っていたか、風を読んで宗旨替えしたかいずれ
   かわからないが、この世論調査では国民の76%以上が今国会で拙速にTPP批准すべ
   きではないと意思表示しています。
    「世論調査は一つの指標にすぎない」とか言って無視するのかもしれませんが、この国
   民の声を無視して強行採決した時の反動は恐ろしいと思いますよ、自民党のセンセイ方。
    
    理由その4は、昨今の大麻逮捕事件についてこんな見方もあるからだ。

     ◆〔特別情報1〕
      韓国の朴槿恵大統領は、北朝鮮系の知人女性に国家機密漏洩罪で死刑判決を
       受ける公算大、米国ヒラリー・クリントン前国務長官は、自分のメールによる国家
       機密漏洩容疑で逮捕、民進党の蓮舫代表は、日本国籍を取得しないまま参院議
       員を続けていた国籍法違反容疑で逮捕、安倍昭恵夫人は、大麻取締法違反(所持)
      の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された元女優・高樹沙耶(本名・
      益戸育江)にかかわる「医療大麻イベント」を推進していた事実があり、マークされて
      いる。さらに安倍昭恵夫人は、鳥取県智頭町で町おこしのために大麻の栽培許可を
      得ている会社代表、上野俊彦容疑者が10月17日までに、自宅に乾燥大麻を隠し
      持っていた大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された事件との関係も注目
      され、夫の安倍晋三首相の政治生命を危うくさせている。

                   ~ 板垣英憲 マスコミに出ない政治経済の裏話 ~


    もし、昭恵夫人が大麻所持に関して当局に逮捕でもされたら安倍内閣は一発で逝ってし
   まう。そんなことはないとしてもトランプ大統領が誕生した後、「文春」か「新潮」に「昭恵夫
   人が大麻を~」とか記事が出たらどうなるでしょう。TPP強行採決の後にそんな記事が出
   たら内閣支持率ガタ落ちです。国内をまとめ切らない、すなわち支持率ガタ落ちの安倍首
   相とプーチンが本気で外交交渉するはずがないといくら強気の安倍支持の右派だって気
   づくはずです。そうするとさらに安倍首相は求心力を失います。とても解散総選挙どころ
   ではありません。
    「ああ~、あの時強行採決さえしなければここまで支持率は下がらなかったのに・・・」と
   いっても後の祭りです。
  
    そこのところ、自民党のセイセイ方、よ~く考えてください。
    センセイ方ももう御存じでしょう、安倍政権盤石のようでももう落日が近いことを。
    沈みゆく船の船長にいつまでもおつき合いする必要はないじゃありませんか?
    マスコミのように宗旨替えするなら今です。
    党議拘束かけられても反逆したら、センセイ、国民はあなたのことを忘れません。
    次の衆議院選挙で他の自民党議員が落選してもあたなだけは当選します。
    何々、そんなことしたら党の公認がもらえない。恐れることはありません、もう間もなく自
   民分裂でしょうから。「間もなく」はちょっと気が早かったかもしれません。もう解散総選挙
   は無理ですから自民党除名になっても国会議員であることには変わりありません。
    他の党に行けばいいだけです。
    次の総選挙の頃には自民党は分裂だと思います。 

    一方、野党は衆議院で強行採決されても参議院で徹底抗戦して下さい。
    条約批准の衆議院の優先、30日自然成立の期限はもう切ってしまいましたから、徹底
   抗戦しているうちに会期末11月30日をむかえます。そして自然成立はできずという結論
   に至ります。
    「あっ、そちらの自民党のセンセイ、何か言いたいようですね。『そんなことは知ってい
   るよ、しょうがないからおつき合いでやっているんだ!』ナルホドそうでしか」

    そうかもしれませんが、「おつき合い」で強行採決すると次の総選挙で酷い目をみま
   すよ。










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