素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

そろそろ大きな政治家が必要だ

    



    ようやく稲田防衛相が辞任した。
    これ以上、彼女が大臣の椅子にしがみつくことは自衛隊の士気にかかわる事態だから
   だろう。
    それにしても8月3日の内閣改造前の防衛相の辞任はもはや自衛隊内の“ 影なきクー
   デター ” にすら思える。誰よりも自衛隊が稲田の辞任を望んでいたと推察される。
    これで安倍首相は、「加計学園申請は知ったのは1月20日以降」発言と相まってさらに
   追いつめられるだろうという具合に政局について述べようと思っていたのが・・・・・。
    もうこの話題はいいのではないかと思わざるを得ない。
    あまりに矮小化され、虚飾と粉飾と欺瞞の縄でぐるぐる巻きにされた“ 縛られ地蔵 ”が
   永田町の中心にポツンといるだけだ。
    

    話は変わるが、先日、料理店の店主F氏と飲んだ際、私の政治臭い体臭を嗅ぎつけた
   か、あれこれ政治の話題となった。ベイシックインカムの導入についてもふってみたが、
   賛成のようだった。その代わり生保(ナマポ=生活保護者)はなくせという主張だ。
    市役所で生保関連の部署にいる知人によると、生保のうちホントに働けないのは10%
   程度だという。10%程度が正確かどうかわからないが、多く見積もっても半分以下、30
   %以下がホントの生保なのだと思う。
    友人の友人で40代前半の男が生保になったが、「ホント働けないのか、身障者でも働
   いている人はいっぱいいるぞ!」と言いたくなってくる。

    世間でいう「ゆとり世代」が身の回りに少なからずいるが、その仕事ぶりを見ていると、
   どうも心配になってくるのです。
    A I 時代、約半数が現在の仕事をなくすと言われるが、真っ先に仕事をなくすのは、彼ら
   「ゆとり世代」ではないかと思えてならない。「働かなくても生保でいいじゃん!」とか言って
   あっさり仕事を諦め、生保になってしまう奴が続出するような気がする。
    ベイシックインカムが導入されれば生保はなくなるだろうが、そのために消費税20%?
   いやはや何とも迷惑なことだ。(前出F氏もベイシックインカム導入のための消費税20%
   に賛成のようだ。)
    やはりどうもベイシックインカム ⇒ 増税が安倍政権以降の政治の重要なキーワードに
   なるように思える。

    この話題は職場や酒場で話題になっても不思議ではないだろう。
    F氏の口から「やっぱり遷都すべきですよ~!」と発せられた時は、やや意表を突かれ
   た。みんな忘れてしまった遷都――― そういえばこんなニュースもあったね。

     文化庁の京都市への移転について検討している政府の協議会は25日の会合で、
     具体的な移転先を上京区にある京都府警本部の本館とし、遅くとも平成33年度
     中の本格的な移転を目指すことを正式に決めました。

                                 ~ NHK NEWS WEB ~



    京都の人は今でも天皇陛下は江戸(東京)へ行幸あそばされただけで、いつか戻ってく
   ると思っているね。
    遷都の裏返しは東京一極集中だが、久米宏氏は「東京オリンピック」に反対しながら、
   五輪によってさらに加速する東京一極集中に警鐘を鳴らしている。

     僕がオリンピックに反対する大きな理由は、これ以上、東京の一極集中は避ける
     べきだと考えるからです。既にヒト、カネ、コンピューターが集まり過ぎ。
     オリンピックは日本中の財や富をさらに東京に集中させます。首都直下型地震が
     起きたら、日本の受けるダメージは甚大になる。
   
                         ~ 日刊ゲンダイ 7月28日 ~
 

   
    
    F氏のような30~40代世代の一番の不満は働かない老人の増大のようだ。
    超高齢化社会と人口減少社会、これをどうするかが国家戦略特区より重要だと思うので
   す。国家戦略特区の一部である加計学園問題など本来なら小さいことだ。
    首相の贈収賄疑惑があるので取り上げられているだけだ。
    人口減少(⇒ 労働人口減少)は A I でどうにかなりそうだが、経済のシュリンク、地方の
   衰退はどうにもならないことだ。
    国家戦略特区でこれらが解決するとも思えない。

週刊現代 7.22 29


                     ― 出典 週刊現代 7月22日・28日合併号 ―


    どうも政治が小さくなり過ぎた。
    そろそろもっと大きなこと言う政治家が必要だ。
    国家戦略特区と言っても新自由主義の亜種に過ぎない。
    国家戦略特区では迫りくる未曾有の超高齢社会から生じる大問題を解決できない。

    
    永田町の縛られ地蔵ではなくて、八面六臂の活躍をする千手観音のような政治家が必
   要だ。





スポンサーサイト

政治 | コメント:0 |
<<田原総一朗提言の「政治生命をかけた冒険」を裏読み | ホーム | 安倍ちゃん最後の切り札 vs 政治的原爆>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |