素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

熱烈歓迎!唐納徳・特朗普美国大統領!?

    


 
     トランプ当選を受けて何のパイプもなかった首相官邸周辺は右往左往のようだった
    が、米国CBSの「60 Minutes」のインタビューにおけるトランプ発言を聞いて少しは
    胸をなで下ろしただろう。 
     この番組におけるトランプ発言は公約より丸くなりだいぶトーンダウンしたと喧伝さ
    れる。曰く「メキシコ国境の壁は一部はフェンスでいい」「同性婚を認める」、廃止を約
    束していた医療保険制度改革「オバマケア」について「一部引き継ぐ」等々。

     選挙中のトランプの発言は、当選するための戦略、彼は暴言王を演じているのだと
    いう見立てもある。
     いや、そうは言ってもトランプは、防衛費全額負担等に関して厳しい要求を突きつ
    けてくるに違いない。さてはて、どうしたもんだ、先が読めない米国新大統領にいか
    に対処すべきか、外務省を始め日本側の不安はまだまだ拭えきれない。
     暴言王も勝利宣言以降の大人しいトランプもどちらもトランプなのだ。
     こんなベタなこと言う人はいないが、彼は双子座(1946年6月14日生まれ)なの
    であります。私は大学時代の親友2人が双子座だったから彼らのことはよくわかるの
    です。要するに彼らは軽く2重人格なのです。
 
     双子座のトランプの2重人格的特徴は趣味趣向にも現れている。
     トランプは今年は黒、来年は白、再来年は黒といった具合に毎年、愛車のベントレ
    ーの色を変えるそうだ。白黒白黒と変わっていくトランプに対しては日本のとって都合
    のいい色のトランプと交渉すればいいのです(笑い)。そう言う問題じゃないか。
     ただ、右往左往しているのは属国・日本だけのようです。

     ロシア議会はトランプ当選が決まった瞬間、拍手が湧きあがったそうだ。
     トランプとプーチンは顔合わせる前から相思相愛だと伝えられる。
     トランプはカジノを経営していたせいか北方領土でカジノとか言われるが、それはさ
    ておきロシアはウクライナ問題で欧米から経済制裁受けている。トランプ大統領になっ
    てプーチン・トランプの間柄から経済制裁解除を期待しているだろう。
     米露接近は日露関係にも影響を及ぼし、北方領土が解決に向けて前進するだろう
    という見立てもあるが、中期的なことであって12月のプーチン来日にはさしたる影響
    を及ぼさないだろう。
     何たって12月時点では、まだオバマ大統領なのであってトランプは大統領に就任
    していないのだから。

     一方、中国はトランプをどう見ているのだろうか?
     暴言王トランプは、選挙中「中国はアメリカ貿易赤字の元凶」とか散々な言いようだ
    ったが、中国人もアメリカ人も大陸人、そんなに気にしていないようだ。
     ネット上では日本以上に「唐納徳・特朗普(ドナルド・トランプ)」という文字が飛び交
    っていたそうだ。否定的なものより好意的なものが多かったと聞く。
     習 近平ら「中南海」の人々は日本と違ってトランプ新大統領を「熱烈歓迎」のようだ。
      (だいたい彼らは大袈裟なのであって御存じと思うが、儀礼で「歓迎」でも「熱烈歓
       迎」という表現を使うことを付記する。)
     なぜ、トランプ大統領を歓迎するのかは、ジャーナリストの李 大音氏に説明してもら
    おう。

       「何せトランプ氏は中国にとって、4つの意味で 『 理想の大統領 』 なのです。
       第一に、アメリカ軍のアジアからの撤退・縮小を公言してくれている。
       第二に、『 経済的な中国包囲網 』 とわが国が捉えているTPPを廃止して
       くれる。第三に、商人なので結局はカネで転ぶと睨んでいる。第四に、超大
       国アメリカの国内が分断され、自滅の道を歩むに違いないからです。」

                        ~ 週刊現代 11月26日号 ~


 
     さて、ロシアも中国もトランプ大統領を歓迎して蜜月状態となったら、日本はどうなる
    のだろう。国際社会で置いてけぼりかいな。オバマが見送ったAIIB参加にトランプは
    含みを持たしたという。
     TPPといい、AIIBといい安倍政権は完全に梯子外された。
     
     安倍政権に限らず戦後、日本の政権は日米同盟の後盾のもとに属国としての“ お
    勤め ” はしっかり果たすことで米国から“ お墨つき ” をもらってきた。
     素人の私がこのブログ始める7年以上前から世界は大きく変わると予感していたの
    だから玄人であるはずの政治家センセイは、当然、この世界の変化を察知して対策
    を打っておいてもらわないと困るのだが・・・・・そうではなかったのだ。
     国内では偉そうなこと言っていても、ギリシャ・ローマの奴隷のように「奴隷でいます
    から身分を保障して下さい」――― これじゃしょうがないのだ。
     佐藤 優氏は言う。「トランプを歓迎するのは、既存の秩序を変更したいと願う国々。
    ロシア、中国、北朝鮮などです。」と。
     政治家のみならず官僚、知識人、マスゴミも意識・無意識の差はあるにせよ「奴隷
    でいいですから身分保障して下さい」と現状維持を願ったからこそヒラリー支持となっ  
    たのだ。

     日米同盟を通してより他に「世界」に対峙できない日本の政治家は大丈夫かいな。

       「ビジネス感覚のトランプ外交によって、米ロ関係、米中関係は劇的に変わ
        ると思います。必然的に日ロ関係、日中関係も変化を迫られる。今まです
        べて対米追従で済ませてきた日本外交は早晩、通用しなくなるでしょう。
        ところが、安倍首相は17日の会談でトランプ氏に日米同盟の重要性を力
        説しようとしている。そうだとしたら見事にピント外れだし、おそらくトランプ
        氏に呆れられると思います」(元外交官の天木直人氏)
       
                           ~ 日刊ゲンダイ 11月17日 ~


    
     「明治憲法」への回帰を隠さない自民党内憲法改正論者に端的なように彼らは完全
    に「世界」から取り残されているのだ。
     決して「保守」などではなく単なる「回帰」でしかない。

     国内的にはマスゴミが機能しないから訳のわからない屁理屈で何とかなるが、今や
    世界的には全く通用しない。
     トランプ大統領誕生はいやがうえでもそう痛感させられるだろう。

     もう退場願うしかないのだ。







 
スポンサーサイト

政治 | コメント:0 |
<<UCLA映画テレビアーカイブ  前編 | ホーム | マスゴミ交代34 「 脳にひびが入り始めたマスゴミ 」 後編>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |