素晴らしき放浪者の戯言

100年に1度の世界の大転換、50年に1度の日本の政権交代を見届けるブログです。 政治、経済、メディア、都市、映画etcの各分野を放浪しつつ 時たま核心に迫ります。

ところで、政治はおもしろいですか?(後編)

   


   先日、とある官僚と話す機会がありました。
   私も世間一般からいうと風変わりな部類に属するんでしょうが、あたしなんざぁ、カワイイ
  もんで、この方は「ひえ~!!」と言うくらい突き抜けております。私とは年季が違うという
  感じであります。
   官僚にもいろんな方がいるんですね~。

   本を漁り、ネット上を泳ぎ、いそいそと講演に出かけても知り得ない「その奥」についても
  いくつか教えて頂きました。
   一見、経済合理性に合致した「地域主権」もどうやら彼らの日本弱体化(日本割
  譲)計画とリンクするようであります。
この点は中丸薫女史も指摘しております。


   政治家は、政策に通じているにこしたことはない。
   でも、それって営業マンが商品知識に長けているようなもんでしょう。
   営業の勘どころは別のところにあるように、政治の勘どころも別のところにあるように思う
  のであります。
   民主党の若手政治家を見ていると、政策には通じていてもこの政治の勘どころに欠けて
  いると思えてならないのです。彼らの「政治力」とは「専務派につくか常務派につくか」
  サラリーマンの「出世政治学」の延長にあるように思えてくる。
   世の中にはプロの営業マンがいますが、民主・自民を問わずプロの政治家が
  減っているように思います。


   世界覇権国家アメリカの衰退(いや、解体かもしれぬ)、そんな未曾有の事態を迎
  えつつある昨今、そんな矮小化した政治家に期待していいのだろうか、日本を任せ
  ていいのだろうか、と懐疑的にならざるを得ない。
  (かといって保守勢力にも期待できない)


   (ア)菅首相、及び周辺の松下政経塾系をみるにつけ、そう思うのであります。

   

   「新自由主義」――この言葉が適当かわかりませんが、要するに資本主義の機能「市場」
  を重視して、資本主義を先へ進めることと解しましょう。ギリシアを始め、ソブリンクライ
  シスがささやかれる昨今、この思潮は声高に叫ばれません。それよりも、国家財政をどうす
  るかが問題です。早晩、恐慌は世界を襲い、ネオ・コーポラティズム(統制経済)が広がっ
  ていくのでしょう。      
   でも、それも期間限定で、再び「市場主義」へと潮流は逆流すると思います。
   単純に「景気を良くする、経済成長させる」という非対称性の思考では、21世紀中
  頃までは、この思潮が正解なのだと思います。

   先ほどの官僚のサジェスチョンと同様、対称性の思考で見るならこの思潮には別の側面
  があると思うのであります。(詳しくは「21世紀の歴史」について書く時のべましょう)
   「国家の品格」の藤原正彦氏は、リーマンショックの時でしたか、「たかが経済」と発言さ
  れました。政治家にも一人くらい「たかが経済」と言い放つ人が居てもいいんじゃないでしょ
  うか?政治家には無理な相談でしょうか?


   「地域主権」「新自由主義」といったフレーズに多くの中堅・若手政治家が糾合され
  る事を私は見切ってしまいました。
このあたりに私が政治にインタレストをなくしつつある
  構造的理由の一端があります。我々が望むのはそれらとは別の政治家です。
   ここで「我々」としましたが、当ブログの読者がいかなる政治信条をもっているのか存じ
  ませんので、別のところにいる「我々」のことです。
   
   だいぶ先走ったことを書いてきましたが、我々は統制経済に至る過程を世間一般よりもは
  るかにリアルに捉えています。目先のことを考えると窮乏生活をいかに耐え忍ぶかが、まず
  差し当たっての問題です。嵐がやむまで亀のように首をひっこめて身構えることが必要で
  しょう。「ガラパゴス」と言われようが何と言われようが、国を閉ざしてもサバイバルする
  気概が必要です。

   次回は、これらのことを確認しあった「我々」について述べましょう。

                                   (了)                   




スポンサーサイト

政治 | コメント:0 |
<<無理めのリクエスト!?墓場鬼太郎 | ホーム | ところで、政治はおもしろいですか?(中編)>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |