素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

「みんなの党 タウンミーテイング」に参加。 VOL.5

   


   渡辺氏は、日本がデフレにあえいでいる間に韓国がいかに伸長しているか、同国がUAE
  の原発を熾烈な競争勝ち抜いて受注したことを引き合い出して語る。
   でも、この件は「官から民へ」ではないよね。
   むしろ、国を挙げて官民一体化した大統領みずからのトップセールスだ。 
  
   「農地は早いもん勝ち!?」で述べたように、国の全面的バックアップがないと民間
  だけでは勝ち抜けない事情もあるのです。「官から民へ」というよりも「官をもっと活性化
  しよう」ということになるのです。正確にいうなら、「官を活性化」して「官民一体」で国を
  バックに商売することが必要な場合が増えてきているんじゃないか?
 
  
   「ネオ・コーポラティズム」で述べてように、開発型独裁が国家繁栄の近道であるようだ。
   もっとも、これは発展途上国に有効であって、成熟した日本社会ではどうなのだろうか?
   日本においても強いリーダーシップを有する政治家によるトップダウンの後押しが必要な
  ことは、間違いないのではないか?道州制の首長の力だけで、事足りるだろうか?道州制
  が導入されれば、中央政府の役割は外交、安全保障etcに限られるわけだから、
 国には対外的に強いリーダーシップとタフな交渉力を有する政治家が求められる。
 
 
 (道州制導入後、国に求めらる政治家が、従来型の地元利益誘導型でないことは確かだ。)
  
   逆にいうと、道州制導入のためには、対外的に強い国会議が出現することが下地となるだ
  ろう。以前も述べてように、対外的に強い、すなわち外交で力を発揮するためには、国内統
  治能力に優れていないといけないわけである。よって、連立方程式を解くがごとく中間省略
  すると、

   ① 道州制導入のためには、国内統治能力に優れた国会議員が必要

   ということになります。
   廻りくどいようだが、実にベタな結論が導き出された。各州が勝手に動き出す時に、国会
  議員、いや首相に国内統治能力がなければ、日本国はバラバラになってしまう。
   ①の命題が「正」であるとすると、その「対偶」らしきものは、
 
   ② 国内統治能力に優れた国会議員がいなけば、道州制は導入すべきでない。

  鳩山首相時に、道州制は導入すべきでないという結論だね。そもそも、民主党でなくても、
 連立政権では厳しいということになると思う。
  
  いや~、あれこれ思案するだけくたびれ儲けというもので、やがて日本もネオ・コーポラ
 ティズムの波に飲み込まれるでしょう。そうすれば必然的に中央政府はファシズム
 の色彩を帯びてくると思われる。

  副島先生によれば、ネオ・コーポラティズムには、新自由主義者も飲み込まれるそうなの
 で、渡辺氏ら地域主権論者もこの潮流に加わるだろう。
  統制経済も長く続くものではないだろうから、その反動として思い切り自由主義経済の方向
 に針がふれるような気がする。

  矛盾するようでも規制・監視の統制経済時代を経て、日本の地域主権時代は始まるかもしれない。

            (つづく) 



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