素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

ドス黒い欲望の埋まった土地に建てられた小学校

    



    ご存知のように大阪豊中市の国有地が学校法人「森友学園」(籠池泰典理事長)に小学
   校用地として払い下げられた件に関してとうとう会計検査院が調査すると表明した。
    財務省の佐川宣寿理財局長は過去に前例がないことと国会で答弁した。 

     大阪市の学校法人「森友学園」が小学校用地として国有地を格安で取得
     した問題で、財務省の佐川宣寿理財局長は23日の衆院予算委員会で、
     ごみ撤去費用を約8億円と見込んだ作業を国の機関が直接行ったことに
     ついて「今のところ(同様の)事例は確認できなかった」と述べ、前例のな
     い手続きだったと明らかにした。

                    ~ YAHOO ニュース ヘッドライン ~



     【土地の価格が限りなくゼロはあり得ること】

      評価額9億5300万円の土地から地下ゴミ撤去費用8億1900万円(約▼85.9%)
     を控除して1億3400万円になってしまったことがあまりに衝撃的だったのか、あり得
     ないことだと喧伝されているが、土地の価格が限りなくゼロになることすら現実にはあ
     り得ることだということをまず申し上げたい。
      広義の土壌汚染や地下埋設物のある場合に見られることだ。
      私の経験で言うと、建物にアスベストを使用していて当該アスベスト除却費用を考慮
     した場合や産廃処分場の産業廃棄物撤去費用を勘案した場合がこれに当たる。
      工場跡地等の明らかに土壌汚染や地下埋設が疑われる土地ではなかったとすると、
     評価額9億5300万円としても不当とはいえないが、こういう事態を招いたからには
     評価人及近畿財務局の軽くチョンボだといえるかもしれない。
      決定的チョンボと言えないなら麻生財務相の強弁も通るだろう。
      ただ、財務省理財局長が「前例がない」と明言したのだから疑われても致し方ない。


     【問題は1億3200万円だ】

      あまりに格安に国有地が払い下げられたのではないかとの疑義が独り歩きしてしま
     っているが、問題はそこよりもむしろ国から「森友学園」にわたったとされる1億3200
     万円だろう。 この国から「森友学園」の金銭の授受によって同学園の実質的支出額
     は200万円となったのだから。


森友

                           ~  出典 玉木雄一郎 ツィッター 


     この1億3200万円が小学校設立の補助金なら問題ないのだが、どうもそうではない
    ようです。国から「表層部のごみ処理費用など」として1億3200万円をもらったと伝えら
    れる。私はどうもこの点が腑に落ちない。
     さらにそもそもの成り行きから遡ると、「森友学園」は当初、国からこの国有地を借りて
    いたそうだ。

       2015年5月 森友学園が土地を借りる
        2016年3月 森友学園が土地の購入を決める
        2016年4月 国が森友学園に1億円超を支払う
        2016年6月 森友学園が土地を購入する

                          ~ 引用 Buzz Feed ~


     私はこの経緯を読んでいて「ハタ!」と閃いた。
     「籠池のおっちゃんやりよったな」と(笑い)。
     籠池理事長は私のようにゴミが大量に埋設されていると撤去費用を控除して格安で国
    有地を買えることを承知していたのです。   

     「理事長、あの土地、ぎょうさんゴミが埋まってますのや」
     「それほんまか?そりゃ買わな損やがな」

    なんて会話が目に浮かぶ。
    この会話はどの時点でなされたのか、土地を借りる前か土地借りてからなのかそれ
    は定かでなない。そもそも国有地を買えないからといって借りるなんてことが出来るの
    だろうか?
     これについて財務省の佐川宣寿理財局長は「国有地貸し付つけ + 売却」が過去の2
    件、事例があるとしている。逆に言うと相続税の物納案件も含めれば国有地の売り払い
    は膨大な数があるのに過去2件しかないということだ。
     これらの経緯について政治家が関与したことを立証することは難しいだろう。
     ただ、間違いなく言えるのは籠池泰典なる人物が怪しげな人物であることだ。


  
   【ドス黒い欲望の埋まった土地に建てられた小学校】

    この小学校が当初「安倍晋三記念小学校」という名称だったがこれを安倍首相は断った
   と国会で答弁した。一方、この小学校の名誉校長として昭恵夫人が名を連ねていたことは
   認めた。ご存知のように急に小学校のHPから安倍昭恵氏の写真等が削除された。
    さらに経営が成り立つか危惧されていた「森友学園」の運営するこの小学校に松井大阪
   知事が急に認可を下ろしたことも報道された。
    安倍昭恵氏の夫、安倍首相、小学校HPの名を連ねる平沼赳夫氏、松井大阪府知事、
   これらは「日本会議」シンパであり、理事長の籠池泰典氏は「日本会議」大阪支部の幹部
   であります。
    彼らは「愛国」を口にする右翼であるが、大日本帝国憲法の復活を目論見、象徴天皇の
   堅持を旨をする天皇陛下に嫌悪されている。右翼なのに天皇に嫌われる!随分と奇妙な
   右翼だこと。
    よく「天皇の政治利用だ」とか非難する輩がいるが、政治家、権力者はホントはもれなく
   天皇を政治利用したいのだ。だからこそ自分以外に気に入らない奴が天皇に近づくと「政
   治利用」と口走る。さらに「國體」という言葉がありますね。人によって定義は若干、変わっ
   てくるかもしれませんが、一応、「天皇を中心とした秩序(国のかたち)」ということにしてお
   こう。
    でも、いかなる定義を持ってしても実態とは異なると私は考える。
    「天皇を中心とした秩序(国のかたち)」(及びこれに群がる利権集団)、これが今日、多く
   の右翼、保守が言うところの「國體」の実態だと思う。
    この利権集団に入りたい、これを強化したい人々が「國體、國體」と声高に叫んでいるよ
   うに思えてならない。もちろん、本来は違うのだが。

    「日本会議」はその利権集団の大きな一つだろう。
    そんな「日本会議」の大阪幹部が仕切る小学校用地の地下にはゴミでなくドス黒い欲望
   が埋まっているに違いない。




 




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