素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

北朝鮮情勢から世界情勢へ 前編

     



     朝鮮半島有事懸念の報道が続いている。
     ネットも既存メディアも扇動的記事が少なくない。
     政治家も「危険」、「無問題」とそれそれぞれのスタンスで発言している。石破 茂氏は
    地方セミナーで「ソウルは火の海になるかもしれない」と言い、山本一太氏は「日韓両国
    が核攻撃を受ける可能性があるから米軍先制攻撃の可能性は低い」と述べた。
     この話題、記事にはしなかったが、友人と再三、メールのやりとりはしてきた。
     記事にしたようにトンンプ狸に一杯くわされたことを考え合わせると、もうやや旬を過ぎ
    たような気もしないではないが、本当かどうかカール・ビンソンは間もなく日本海に到達
    すると言うし、中国による金恩亡命説得が報道される一方、いや6回目の核実験は近い
    とまたぞろ危機が叫ばれていることから、今一度、いくつかメモしておこう。

 
    【なぜ北朝鮮は強気なのか?】 ~ 朝鮮半島緊張は何を物語るのか? ~

     先代、金 正日の時代から「瀬戸際外交」は北朝鮮のお家芸であった。
     金 正恩時代となり、挑発の度を越して脅威にすらなりつつある。
     なぜ、北朝鮮はかくも強気なのだろうか?
     もちろん、中国が本気で経済制裁しないどころか後盾ですらあるからだろうと考えられ
    るが、伯父で中国とのパイプ役、張 成沢(チャン・ソンテク)が公開処刑されてからは、
    「中国」といった曖昧な言葉では説明がつかない。  

      反習近平派の拠点、中国人民解放軍「瀋陽軍区」が北と通じて
      クーデターを計画している!


      北朝鮮の核ミサイルはワシントンや東京を狙っているとは限らない。
      北京も含めるべきではないか。一方で、小欄の目には北朝鮮と中国
      の国境が映らなくなっている。

                              ~ 産経NEWS ~



      北朝鮮のミサイルは東京ではなく北京を狙っている。
      これは副島隆彦氏も以前から述べていることだ。
      北朝鮮と中国を考えるうえで旧満州という地域区分を想定しないと意味不明となるの
     だ。
      
       鴨緑江の向こう側には人民解放軍の中で最も精強で、機動力にも優れる
       《北部戦区(旧・瀋陽軍区)》が陣取る。

                              ~ 引用同上 ~


      この瀋陽軍区が北朝鮮の後盾らしい。
      朝鮮民族は朝鮮半島よりこの旧満州に多いとすら言われるくらいだから瀋陽軍区が
     北朝鮮のかた持つのは当然だろう。千葉市にもここからきたと思われる中国人は在住
     していると考えられる。中華料理屋なのにマッコリが置いてあるのはそのためだろう。
      聞くところによると、朝鮮系中国人は、半島の朝鮮民族より日本人のことが好きらし
     い。菅沼光弘氏曰くのとおり、旧宗主国と旧植民地の関係は加害・被害というような
     単純な力学だけでは語れないのだ。
      習 近平としてもこの瀋陽軍区の力を削ぎたいようだが、どうも事態は捗々しくない
     ようだ。

      特に最精強を誇る《瀋陽軍区》は、習主席にとって目障りどころか、政治生命
      まで左右する「超危険な存在」であった。いや、依然、「超危険な存在」と言う
      べきだ。今なお、北部戦区は「瀋陽軍区」なのだ。

      習主席は、北京より平壌と親しい「瀋陽軍区」によるクーデターを極度に恐れ
      ている。「瀋陽軍区」高官の一族らは、北朝鮮に埋蔵されるレアメタルの採掘権
      を相当数保有する。「瀋陽軍区」が密輸支援する武器+エネルギー+食糧+生活
      必需品武器や脱北者摘発の見返りだ。北朝鮮の軍事パレードで登場するミサイル
      や戦車の一部も「瀋陽軍区」が貸している、と分析する関係者の話も聞いた。

      もっと恐ろしい「持ちつ持たれつ」関係は核・ミサイル製造だ。中国人民解放軍の
      核管理は《旧・成都軍区》が担い「瀋陽軍区」ではない。「瀋陽軍区」は核武装して、
      北京に対し権限強化を謀りたいが、北京が警戒し許さぬ。そこで核実験の原料や
      核製造技術を北朝鮮に流し、または北の各技術者を「瀋陽軍区」内で教育・訓練し、
      「自前」の核戦力を造ろうとしているとの観測が浮上してくる。しかも、その核戦力は
      日米ばかりか北京にも照準を合わせている可能性がある。

