素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

ぐぐっとベンさん VOL.2

  


  今回は、講演の内容とチト離れるが、「保守」と呼ばれる人々の現在の座標軸
 についてヒントとなることを書きます。


◎「悪徳ペンタゴン」or「超合金」 

  「悪徳ペンタゴン」――ベンさんは、そんな言葉は使っていない。
  これは、植草一秀氏の造語だ。悪徳ペンタゴンとは、

   「政」・・・政治屋
   「官」・・・特権官僚
   「業」・・・大資本
   「外」・・・米国
   「電」・・・御用メディア

  植草氏は、これらが癒着して自己の利権を守るため日本を腐食させていると説く。
  そんなことあるかいなと思っておられる方にも「業」以外がまさにカルテットとなっている様が、今回の「政治資金疑惑」ほどはっきりしたことはなかったのではないか?
  
  確かにそうなのだが、これに敢えて反対の立場をとってみよう。
  「政」、「官」、「業」は、昔からその癒着ぶりが指摘されてきた。今までは、見えにくかったかもしれないが、「外」、「電」も当然かかわってきたのだろう。
  
  でも、「政」「官」「業」の癒着は見方を変えれば、「超合金」と呼ばれ「世界一成功した社会主義」なんて言われた頃は、日本の経済力の源泉であった。
  一面において、癒着という弊害を含みながらも、「政」「官」「業」は「護送船団方式」とともに、日本に高度経済成長をもたらし、世界第2位の経済大国となる推進力となった。
  
  一体、どこがいけないのだ。
  皆さん、よくご存じであろうからあっさり一言で片づけるが、要するに時代が変わってしまったのだ。
  この癒着の構造は、今や日本に経済的発展をもたらさない。
  日本独特の経済システムは、世界からたち遅れている。
  だから、「構造改革」が必要だ。―――これも今や眉唾ものだ。
  「構造改革」とは、結局、日本解体改革だったのではないか?
  だったら、やはり「超合金」は堅持すべきではないか!

  「超合金」にさらにメスをいれようとする民主党はけしからん。
  となるかのようである。



  大雑把にいえば、「保守」と呼ばれる人々は、このペンタゴンに組み込まれた人々、若しくは連なる人々である。
  このペンタゴンの中核には、薩長勢力がどんと腰を据えている。
  この日の講演では、戦後、財閥を解体し、日本に真の民主主義を根付かせようとした時期があったのだが、閨閥(≒薩長勢力)を復活させたと説明された。

  小沢民主は政権交代によって、再び戦後初期のように日本に民主主義を根付かせようとしている。いきおい、その矛先はこの閨閥(≒薩長勢力)に向かっている。そんなことさせてなるものかと、もの凄い攻撃が行なわれてきたし、これからも続くだろう。
  でも、あれほど成功した「超合金」モデルの中核、閨閥(≒薩長勢力)に任せておいた方がいいのではないか?―――これが悪徳ペンタゴンに連ならない人々、ぼんやりとした保守層の人々が無意識に考えている「保守」だろう。
  
  それはあくまで「国内閉鎖モデル」であって、「外」すなわち米国の変容、及び「100年に1度の大転換」or「世界政府(NWO)」の視点が決定的に欠けているのである。
  すなわち、それらの方々は、いまだ「20世紀」にとどまっているのであって、「21世紀」の今を生きていないのである。
               
                           (つづく)




 
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