素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

北朝鮮情勢から世界情勢へ 後編

   



    【北朝鮮はなぜ独裁政権なのか?】~ 北朝鮮王権の正統性と歴史は脆弱~

     今さらこんな設問はないだろうと思われるかもしれないが、緊張たかまる今こそ歴史
    的視点にたってみたい。
     ごくあっさり言えば、中国も北朝鮮も社会主義国家の一党独裁であって民主主義で
    ないから独裁政権といえよう。これでは答えにならない。仮にマルクスが正しいとして
    唯物史観なら資本主義を経て共産主義(社会主義)となるはずだが、中国、北朝鮮共
    にさして資本主義が発展する前に共産主義(社会主義)となってしまった。
     経済的近代化はともかく、資本主義が発展する段階で多少なりとも近代化されてい
    くはずだが、近代化の過程が未成熟なまま社会主義国家となった。かつて東側諸国
    は似たような過程を経ているのだが、儒教や様々の東洋思想が根強い両国は一層
    近代化から隔絶している。
     北朝鮮の場合、主体(チュチェ)思想という共産主義と古代・中世の神権政治が混然
    一体となっているものが支配しているからさらに性質が悪い。「偉大なる金 正恩同志」
    とか言っているが、北朝鮮では金 正恩は神なのです。

     ことの是非はともかく近代化の過程で経済的発展・伸長の延長としての他国との戦
    争はおそらく不可避なのだ。いわゆる戦争、20世紀的意味における戦争は近代化の
    構成要素とすら言えると思う。日本を始め先進諸国の多くがこの過程を歩んできた。
     前近代国家が経済的発展・伸長の延長としての戦争、若しくは軍事的覇権に邁進
    することは、周辺諸国としては迷惑千万のことだが、歴史の必然かもしれない。
     中国がこれに該当するが、北朝鮮はさらに厄介だ。主体思想の国、北朝鮮は今だ
    神権政治を行っているのだから。神権政治の国、北朝鮮では兵器にも「神」=絶対
    を求め核武装したがる。(もっとも、兵器の神が核兵器だったのは20世紀のことで
    21世紀現在、疑問符がつくことは再三述べてきたし、今回も後述する)
    
      現代においても神権政治(もどき)を行う北朝鮮は、実際のところその王権の正統
    性、歴史が日本とは比べものにならないくらい脆弱なのだ。
      中国は極悪人の毛 沢東を神としないと統合できない。
      朝鮮半島はもっと酷くてまともな抵日戦線すら出来ず、終戦の日、日の丸、日章
    旗を引きずり下ろすことすらなく、朝鮮総督府には悠然と日章旗が翻っていた。
     この点をつくと韓国人は烈火の如く怒るそうだ。
     本当に痛いところをズバリと指摘されるからだろう。
     中国における毛 沢東が北朝鮮では金 日成にあたる。
     金 日成は何人かいるそうで、要するに市川団十郎みたいなものだ。
     本名:金 成柱を連れてきて金 日成としたのは陸軍中野学校出身、畑中 理
    (おさむ)なのです。
     つまり、北朝鮮とは実質、日本人が作った国なのです。
         
     北朝鮮の建国の父、金 日成から数えても金 正恩で3代目、しかも金 日成
    からして怪しく、さらに北朝鮮の建国そのものに彼らが敵視する日本人なくして
    はあり得ないのですから、金王朝の正統性及び歴史は実に脆弱なのです。
     その脆弱さをカバーするには李王朝と日本の皇室の血筋を必要としたのです。
     だからこそ横田めぐみさんは拉致されたのです。彼女の母親、横田早紀江さん
    は李王朝と皇室(梨本宮)の血を引いているのです。

     これらのことをアメリカ(CIA)はすべて承知しています。
     アメリカが北朝鮮攻撃するとしても北朝鮮を崩壊させる気はないのだ。
     レジューム・チェンジは少しも考えていない。それよりもっと大きなアジェンダのための
    北朝鮮攻撃だ。それは核兵器を排除した朝鮮半島統一であります。
     だいぶ遠回りしましたが、朝鮮半島統一のためには金王朝を崩壊させるわけには
    いかず、やがて金 正男の子、金 韓率に首をすげかえるにしても暫くは、金 正恩
    体制でいくしかないのです。
     問題はネトウヨ、右派のように「北朝鮮やっつけろ!」ではなくて朝鮮半島統一を
    いかにソフトランディングさせるかなのです。




    【トランプ、ティラーソンよりもマティス】
     
     北朝鮮の歴史より現実の危機が迫っている。
     明日、25日、北朝鮮が6回目の核実験をするか否かだ。
     空母「カール・ビンソン」は北上し、自衛隊も帯同すると言う。
     私は、明日は何も起こらないと考えます。
     もう少し待てば、米国が重大な局面を迎えるからです。
     米国がまた債務上限を迎えるし、トランプが議会と何とか折り合いつけてクリアしても
    5月になればプエルトリコのデフォルト危機が待っている。
     そうすれば米国に波及し、海外派兵どころではなくなる?
     北朝鮮はこのタイミングで6度目の核実験をするのでは?

     トランプが変節して軍産勢力のいいなりになったのか、田中 宇(さかい)氏曰くのよう
    にいいなりになったふりしているかは今後の軍事行動でわかるだろう。
     すぐさま米軍が先制攻撃すれば軍産のいいなり、そうではなくて金 正恩の資産凍結
    をも含めたさらなる制裁策ならいいなりになったふりではないか?    
   
     私はすぐさまの先制攻撃はないとした副島説をとります。

      1.副島隆彦のこれからの厳粛な予言である。北朝鮮に対する米軍の
      攻撃(空爆)は、起きる。それは来年の4月である。丁度1年後だ。
      そのときは、バンカーバスター・ミサイル(通常兵器では最高の破壊力
      を持つ。地下50メートルまでの分厚いコンクリートを貫通してそこで爆
      発する)を使う。おそらくこれを六発から八発打ち込む。あるいは連続的
      にこれを行う。これで北朝鮮の全域の核施設の全て破壊する。

      2.その前に、北朝鮮(金正恩、キムジョンウン体制)を挑発して、先に
      ミサイルを撃たせる。必ず北朝鮮に先に撃たせる。米軍による爆撃は
      その直後だ。この米軍のミサイルは、通常兵器であって核兵器ではない。
      戦術核ではない。 北朝鮮に先に撃たせる、ということがアメリカの軍事
      作戦の絶対的な条件、要素である。

      真珠湾攻撃もそうだった。日本から先に手を出した形になった真珠湾攻撃
      は、日本の最高指導者層の中にまで深くアメリカの意思で動く者たちがい
      たからだ(重光葵、米内光政、山本五十六ら)。第一次大戦への米国の
      参戦の理由となったルシタニア号沈没事件(ドイツの潜水艦の攻撃とした)
      も、始めからアメリカ政府による、謀略であり捏造によるものだった。
      米西戦争(1899年)の始まりも、米政府がキューバの客船を自分たちで
      爆発、沈没させて起こした。6日のシリア攻撃の前にも、捏造のサリン撒
      き事件を起こした。

      3.来年の米軍による攻撃の前の北朝鮮からミサイルは、韓国に向けて撃
      たれる。日本には打ち込まれない。日本の領土(にある米軍基地。三沢、
      岩国、沖縄の嘉手納)に撃ち込まれることはない。しかも核兵器ではない。

      4.おそらく、このとき、少なくても3千人から1万人の死者が出るだろう。 
      その攻撃目標は、仁川(インチョンン)の米海軍の基地か、ソウルの南方の
      烏山(ウサン)の米軍の空軍基地だろう。繰り返すが、その時期は、来年の
      4月である。それは核兵器ではない。通常のミサイルだ。それまでの、これ
      からの一年間は、あれこれと騒がしい、報道が続く。だから、世界はすっか
      り戦争体制に入ったかのように、騒然としてくる。しかし、この作為的に作ら
      れる次々の事件で、私たちは不安に陥(おとしい)れられるべきではない。


                       ~ 副島隆彦 重たい掲示板 2126  


    1年後くらいに有事が起こるとした根拠は今秋、トランプの訪中が済んでからだというこ
   とだ。仮にそうだとしても日本にミサイルが飛んでくるのではないか。
    外交・安全保障のキーパーソンはレックス・ティラーソン、H・R・マクマスターもいるが、
   軍事行動の最高責任者はジェームズ・マティスだろう。
    彼は軍人(制服組)あがりで軍産複合体ではない。
    軍産はあくまで今までどおりの米国覇権主義を貫きたい。
    マティスら軍人あがりは世界の多極化構造を容認している。
    世間的にはトランプ政権は軍事政権で危ういと考えているかもしれないが、私は軍産が
   政権内にいても軍人あがりがいるから安心と考える。   
    そうはいってもトランプは短命に終わり、ペンスが後を引き受けるのかもしれない。
    仮にそうなってもヒラリーを破って大統領になっただけでもトランプは大きな仕事をした
   と思う。
    なぜならヒラリーが大統領になったら・・・・。

     28. もし、今年、ヒラリー・クリントンが米大統領になっていたら、今年の
     10月ぐらいから、ほぼ確実に、ラージ・ウォー、すなわち、第三次世界大戦
     (WW3)が始まっていた。確実に、アメリカは中国とぶつかっていただろう。
     ヒラリーが大統領にならなくて、彼女を支える勢力が後退したので、それで、
     世界は救われた。 

     ヒラリー勢力(死のカルト集団)が指導するアメリカであったら、中国、および
     ロシアと戦争を始めていただろう。それは、北朝鮮の他に、中国の南沙諸島
     (なんさしょとう、スプラットリーアイランズ)の軍事基地への米軍の爆撃で始
     まっていただろう。それが、トランプを支えるアメリカ国民の勢力の登場で、
     ひとまず大きく回避されたのだ。これは、人類にとって喜ばしいことである。

                        ~ 引用 同上 ~



    司法長官、ジェフ・セッションズが弱腰でヒラリー一派を逮捕できないから今日のような
   状況が生まれたのだ。
    

   マティスの蔵書約7000冊のほとんどが軍事戦略・戦術に関するものだという。クラウゼ
  ヴィッツや孫子はもちろん、日本の戦国武将の戦略までありとあらゆるものが取り揃えてあ
  るそうだ。
   米軍が北朝鮮に勝利することは当たり前だ。その反撃として国内米軍基地であろうとミ
   サイルが飛んでくるのは作戦としては下の下だ。
   軍事戦略オタク、マティスの面目まるつぶれだ。勝利後、対日本、対中国の外交にも問題
   のないような作戦でないと意味がない。
   漏れてきた米軍の作戦ではEMP(電磁波)兵器で北の指揮系統、ミサイル制御を麻痺さ
  せ2時間でカタをつけるとか。これらについては北も対策しているだろうからその裏か、その
  上を行く作戦でないとダメだ。湾岸戦争の時のノーマン・シュワルツコフ(IQ180)が策定し
  た「砂の嵐作戦」は電話帳くらいの厚さがあったという。
   北朝鮮の方が反撃力は大きいから電話帳2冊か3冊かくらいの作戦指令書書かないと
  イカンでしょ。
   これを成し遂げてこそ軍事戦略オタクのマティスの面目躍如というものだろう。

   戦争は軍産にとって在庫一掃の意味あいもあるが、同時に未知の新兵器の実験場だろ
  う。過去にも実験例がいつくかあるのだ。
     
     イラクでは、さらに奇妙な兵器も使われた。特殊な戦車が来てバスを攻撃したら、
     そのバスがフォルクスワーゲンくらいの大きさにゆがんで溶けてしまった。 
     周りにいた三台の車も同様だった。乗っていた人間もみんなバービー人形くらい
     の大きさまで縮小した。中の兵士たちはもちろん皆死んでいた。

     ~ ベンジャミン・フルフォード 著  「闇の支配者に握り潰された世界を救う技術」~

               
    SFの世界のようだが、約6000の技術を封印しているペンタゴンであるからして、こうい
   う技術もあるのだろう。何たってもう21世紀なのだから。
    北のミサイル迎撃に関してEMP兵器が取りざたされているが、他にも迎撃兵器がある。
    高出力レーザー兵器(ADAM)がミサイル迎撃に成功しているという。
    これら未知の兵器が見せつけられたら金 正恩や日本の核武装論者の脳にバンカー・
   バスター・ミサイルが打ちこまれるだろうよ。
    核兵器こそ最強兵器と信じて疑わない人々の脳に。

    いずれにせよ、軍事戦略オタクのマティスに期待するしかない。
    例え、トランプ、ティラーソンらがどうあろうと。
    それしか我々には出来ないのだから。


    北朝鮮のミサイルが飛んでくるとか言うこの朝鮮半島有事懸念を奇貨として安倍ちゃん
   が共謀罪 ⇒ 改憲と一気に推し進めることこそ大いに警戒しないといけない。
    そのためには安倍政権を打倒するしかない。
    森友、加計他のスキャンダルなど朝鮮半島有事の前には「どうでもいいこと」では決して
    ないのだ。

                                        (了)






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