                                ~ 引用 同上 ~


     
     瀋陽軍区が北朝鮮の後盾になるのは、同じ民族が多数いるからということだけではな
    い。成都軍区を出し抜いて自前で核武装したいからのようだ。
     記事ではクーデターの可能性について述べられているが、仮にクデターが成就したら
    どうなるのだろうか?旧満州の中国からの独立?つまり、ネオマンチュリアン計画が想
    起され、イスラエルからのユダヤの移住となればどうしてもロス茶の影がちらつきます
    ね。

     北朝鮮緊張を語る時、今回は米軍のシリア攻撃抜きでは語れない。
     プーチンは早くから米軍のシリア攻撃に疑義を呈していた。

       このなかでプーチン大統領は、「2003年にアメリカがイラクで化学兵器を
       見つけたと国連に報告したときのことを思い出す。そのあと軍事作戦によって
       イラクが破壊され、テロの脅威が高まり、過激派組織が出現した」と述べ、
       かつてアメリカがイラクによる大量破壊兵器の開発を主張して武力行使に
       踏み切ったことを引き合いに出し、今回の攻撃を強く批判しました。

       そしてアメリカの大統領選挙の際にトランプ氏の主張に反対していたヨーロッパ
       各国もトランプ政権との関係改善を図っていると指摘し、「シリアやロシアを共通
       の敵とすることで、欧米が結束を図っている」と述べ、ロシアを敵に見立てて欧米
       が接近していると反発しました。
          http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170411/k10010945201000.html


     今やアサド政権による化学兵器使用は偽旗事件であることことは周知のところだ。
     トランプもそれを承知で国際法無視してまで攻撃を命じたとも言われる。
     このNHKの記事はもう消されてしまったのだが、こういう消された記事はなんかひっ
    かるのだ。「シリアやロシアを共通の敵とすることで、欧米が結束を図っている」とある
    が、いつも思うのだ、何なんだ「欧米」って?冷戦はとっくの昔に終わり、プーチン・ロシ
    アはメルケル・ドイツと仲良しだし、G8の一員でもあるのに「欧米」って言われるといま
    だに「西側」と対立するロシアという響きがあるではないか?
      かつての「西側」諸国と連携・同盟していた日本は今でも「欧米」(≒「西側」)と言わ
    れると「欧米」はいつも正しい、悪党はロシアだとするのがウクライナ扮装だ。
     プーチンは「欧米」とぼかしたが、「欧米」とはすなわち、彼がロシアから追い出したオ
    リガルキーとこれに連なるサバタイ派のことではないのか。

     米軍のシリア攻撃は、キッシンジャーが指揮したとも言われる。
     今回、キッシンジャーの背後にロス茶がいるかどうかは知らないが、以前、イヴリン・
    ド・ロスチャイルドはシリア攻撃の正当性について言及している。
     北朝鮮とシリア、どっちもお馴染みの戦争屋さんにどうしても辿りつくようです。
     第3次世界大戦起こしたい彼らは、同時に非常に追いつめられている。
     大手どころか「詰み」が近ければ近いほど戦争したいようです。

       27.先の大戦(WW2)の敗戦から72年目で、私たちは、次の大きな戦争
       (WW3)の時代に突入しつつある。これは事実である。しかしアメリカの
       トランプ新政権は、今回、それを避けるための慎重な行動に出ている。
       これはマネイジド・スモール・ウォーmanaged small war 「よく管理された
       小さな戦争」である。決して大きな戦争( large warラージ・ウォー)ではない。
       それでも、これまでの、low intensified conflict 「 低緊張紛争状態」からは
       随分と変わった。

                     ~ 副島隆彦 重たい掲示板 2126 



      これまでは「中東」という遠い世界のことだったから切迫感がなかったが、今回は
     北朝鮮という隣国のことだからさすがに多くの人が実感しているだろう。

      金 正恩より手ごわいのは彼ら戦争屋さんだ。
      彼らは打倒しないと平和は訪れないし、彼らを打倒する時期に来ていると思う。

                                       (つづく)







 
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